• 2020.08.10 DIVAエディット『アンノウン・マザーグース』を投稿した日。

    2020-08-10 06:08
    前回、そして前々回の記事で話題に出しておりました、『アンノウン・マザーグース』のDIVAエディット・・・無事に完成しました!!ニコニコネット超会議2020夏に間に合った!!!





    楽曲:アンノウン・マザーグース(Unknown Mother-Goose) sm31791630
    Produced by wowaka mylist/12484677
    Recorded by HITORIE (wowaka, shinoda, ygarshy, yumao)
    初音ミク10周年記念コンピレーションアルバム『Re:Start』収録曲


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    以下、ちょっと長くなりますが、今回のエディットの完成に至るまでのメイキングエピソードです。

    生きているような機微

    今回のエディットは動画の説明文にも書いてたり、あと前回までの記事にも書いてますが、2018年3月25日にEX THEATER ROPPONGIで行われたヒトリエのライヴ映像に寄せた内容になっています。カメラのカット割りや切り替わるタイミング、カメラの動き、照明・・・出来る限り近づけました。

    カメラに関してはたぶん初めて「曲線」タイプの軌道をほとんどのカメラに設定しています。カメラの激しい動きの再現に悩んでいたのですが、「直線」タイプではできない、予測不能のような偶然性のあるカメラの動きを「曲線」タイプで再現することが出来ました。


    しかし、SEGAのロストテクノロジーであるDIVAエディット・・・演奏モーションの深刻な不足。同時に登場できるキャラクター(DIVAでは「モジュール」と呼んでいます)は最大3体まで(ヒトリエはメンバーが4人)。いろいろなモーションを使いたくても「PV容量制限」「配置容量制限」というメモリの上限が設定されていて、3体表示するだけでメモリを一気に食ってしまう・・・とにかく今回は、コンセプトが「ヒトリエのライヴっぽさ」でもあるために、いつも以上に制限が多く、いろいろと表現の幅が効かない、すごくもどかしいエディットとなりました。

    ですが、出来ることが少なかった反面、逆に目立つように感じる部分も出てきました。

    それは、ライヴとしての「不自然さ」です。歌っているときの表情の変化、演奏しているときの動きの速さと曲のテンポとのシンクロ。そうした点が気になってきたんです。これって今考えると自分でもちょっとした収穫だったかもしれない、って思うんです。

    今まではどちらかというと「口パクの自然さ」とか「モーションのつながりの自然さ」に力を入れていて、それは今回も同様に気にかけていた点ではあるんです。でもそれが90%くらい終わったら、あとはすることないじゃん!みたいな状態。で、そうした状態で鑑賞チェックしてみると、物足りない。

    キャラクターたちが生き生きとしてない、っていう感覚が強かったんです。

    実際のライヴの熱気であったり、演者の迫力であったり、、、そうしたものって、観客は何から感じ取っているのか・・・演者の動きやポーズなどから感じ取っていることが多いと思うんですが、エディットではそうした特殊なポーズをさせることが難しい・・・というか楽器を持った状態で、演奏モーション中に特殊なポーズをつけること自体出来ない・・(じつは出来たりする?)。

    じゃあそこ以外の部分で、観客は演者のどこをみて「迫力」や「感情」を感じ取っているか・・・それって『顔』なんじゃないだろうか、と。演者の『表情』から、いろいろなことを読み取っているのでは??

    歌を歌うときに限らず、普段の会話の中でも、ちょっとした表情の変化が生まれます。分かりやすい変化もあれば、眉毛が少し動くとか、まぶたが少し閉じるとか。

    歌っているときに限定するなら、感情が高ぶると目を大きく見開いたり、逆にまぶたを強く閉じたり。眉をひそめたり、眉を上に上げたり・・・歌っている時は、思っている以上に顔つきが変化します。

    それだ。

    歌っている時の表情とか、目の向いている方向とか、まぶたの開き具合とか、眉毛の位置とか、そうした細かな部分を調整してみよう・・・と思って、それで実際に表情や目の開閉具合などを1秒単位でいろいろ設定してみたんです。

    自分でこう、歌う真似をしながら、「あ、ここで目を見開く」「あ、ここで目を閉じるか」ってチェックをしてですね・・・(この作業している姿は、絶対他人に見られたくない)

    そうすると、思っていた以上に大きな変化が出ました。


    それまで「あ、ちょっと厳しい表情をしているな」という記号でしかなかった表情が、「演者が歌声にどういった気持ちを込めているのか」が伝わってくるような、そんな表情に変わったんです。

    ちゃんと「生きた表情」をしていたんです。

    ・・・・すごく長々と書いてしまいましたが、たぶんこうしたことを普段から当たり前のように手掛けているDIVAエディターさんはいらっしゃると思うので、むしろ「気づくのがおそすぎる」のでしょうが、個人的には本当に大きな収穫できた。

