キャラ文字で「YsII」のオープニングを作ってみた
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キャラ文字で「YsII」のオープニングを作ってみた

2018-12-13 21:03
    キャラ文字で「イースII」のオープニングを再現する動画を作ってみました。







    ■謝辞
    今回も主コメ欄に記載できないほどたくさんの広告をいただいておりまして、非常に感謝しています。
    【広告主の皆さま】

    junkers-black さん
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    通りすがりのジョニー さん(2018/12/22 追記
    通りすがりのジョニー さん(2018/12/23 追記
    通りすがりのジョニー さん(2018/12/26 追記
    SK さん(2018/12/30 追記
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    hiro さん(2018/12/31 追記
    adol さん(2018/12/31 追記
    わいりい さん(2019/01/04 追記
    fsr さん(2019/01/06 追記
    SK さん(2019/01/06 追記

    SK さん(2019/01/13追記)
    tsutsui さん(2019/01/17追記)
    SK さん(2019/01/22追記)
    SK さん(2019/01/28追記)
    valcom さん(2019/02/03追記)
    通りすがり さん(2019/02/03追記)
    SK さん(2019/02/04追記)
    SK さん(2019/02/11追記)
    SK さん(2019/02/20追記)
    SK さん(2019/02/27追記)
    SK さん(2019/03/06追記)
    SK さん(2019/03/15追記)
    SK さん(2019/03/23追記)
    SK さん(2019/03/31追記)
    alphanam_s さん(2019/04/03追記)
    junkers-black さん(2019/05/22追記)
    SK さん(2019/06/10追記)
    SK さん(2019/06/18追記)
    SK さん(2019/06/26追記)
    SK さん(2019/07/03追記)
    SK さん(2019/07/10追記)

    次作への励みになります。
    ありがとうございました!


    ■イースIIのオープニングについて
    今回の動画の元ネタは、日本ファルコム株式会社より1988年4月22日に発売された「イースII」(PC-8801mkIISR以降版)というゲームのオープニング映像です。

    「イースII」は、今でも新作がリリースされているイースシリーズの2作目にあたり、シリーズの人気を決定的にした名作ARPGでした。

    おそらく当時を知る方が「イースII」と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、そのオープニングではなかろうか?と思うほどに本作のオープニング映像は強烈なインパクトを有しており、うp主も中学生だった当時、何度も何度も繰り替し眺めては興奮していた記憶があります。

    ゲームのオープニング映像でなぜそこまで盛り上がれるのか?

    もしかしたら今の感覚からするとわかりづらいものがあるかもしれませんが、自分が所有しているハードのスペック的な制限を一種のリテラシーとして共有していた当時ならではの現象なのかもしれません。

    とにかく、
    「アニメ調でクオリティの高いキャラクターが滑らかに動く」
    その1点だけでも充分驚きに値するところに、最高にカッコいいBGMと、前作「イース」のエンディングから続編である本作の導入までを見事に繋いでみせる演出までも備えた最強の作品、それが「イースII」のオープニング映像でした。

    実際のところ、当時のパソコン雑誌におけるファーストインプレッション的な記事においても、本作のオープニング映像に関しては結構なボリュームで紹介されておりました。


    【月刊ログイン 1988年5月号】




    【コンプティーク 1988年5月号】


    これら当時の雑誌記事を確認するだけでも、いかに「イースII」のオープニング映像が衝撃的であったかを窺い知ることができるのではないでしょうか。

    ちなみに、うp主は今回の動画を作る前に一度「イースII」のオープニングネタで動画を投稿したことがあります。



    お時間あれば是非(笑)



    ■「キャラ文字パターンエディタ IORI」と動画作成までの流れ
    今回の再現動画においては、動画中に登場する全てのグラフィックを「キャラ文字パターンエディタ IORI」というツールを用いて描いています。
    これは、往年の名作ARPG「ハイドライドシリーズ」の作者 内藤時浩さんが公開されているエディタソフトで、PhotoShopのようなレイヤーを備え「PC-8001」というレトロPCで表示可能なキャラクタ文字を組み合わせたグラフィックを手軽に作成できるものです。

    【IORI】
    https://twitter.com/tokihiro_naito/status/1016608452896911361
    https://twitter.com/tokihiro_naito/status/1024392378486935552

    本ツールは作成したキャラパターンデータを、エクスポート機能、専用コンバータ等を利用することで「PC-8001」側で容易に使用することを主目的としていますが、うp主的にはキャラクタ文字で構成される独特のグラフィックおよび、それらグラフィックを描く際のパズル的な面白さに魅了されここ数か月ほど不定期にツイッターへ画像投稿を行ってきました。
    (したがって、実機での使用は基本的に考慮していませんw)

