「サロンパス」で知られる久光製薬が1月6日、経営陣による買収(MBO)で非公開化すると発表した。創業家出身の中冨一榮(かずひで)社長(53)の資産管理会社「タイヨー興産」がTOBを実施し、全株を買い取る方針。買い付け価格は一株あたり6082円で、同社の価値は約4500億円と算出されている。TOB成立後は上場廃止となる。

「久光製薬は約180年の歴史を持つ九州の名門企業で、中冨家から経営者を輩出している。サロンパスは世界100カ国以上で商標登録され、市販の鎮痛消炎貼付剤分野でシェア9年連続世界1位。財務内容も良好で、借入依存度も低く、内部留保も厚い」(金融関係者) 
週刊文春デジタル