
約5000年前の古代エジプトの遺跡から「近頃の若いもんはけしからん…」という意味の象形文字が発見されたエピソードもあるように、いつの時代も世代間のギャップは生まれてしまうもの。
17日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)では、「スマホ世代」に関するジェネレーションギャップに注目が集まった。
■定番の2パターン
番組冒頭で水卜麻美アナウンサーは、MCの加藤浩次と近藤春菜に、「電話のジェスチャーやってもらっても良いですか?」と提案。
これを受け、加藤は電話を握っているような手つきを作り、自分の耳元に添えてみせた。一方で近藤は掌は握りつつ、親指と小指のみを立たせた状態で手を耳元に当てている。
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■スマホ世代の正解
元々は加藤も近藤と同じジェスチャーを使用していたようだが、お笑いコンビ・EXITの兼近大樹らの指摘を受けて手の形を変えるようになったと告白。「おっさん」とイジられることを回避したいとコメントし、スタジオの笑いを誘った。
しかし時の流れは残酷なもの。スマホ世代の少年少女たちは「手をパーに開いた状態」で耳元に添えるのが、スタンダードになりつつあるという。番組内では海外の10歳、13歳の子供たちが「電話で話しているフリをして!」と呼びかけられ、開いた手を耳に当てる映像が放送された。
■固定電話を使用したことがない?
新世代のジェスチャーを目の当たりにしたスッキリ一同は、納得した表情を見せてジェスチャーを真似てみせる。加藤が「おれらの時代はこうだよね!」と指を立て、近藤と頷き合う一幕も。
「パーにした手」がスマホ本体を表しているのか、スマホを持った手の形を模しているかは個人差がありそうだが、固定電話の受話器と関連がないことは明らかだろう。
試しに記者が小学4年生と2年生の子供を持つ40代男性に話を聞いてみると、「子供たちは固定電話は未経験」という回答が。
■視聴者からも驚きの声
ジェネレーションギャップを感じた視聴者はかなり多いようで、ツイッターでは「今の若者はそうなるよな…」「時の流れを感じて寂しくなった…」といった驚きの声が多数上がっていた。
ちなみに手話で「電話」を表す際は親指と小指を立てた状態で耳元に手を添えるが、「スマートフォン」を示す場合は片手の掌を別の手でスワイプする動作になるようだ。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)