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記事 49件
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第65回 桑田佳祐「マネージャー物語~大里洋吉の教え~」

    2021-04-22 05:00  
     二〇二一年も気づけば四月。アタシもこれまでの人生、本当に色んな人と出逢って来たのだが、その中でも特に衝撃的だった方がお一人。そう。それは何を隠そう、我らがアミューズの会長、大里洋吉さんなのである!!
     大里社長(当時)がアミューズを設立したのは、一九七八年のこと。あれは大里さん弱冠三十二歳の時。サザンオールスターズも、縁あってそこにジョインさせてもらう事となったのだが。音楽業界の事はもちろん、世間の何たるかもさっぱり分からない学生風情。まさにそんな我々を、かの大里さんは親身になって、今日(こんにち)までビシバシと鍛え上げてくれたのである!!
     今でも、たまに会うとフト気付くのだが、大里さんは殆ど「雑談」をしない。ゴルフがどうの、お天気がどうの、女の子がなんちゃらといったやり取りは一切なく、いきなりその日に一番言いたいコト、つまりはビジネスの話をブチ込んで来るのである。しかも、そのビジネスの話というのは、ほとんどが「夢」のような「壮大」な物語(テーマ)だ。 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第64回 桑田佳祐「アタシが選ぶ日本の三大名曲(ポップス)!!」

    2021-04-15 05:00  
     最近ふと我に返った時に、思う事がある。アタシもイイ歳なんだから、今後は、「やりたいコト」と「やるべきコト」だけを、毅然とした振る舞いでやろうじゃないか、と。
     根っからの「おっちょこちょい」と「見栄っ張り」な性格が災いして、これまで随分と余計な回り道や迷い道をしながら、音楽畑を歩いて来た。振り向けば、我ながら良く出来た作品もあれば、今聴くと脇汗が噴き出しそうな「失敗作」も多々存在する。
     ただ、ここで疑問が一つ。「いい歌」って、そもそも何なのだろう? 時代や演奏、歌唱、色んなものをひっくるめて、「名曲」たる要素を存分に孕んでいる曲とは、何であろうか?
     今回は、日本が誇る名曲中の名曲選。読者の皆さんは意外に思われるかもしれないが……。アタシが、今の気分で考える「日本の三大名曲(ポップス)」を大発表して参ろう!! 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第63回 桑田佳祐「陰翳礼讃~ワイルドなグレーで行こう!!~」

    2021-04-08 05:00  

    「見たよ!!」という方、沢山いらっしゃるのではないですか?
     何をって? もちろん、ユニクロのCMですよ!!
     綾瀬はるかさんが水に濡れる「ブラトップ走るクルマ篇」では、有り難い事にアタシの『悲しい気持ち(JUST A MAN IN LOVE)』を流して頂いております。
     それにしても、「胸をはって、生きていく。」というフレーズと共に、綾瀬さんが颯爽とブラトップ姿で歩くお姿。美しく、なんて尊いんだ!! 毎日ドキドキしながら、CMやウェブで拝見させて頂いております。
     だが、そんな時。ふとアタマを過(よ)ぎる事があります。
    「おい、ジジイ。何をそんなにニヤけてやがるんだ!!」
     と、どなたかに怒られやしないか……って(汗)。
     だって最近、やたらと厳しい目が注がれているでしょう? オリンピック・パラリンピックの人事にまで、そんなのが深く影響を及ぼすご時世だしね……。ジェンダー的な観点に照らして、その言動は如何(いか)なるものか? なんてね。
     そりゃあもちろん、男女に限らず、人は生まれながらにして平等であるというのは言わずもがな。立場や境遇によって生き辛さを抱えるような事があっては、絶対にいけないのであります。 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第62回 桑田佳祐「続・みんなビートルズが教えてくれた」

    2021-04-01 05:00  
     ザ・ビートルズこそ、アタクシの音楽人生の礎(いしずえ)、原点なのである!!
     今さらそんな事は大声で言うまでもない。世界中の大抵の音楽人の根っこには、ビートルズが住み着いているものだ。
     今じゃ、音楽の世界で当たり前になっている事の多くは、元を辿ればすべてビートルズに行き着くのである。
     先週の話の続きになるが、高校を卒業したビートルズ・フリークの姉は、大分県別府で旅館の仲居として働き始めた。
     たまに「長距離電話」で話もしたが、あの“自由過ぎる”姉が、なんだかこの頃、少し以前とは雰囲気の違う話し方をするようになっていた。
    “ナニ、気取ってんだコイツ……?”
     アタシは、ちょっと訝(いぶか)しい思いがした。 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第61回 桑田佳祐「みんなビートルズが教えてくれた」

    2021-03-25 05:00  
    「いつまで引っ張ってんだ?」なんて言わないでね。
     先般配信させて頂いたBlue Note Tokyoライブ。未だその余韻が脳から抜け切らない状態で、マジ困ったもんだよ(汗)。とにかく、最高の仲間が集まって音を出す。そんなシンプルな事が何よりも楽しかった!!
     それと、もう一つ思い出した事がある。純粋に音楽の原点に立ち返ろうとする時、いつもアタシの頭の中を過(よ)ぎる、大きな大きな存在がある。
     それはやっぱり……。『ザ・ビートルズ』なのである!!
     曲を書いたり、レコーディングをしたり、仕事や人生に行き詰まったり、素敵な女性と巡り逢った時(いつの話だよ?)……。「ココはビシッとキメようぜ!!」という大一番になると決まって……、「こんな時、ビートルズならどうするだろう?」って、人生の三分の二は考えて来た(by Jun Miura)。
     そうそう、Blue Note Tokyoでも演った、『月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)』なんて曲も、ビートルズへの憧憬をモロに歌ったものなんだ。とにかく、アタシが作り歌う音楽の「キモ」の部分には、必ずあのビートルズがドーンと居座っている。「クイーン」だろうが、「オアシス」だろうが、「マルーン5」だろうが……、他のどんな音楽も、どこかでビートルズを基準にして聴いている自分がいる!! 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第60回 桑田佳祐「メンバー紹介が一番好き!!」

