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文=元川悦子
勝てばJ1昇格プレーオフ圏内の6位以内が確定する16日のJ2第36節・ジェフユナイテッド千葉戦。松本山雅は前半30分間に渡って圧力を受ける形になり、大いに苦しめられた。前半18分には助っ人FWエウトンの鋭い飛び出しから間一髪の危機にもさらされた。そんな中、飯田真輝ら最終ラインとともに体を張ってゴールを守ったのが、197㎝の大型守護神、シュミット・ダニエルだった。シュートは枠を外れ、彼自身がセーブすることはなかったが、日本代表候補入りした男の存在感が相手の足元のコントロールを微妙に狂わせた部分があったのかもしれない。
「ウチは毎試合そうなんですけど、フィールドプレーヤーに助けてもらう試合が多い。今日も守備陣が体を張って守ってくれたんで、僕のところにはあまりボールが来なかった」と本人は謙遜気味に語っていたが、3試合ぶりの完封に貢献したのは間違いない。
苦しい時間帯をしのいだ松
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