    モーションのバリエーションが少なくても、表情を細かく変化させることで、何十倍にも良い仕上がりになる。本当にいい勉強になりました。(ちょうど今の時期に「半沢直樹」を放送していることと、今回の「顔」の大切さの気づきとは、たぶん関係はないです)

    ニコニコネット超会議2020夏は始まったばかり!
    そしてニコニコ動画(Re)にバージョンチェンジした初日に動画投稿・・したかったけど次の日になってしまったw でもいい記念になりました!!エディット動画を多くの人に見てもらいたいので、今回は「ネット超会議2020夏」と「超つくってみた2020夏」の2つのタグを設定してみました。2つ目の「超つくってみた2020夏」はユーザー企画で、参加のハードルも低かった(というかドンピシャだった)ので、せっかくなので付けました。

    皆様の御アクセス、お待ち致しておりますm(_ _)m





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  • 2020.07.28 DIVAエディット『アンノウン・マザーグース』進捗報告など

    2020-07-28 01:51
    「ニコニコネット超会議2020夏」での完成に向けて製作中の新作DIVAエディット、『アンノウン・マザーグース』の進捗などを書いていきます。エディットのきっかけや大まかなコンセプトは、前回の記事を御覧ください。

    ミクさんの口パク入力作業はほぼ終わりました。99.9%。残りは微調整レベルです。

    次はライティング作業。こちらは進捗は70%くらいでしょうか。DIVAエディットでライティングなんておかしな話なのですが、ライヴを彩るライティングの変化を、どうにかしてエディットに落とし込もうと試みてます。感触としては悪くはありません。

    ライティングがだいたい目処がついてますので、並行して「カメラ」の設定に入ってます。ここが非常に悩みどころと申しますか……。ヒトリエの『アンノウン・マザーグース』2018.3.25 LIVE at EX THEATER ROPPONGIの映像を見て、参考にできそうなところは取り入れているスタイルなのですが、カメラについてはちょっとどうしようかと・・・思案中です。



    ご覧いただければお分かりいただけると思うのですが、一部のシーンでは、かなり、かなりカメラが激しく動きます。これをそのままDIVAエディットに落とし込むのは、個人的には、経験上、ちょっと、いや、だいぶ、だいぶ厳しいかなと、思っております。

    カット割りを引き継ぎつつ、落ち着いたカメラの動きにする・・・・もしくは、動きの激しいカメラのシーンを別のシーンと入れ替える・・・・・もしくは、・・・・・などなど。いろいろ検討中です。方針さえ決まれば、あとは駆け抜けるだけでは!?といった状態です。

    DIVAの『アンハッピーリフレイン』のような、明らかに異なるシーンを挟み込むパターン(ライヴ+非ライヴという組み合わせ)はしたくないと考えてます。全編がライヴ。全部がライヴで構成されているんだけど・・・例えば、例えばライヴの「1日目」と「2日目」それぞれで収録を行っていて、そこから素材を引っ張ってくる、みたいなパターンは有りだと思ってます。

    鋭意思案中なり。


    (余談)息抜きで見ているライヴ映像。





    ズームは使っていこうかしら。

  • 2020.07.21 『アンノウン・マザーグース』のDIVAエディットを始めた日。

    2020-07-22 00:47
    2020年8月9日にスタートする「ニコニコネット超会議2020夏」に向けて、DIVAエディットの新作を作ることにしました。今回の楽曲は『アンノウン・マザーグース』です。



    wowakaさんのファンの方たちの想いを思うと、この曲でエディットすることを躊躇っていたのですが、いろんな方から背中を押されまして、作ることとしました。目標とする納期を決めていますので、鋭意製作中です。

    コンセプトはいろいろ考えたのですが、シンプルにバンドライヴです。世界観を彩るものとか、踊ってみた感じのものとかも少し考えましたが、バンドでいきます。

    もっと明確にすると、今回は初音ミクさんに、ヒトリエのセンターになってもらおうと思ってます。このコンセプトに至った着想のきっかけは、wowakaさんのTwitterでのライナーノーツからです。wowakaさんの「ミクと自分自身が重なって思えた」「そういう設定で自分とミクについて、今思っていることを全部言ってしまおう」という部分を大事にしたいって思ったんです。

    たぶんこの『アンノウン・マザーグース』は、「wowaka×初音ミク×ヒトリエ」という組み合わせだからこそ出来た曲であり、かつ、この曲の中では「wowaka=初音ミク=ヒトリエ」っていうシンクロした状態にあると僕は感じました。歌詞の中の「僕」と「あなた」っていう関係性はその象徴だと思うんです。

    このコンセプトに基づいて、ざっくりとステージとキャラクターとを設定した仮組みを作ってみたのですが・・・PV容量がすでにピンチです。「バンドシーン」と「ミクさんのソロのシーン」という構成を考えてたりするのですが、ひょっとしたら無理かもしれません・・その場合は完全にバンドシーンのみのエディットになると思います。

    何れにせよ、ヒトリエバージョンの『アンノウン・マザーグース』のライヴ映像などを見て研究中です。ニコニコネット超会議までにカタチにできるように頑張ってみます!