2020.06.26 The Last of Us Part IIを完走した感想の補足。 #TLOU2
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2020.06.26 The Last of Us Part IIを完走した感想の補足。 #TLOU2

2020-06-26 05:58
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「2020.06.25 The Last of Us Part IIを完走した日。 #TLOU2の中で『The Last of Us Part II』を完走した感想を書きましたが、構成上、あえて書かなかったトピックがいくつかありますので、それについてここで補っていこうと思います。

前回の記事同様、本編の内容に大きく踏み込んでいます。閲覧にはご注意ください。また、見出しをつけることで始めからネタバレを食らいかねないので、見出しはなしで。そして少し広めに改行を挿入してから始めていきます。
























1


どうやらあの「リーク騒動」で、かなり重要なポイントが多岐にわたってリークされていたのですね。僕自身は公式情報以外には触れない。ゲームメディアの先行レビューも読まない。このスタイルを貫き通すことができて、ネタバレに触れること無くエンディングを迎えることができました。

さて、そろそろ書いてもいいかな・・・改行したし、ちょっとした文章も挟んだし。『The Last of Us Part II』のリークで発覚していたんですね、プレイアブルキャラクターのこと。リークってこのことかなぁ~という気はしてましたが(……他にもいろいろありますが)。エリー以外にもうひとりのプレイアブルキャラクターがいるということが、発売日までずっと隠されていた………これを聞くと、僕は『Metal Gear Solid 2: Sons of Liberty』を思い出さざるを得ません。

ちょっと個人的な話ですが、僕はMGS2はリアルタイムで遊んでたわけじゃないんですが、その前にMGS1をプレイしてたんです。でもMGS1はクリアまで行かないまま放置してて、その状態でMGS2に触れたんです。MGS2はNEW GAMEを始めると「メタルギアソリッドをクリアしましたか?」といったアンケートが出てくるんです。ここでの回答がその後の展開の分岐になっていて、「クリアした」ならスネーク篇が、「クリアしてない」ならライデン篇が始まる仕掛けになってます。僕は「遊んでたけどクリアしてない」から迷ったげく、「クリアしてない」を選んでみたら、なんか知らん男が出てきて「スネークって呼ばれてる?」みたいなちょっとよくわからない状態でスタートしたんです。

で、MGS2でのライデンは小島監督いわく「不人気だった」らしい。スネークで遊べると期待していたユーザーの多くの失望が招いた不幸かもしれない・・。そして話をTLOU2に戻します。TLOU2でのもうひとりのプレイアブルキャラクター「アビー」。彼女はどのように受け止められているのでしょう。
僕は非常に重要なキーパーソンだと思うし、彼女の視点があるからこそTLOUが前作でも表現していた「白か黒かで単純に語れない」という側面を、より深く示すことができていると思うし、復讐を終えたアビーの「守ろう」とする姿は前作のジョエルとも重なるし、表面的な強さと内面的な弱さを併せ持った、とても愛おしいキャラクターだと僕は思ってます。

とはいえ。とはいえ、ジョエルを殺した張本人であるアビーを操作することに、不快感を抱く人も一定数いるだろうと想像できます。僕が想像できるくらいだから、開発チームだって想定していたはず。それでもあえてこういった形にしたのだから、ほんとにすごいなって思う。


2


エリーやアビーの周辺にいる人たちとの関係性を描くパートがありますが、これは前作のDLC『Left Behind』の要素をいろいろ膨らませた感じを受けました。ただ本作では、そのパートのエリアがそこそこ広い。戦闘パートのステージもなかなかに広い。この広さが、気になったといえばなりました。物資に関しては前作の経験もあってそこそこ余裕があったのですが、「トレカはどこかな?」「メダルはどこかな?」っていうことを気にしていると、必要以上に探索してしまう。

ストーリーそっちのけで巧妙に仕込まれた探索要素を探ってしまうのは「Naughty Dog」ゲームのあるあるなので割り切るとして、同時に「これってちょっとテンポを悪くしてないかなぁ」「スピードランしにくいかも」みたいなことを考えつつ、、、、今思うのは、「最初から躍起になってトレカやメダルを探そうとするのは悪手だったかもなぁ・・」ってこと。

広大なマップ……というと、関連して思い当たることが。それは、PlayStation5。

PlayStation5に搭載されるカスタムSSDはデータのロード時間を劇的に向上させることはすでに知られている通り。このロード時間の短縮は、ゲームデザインそのものをも買えてしまう可能性がある。それは「ロードするために用意されたマップを移動することで、そこでちょっとしたイベントを挟むことでロード時間を稼ぐ」というマップデザインが不要となるということ。

もしや、あのマップの広さ・・なんならあのコミュニケーションパート・・・あれは「ロード時間稼ぎ」のマップだったのでは・・・・そんな憶測。

僕らが触れるのは実際に完成した作品そのもの。その完成に至るまでのプロセス、苦労、そういったものにふれる機会は、あったとしてもだいぶ先のことになるでしょう。「細工は流々仕上げを御覧じろ」とは言いますが、現行機が抱えている「ロード時間」との戦いを、Naughty Dogもしていたのかな?・・・なんてことを思ったりするのです。


3


僕はね、最後、アビーは殺されると思ってたんです。

前作のラストでジョエルは命乞いするマーリーンを殺したじゃないですか。あの時ジョエルはなんと言っていたか・・「どうせ追いかけてくるんだろ?」といって殺したんです。
そのことがあったから、最後の戦闘の、最後の最後、、、エリーはアビーを殺すって思ったんです。エリーの思考はジョエルとシンクロする部分が多々あります。尋問の仕方はジョエルの流儀に則ってます。だから、今ここで逃したら、どうせまたアビーは追いかけてくる。マーリーンを殺したときのジョエルがそうだったように、エリーもそのように思っているんじゃないか・・・そんな想像をしてました。だから怖かった。

でも、エリーは殺さなかった。あのシーンに思いを馳せていると、1時間とかあっという間に溶けていきます。



4


TLOU2のストーリーで象徴的なアイテムと言うと、ギターなんじゃないかと思います。ジョエルのギターの話は前作でも登場していたはず。ジョエルから教わったギターをエリーが何度か練習できる場面がありますが、エンドロールに入る前の最後のギター。エリーの左手は薬指と小指は、アビーとの戦いの最中に欠損してしまったため、かつてのようにギターがきれいな音を奏でてくれない。

ここはエリーがジョエルのことを想うシーンなんだと想うんですが、ストーリーとは関係のない、全く別の見方なんですが、エリーが指を欠損するとか、関連人物の腕を切断しなくてはならなくなるとか、そういうシーンが入っていることと、TLOU2のオプションにあるいくつもの「アクセサビリティ」の項目って、なにげに関連があるような気がするんです。こういったサポート機能は過去のNaughty Dogのタイトルでは度々見かけることはあったのですが、ここまで充実したのはおそらく初めて。

それで、これは完全に憶測でしかないのですが、エリーがギターを演奏できなくなるっていうシーンを踏まえて、ハンデキャップを抱えるプレイヤーに向けてのサポートを充実させようと決めたのかな?と思ったりしました。

TLOU2を通して、エリーが得たもの、失ったもの、残ったもの、、、一体なにがあるのかな・・この先エリーは何処へ向うのかな・・・思いを巡らせるばかりです。



おしまい



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良い考察ありがとうございました.
いぶし銀の文章で鋭い点をご指摘されていると思いました.
2週間前
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