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  • 近田春夫の考えるヒット 第1096回 「こぶしファクトリーの歌声は景気よくパンチが効いていた」

    2019-05-16 05:00  
     歌の魅力とは何なのか?
     そのことについて私は、大きく分けてベクトルはふたつあると思っている。ひとつは作家的な技量、つまり歌詞や旋律などの出来に関するところの議論であり、一方は歌い手の、官能に訴える力の話だ。
     音楽を生業とするような人間は、どうしても構造やスキルの部分に目が行きがちで、私なんかにしても、ついつい理屈で作品を評価してしまうきらいがないとはいえない。
     それを決して悪いとも思わないが、子供の頃夢中になった歌の数々を思い出すと、そのとっかかりは、案外歌い方や声だったりもしたものだ。
     そんなことに思いを巡らすきっかけとなったのが、こぶしファクトリーの新曲である。