    【モーメント:IORIで描いた絵】
    https://twitter.com/i/moments/1072094471339237376

    実のところ、うp主の場合は世代的なズレがあって「PC-8001」時代の大半は把握できていなかったりします。

    キャラ文字パターンについてもベーシックマガジン誌上に掲載されていた投稿プログラムの印象が最も強く、キャラクターの組み合わせでグラフィックを描画するというノウハウがほとんど蓄積されていない状態でした。

    そのため、初めてIORIで描いたグラフィック(イースIIのリリア)はキャラ文字というよりもドット絵的なアプローチに近いものがありました。

    続く「アウトラン」「アフターバーナー」の再現グラフィックで色々と試行錯誤し、「マックスヘッドルーム」「ファイナルファイト」あたりでようやく作り方のコツみたいなものを意識できるようになりました。

    縦長のレイアウトにもチャレンジしてみたくなり「アルテミス様」「現場猫」は、横に描いたグラフィックを縦に回転させる手法で作成しました。

    実はこの後になって解像度を変更できることに気付き(笑)、初期値の倍(80x50)となる大きなサイズで作成したのが「イース」のタイトル画面になります。

    また、ここではじめて「アトリビュート」(主に反転)の機能を使い始め、自分的な「描き方」はだいたいこのあたりでかたちになった実感があります。

    そう考えると、このタイミングで最初に作成したリリアをアプローチを替えてやり直したのも納得がいく流れかなぁなんて、モーメントにまとめたツイートを眺めながら改めて思いましたw

    その後「イースII」オープニングの導入部分となる、ダームとダレスのシーン再現動画をツイッターに投稿した結果、思った以上に沢山のアクションをいただき、自分的にも今ならオープニングまるまる再現できるかも?と思い至ったのが今回の動画制作までの顛末となります。

    ...ちなみに、前出の「コンプティーク 1988年5月号」においては、「ハイドライド3」の攻略特集ページも掲載されています。

    【ハイドライド3 攻略ページ】

    この時代が、如何にうp主にとって大きな影響を与えたのか改めて実感する次第ですw



    ■コンセプト的なもの
    オープニング再現動画を作るにあたってのコンセプトは、
    「当時の見た目・雰囲気を踏襲しつつ、別の可能性を提示する」
    というものです。

    パソコン(あるいはゲーム機)には、そのスペックが進化する過程で不要となって切り捨てられた表現方式がたくさんあると思っています。

    世代的にそれら技術の進歩をずっと目の当たりにしつつ、それはそれで物凄くエキサイティングな体験でもあったのですが、一方でもっと違う方向に進化した別の可能性みたいなものについても、ついつい妄想してしまいますw

    例えば、グラフィックは8色ドット絵のままでヌルヌルとアニメーションできるスペックに進化していたら・・・(笑)とか。
    そんなアンビバレントな感覚を動画で再現してみる、ちょっとした懐かしさも込みで・・・
    ...このあたりのアプローチは自分がこれまで投稿してきた主にレトロPCを主題とした動画すべてに通底するコンセプトでもあります。





    今回の動画においては、特に後述する「楽曲のアレンジ」「多重スクロール」「追加カット」あたりが顕著かなと思っています。



    ■楽曲のアレンジ
    楽曲においては今回改めてYM-2203のSSGパート(3チャンネル)のみでアレンジしてみました。(冒頭のダーム/ダレスのシーン部分は除く)

    個人的にオリジナル(88版)が最強だと思っていますが、動画全体の尺と構成の流れをある程度コントロールするにはBGMもそれにあわせて構築する必要があるためです。
    具体的には、エターナル版風のブレイクを挿入し展開に緩急を付けつつ尺的にもコンパクトにまとめました。

    制作には、これまでの実機音源動画作成時と同様に、Propellerhead Reason によるプリプロを経て、PMD88で実際の打ち込みを行っています。

    【PMD88で打ち込みの図】

    特にチャンネル数が3音となるため、MSX2版やファミコン版のアレンジなども参考にしつつパート構成を試行錯誤しています。

    休符の箇所に無理やり別パートを差し込む等、パッと聴いた感じ4チャンネルくらいに聞こえるよう頑張ってみました(笑)

    【プリプロでパート割を試行錯誤】




    ■多重スクロール
    多重スクロールにはロマンを感じます(笑)
    今回の再現動画を作るにあたり、真っ先に思ったのはスクロールしている箇所を多重化したいということでした。

    多重スクロールと言えば、「イースII」においてもゲーム中、鐘撞き堂のシーンの背景でちらりと登場しますが、さらに「イースII」のあとに発売された「ワンダラーズ・フロム・イース」のインパクトが強烈でしたw
    (ちなみに「FM77AV版」はオープニングでも一部、多重スクロールするシーンがあるようです)

