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記事 5件
  • 近田春夫の考えるヒット 第1108回 「嵐20周年ベストアルバムに作詞家櫻井翔の健闘をみる」

    2019-08-08 05:00  
     デビューは'99年であったかと今回再認識させられた格好の嵐ではあったが、とりあえず歌詞カードをパラパラとやるだけでも――20年の歴史だ――結構色々な情景が脳裏に浮かんでくるものである。
     それはひとり嵐というグループの範疇にとどまらない。
     ところで、このアルバムの中でなんといっても思い出深いのはやはり『A・RA・SHI』だった。あの♪あらっし~の響きがいいんだか悪いんだか。未だに耳について離れないのは、どうやら担当の若者も一緒みたいでしたですね。
     懐かしんでいるうち、作者馬飼野(まかいの)康二の息の長いキャリアなどについても、あれこれ思いを致すこととなった。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1107回 「小林幸子の『名人芸』居住まいを正して拝聴した」

    2019-08-01 05:00  
     小林幸子が中川翔子とデュエット! とのニュースに、我が好奇心の向かう先はといえば、そりゃなんといっても二人の歌い手としての相性とは一体……どんな具合なのかなかなか見当がつかぬところだろう。これは聴いてみたくなる。背景というか裏事情というかこのキャスティングに至るまでのいわゆる“経緯”などもきっと色々あった筈だが、そこは置き一応資料的な話をすれば、'98年に小林幸子が一度出したシングルのリメイクだそうで、前回同様、ポケモン劇場版のエンディングに使われているとのこと。担当の若者の話では、聞いた感じはあまり変わっていないようである。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1106回 「みやかわくんのOnly this timeはフレッシュながら綿密な仕上がり」

    2019-07-25 05:00  
     以前に、みやかわくんの書く歌詞の一曲あたりの字数のあまりの量の多さについて、これはいくらなんでも凄いことになってるわァ、てな茶々を入れた日々もまだまだ記憶に新しい今日この頃だが、そんなみやかわくんのユニット、Only this timeの『ANSWER』。この歌詞量がこれまた決して半端なものではない、こいつぁ“世界のBTS”の新曲を差し置いてでも紹介せずばなるまい! と使命感に駆られてしまった(?)私なのだった。
     読者諸兄――おっとそのいい回し、今日日(きょうび)微妙に差別の恐れのアリやナシや? マズイマズイ(笑)。“諸賢”にでもしときますかね――におかれましては、ネット検索等も即可能ですので、先ずは是非とも! このボリュームをば体験/堪能していただきたい。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1105回 「GLAYの『JUST FINE』の発音のドメスティック感がたまらない」

    2019-07-18 05:00  
     最近このページではLUNA SEAにBUCK-TICKと、ビジュアル系の大御所(ビッグネーム)の最新作を立て続けに聴く機会があって、私はそれぞれを違う角度から楽しむことが出来た。
     さて、GLAYにはどんな角度の眺めがよろしいのか……。早速響き渡るギターが、俺の胸にハードロック黎明期の情景などを蘇らせてくれる。
     あれは60年代も終わりのころだったか? 当時の米英“スーパーグループ”ブームの洗礼を受け、我が国でも負けじと結成されたのが、沢田研二に萩原健一のツインボーカルを擁するPYGだった。 
  • 近田春夫の考えるヒット 第1104回 「ジャニーズ史上凄い表現1位 山下自身が作詞した『CHANGE』」

    2019-07-11 05:00  
     山下智久の新曲『CHANGE』が自作自演だと聞き、興味が湧いた。チェックしてみたら、曲ではなく作詞の方であった。どんなことを書いているのだろう? 気になるのが人情てぇもんだ。早速歌詞カードなど見たいところを、はやる気持ちをグッとおさえ、まずは耳で確かめようと再生を開始すると、いわゆる“近未来感”溢れるイントロが流れてきた時にはゆったりとした曲なのかとも思ったが、歌が入るとビートが前面に出てくる。少しレゲエ寄りなヒップホップといった趣だろうか。この、jpopファンにはあまり受けぬリズム? の上にミニマルライクなメロディーを載せるというのも、結構男気のあるアプローチではある。
     とにかく、安易に“子供/女子受け”を狙ったのではないことだけは確か(といういい回しが差別的だとの告発を受けぬことを願うばかりです)な制作(プロダクション)だ。