    2021-03-18 05:00  
     スポーツやドライブ、ゲームに映画鑑賞、グルメや旅行、あとは素敵な女性とアヴァンチュールに耽(ふけ)ったり……。世の中には楽しい事がいっぱいあるのだ!!(あゝ、そんなご時世が懐かしい)
     でも、アタシにとって一番イイのは、気の置けない仲間達と集まって、ドカスカ「バンド」で音を鳴らす事。あの快感に勝るモノはないのである!!(ホントかよ!?)
     先般、Blue Note Tokyoでのライブをやらせて頂いたアタクシ。ミュージシャンシップ溢れる、腕利きのバンド・メンバーと一緒にプレイしてみて、改めてそんな思いを強くしたところだ。「バンド」を演るのはホントに楽しい。 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第59回 桑田佳祐「Live in Blue Note Tokyo!!」

    2021-03-11 05:00  
     去る三月七日、「静かな春の戯れ~Live in Blue Note Tokyo~」を配信させて頂いた。皆さんはお楽しみ頂けただろうか?
    「Blue Note Tokyo」。
     青山の瀟洒(しょうしゃ)な街並みの中に佇むこのクラブ、言わずと知れたジャズの殿堂である。これまで幾多のシンガー、ミュージシャンがこのステージに上がり、一体どれほどの名演奏を繰り広げて来たことか。
     アタシにとっても、Blue Note Tokyoの舞台で歌わさせて頂くというのは、長年の憧れであった。このたび、初の機会(チャンス)を頂戴する事と相成(あいな)り、感無量。
     二月末日の正午過ぎ。今から、ライブに向けての初日リハーサルが行われようとしている。 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第58回 桑田佳祐「そうだ、京都へ行こう」

    2021-03-04 05:00  
     気兼ねなくあちこちへ出かけられるご時世になったら、真っ先に行きたいところって、あなたなら何処?
     アタシはね、一も二もなくズバリ、京都だね!! あゝ雅(みやび)ニッポンの心、京都。古きゆかしきエキゾチックが呼んでいる浪漫(ロマン)の都。行きたいよ~!!
     世界中の人をトリコにしてきたあの風情に、アタシもすっかりやられてしまったクチである。毎年一度は訪れて、フラフラと散策したり、お茶屋さんなどで遊ばせて頂いたものだ。
     京都の魅力って、一体何なんだろうね? 人それぞれあるだろうけど、アタシからするとやっぱり、街中に「異界へと繋がる隠し扉」のような趣きがあって、我々をタイム・トラベルへと誘(いざな)ってくれるところ、かな。
     そう、ここはまさに「千年の都」であり、過去から未来へ続く、日本人の魂の巡礼地(メッカ)なのである。
     精霊を敬(うやま)い伝統と共に生きる京都の人々。何気ない街角にも、いちいち控えめな艶のようなモノがある。
     小路の先を芸妓さんが横切ったり、はたまた『榊マリコさん』が通りかかったり……。
     あ、榊マリコさんって、皆さんご存知かな? テレビ・ドラマ『科捜研の女』で、あの沢口靖子さんが演じる主人公のお名前ね!! マリコさんは、京都府警科学捜査研究所の法医研究員。どんな難事件も、科学的見地から解決へと導いてしまう「凜」としたお姿に、アタシの心はメロメロのドキドキである。
     そう、アタクシ何を隠そう、彼女が東宝シンデレラに選ばれ、NHK連続テレビ小説『澪つくし』でヒロインを演じられた頃から、大の沢口靖子様ファンなのだ!! 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第57回 桑田佳祐「最強・最愛のサポート・メンバーさん!!」

    2021-02-25 05:00  
     アタシやサザンオールスターズがライブを演(や)る時に、どうしても欠かせないモノって、なぁんだ?
     答えはもちろん「お客様」!!
     でも、忘れちゃいけない存在がもう一つ。
     それは、バンドの「サポート・メンバー」の皆さんだ!!
     彼らがいてくれると非常に助かる……と言うより、もはや彼らがいなければ、我々のステージ自体が成立しないと断言する。
     ウチの場合は特にだが、「サポート・メンバー」という呼称自体、あんまり良くないのかもしれない(汗)。
     サポートと言うと、何だか足りないところを補足してくれるだけの役割みたいだよね?
     そうではなくて、彼らこそアタシらの音楽活動の根幹を作り、精神的な支えにすらなってくれている人達なのだ。 
  • ポップス歌手の耐えられない軽さ 第56回 桑田佳祐「仕事をください!!」

    2021-02-18 05:00  
     なんかさぁ、面白いコト無いかねぇ? 今よりもっと、いやチョットだけでもイイからさぁ。新鮮で刺激的で、やり甲斐のある仕事がしたい!!(なんか、入社したばっかりの新入社員みたいな事言ってるね)
     まぁ、アタシの場合、こうやって仕事があるだけ有り難いけどさ。最近トミにそんな気持ちに囚(とら)われている。
     ナンデだろうね? すべてが縮こまりがちなご時世だからこそ、逆にパァーッとイキたいってのもあるけど、ここ数年「思考停止」しちゃってる自分自身に、ちょいと危機感を感じてるんだよね(汗)。自分の居場所と立ち位置に満足し始めたら、もうただのジジイだよ!!