    今回はあくまで動画での再現ですので、なるべく省力化しつつ効果的な方法として、パーツごとに描いたグラフィックを個別に出力し動画編集ソフトで合成する方式で再現しています。

    んで、ここでアホなうp主は大きな見落としをしておりました、、、

    当初、IORIでアルファチャンネルの出力(背景の透明化)が可能であることに気づかず、背景黒塗りで出力された画像から無理やりアルファチャンネルを付加する自前ツールを作って対応していたという・・・(笑)

    つい先日も、「マニュアルよく読め」的なツイートをしたばかりなのにw
    https://twitter.com/sobamix/status/1068840310959091713

    しかもIORI側は、レイヤー別にアルファチャンネル込みで出力するという超便利機能まで実装されております。

    今回、このブロマガ記事を書くために、改めてIORIのマニュアルを読み直していて気づきましたorz

    ともあれ、パーツごとに出力したグラフィック素材をもとに多重スクロール動画を作成します。

    これらの作業に、うp主は毎回「Javie」というソフトを使用しています。
    (ちなみに「Javie」ではカット単位のフッテージ作成のみを行い、最終的な編集には「VEGAS Pro」を利用しています)
    https://ja.osdn.net/projects/javie/

    すでに更新が止まって久しいソフトですが、静止画の素材から手軽に動画を作成できるメリットは計り知れませんし、加えてエフェクトやエクスプレッションといった豊富な機能を実装している点からも自分のワークフローには欠かせないツールとなっています。

    今回の動画においては、レトロPC的な雰囲気を踏襲する観点から素材の移動はすべて8ドット単位にしたい要件がありました。

    手動でモーションを付けるとなると、8ドット単位の座標を計算してキーフレームを作成するという気の遠くなる作業が必要となりますが、エクスプレッション機能を実装している「Javie」であれば、以下のようなモーション式を入力することで、自動的に8ドット単位のスクロールを実現できます。
    [560 - (Math.floor(time * 2) * 8), 200];

    座標Xの初期位置 560
    座標Yの初期位置 200

    0.5秒間隔で8ドットずつ左に横スクロール
    スクロールのスピードを変更したい場合は、「(time * 2)」部分の係数を変えることで対応可能です。



    ■追加カット
    再現動画を作るにあたり、ひとつ悩んだのが原作のオープニング中に表示されるクレジットの件でした。

    たとえば、当時「イースII」が発売されなかった機種をターゲットに、今の時代にオープニング部分の移植・再現といった趣旨であれば、カットのタイミングはじめクレジット表記についても原作に準拠するコンセプトは「アリ」かなと思いますが、そもそも動作する環境も想定しない動画作品としてみた場合、お名前を勝手に拝借するのもマズいだろう、、、と。

    しかしそうなると今度は尺が足りなくなるという別の問題が発生することも容易に想像できたため、今回は新カットを追加して足りない部分を埋める方向で制作を進めました。
    (実際には原作オープニングの後半にあたる縦スクロールでイースの全景を見せるカットと、続く横スクロール部分のカットが結構なスローテンポであるため、忠実に再現すれば尺的な問題はクリアされそうでしたが、個人的にはこの部分をテンポアップしたい考えがありました)

    原作の雰囲気を壊さないよう、追加した新カットはすべて「イースII」のマニュアルに挿入されている素晴らしいイラストの数々をもとにしています。

    当時はこちらのマニュアルのイラストを抜粋したグッズ展開などもあり、自分も下敷きとかペンケースを所有していた記憶があります(笑)

    一部はすでにツイッターで紹介しましたが改めて比較画像を掲載します。


    【時をさかのぼること、八百年】




    【黒い真珠】





    【「魔」の叫び】




    【神殿を天空へ】




    【女神が二人とも姿を消した】




    【フィーナ】




    【レア】




    【長い死闘】




    【空の色が青みを帯びてきた】



    ■最後に
    今回の再現動画は、おかげさまで沢山の方に観ていただけたようで改めて作成して良かったと思っています。

    また、ツイッターにてココノ(@BLUESOLVALOU)さんに比較動画も作っていただきました。
    https://twitter.com/BLUESOLVALOU/status/1069261294430121985

    こちらもあわせて楽しんでいただけると嬉しいです。


    次は棚上げにしている(笑)、ソーサリアンMMD版「不老長寿の水」の続きを進めようかと思いつつ、今後もIORIにてネタ的な画像を不定期に作って遊ぼうかなと考えていますw

    なお、うp主の場合 IORI関連の画像投稿はほぼツイッター一択となるため興味を持たれた方は是非フォローなどしていただけると嬉しいですw
    https://twitter.com/sobamix


    それではまた次回作でお会いしましょうノシ



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