ユーザーブロマガは2021年10月7日(予定)をもちましてサービスを終了します

07*ブロマガ終了で削除されることに感謝する
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

07*ブロマガ終了で削除されることに感謝する

2021-06-21 22:06

    10番を西に向かう時の夕日はとてもきれいだった。
    Sに合流した時はなぜかほっとした。
    もうすぐ君に会えるから、緊張と喜びがあったんだ。
    通貨とか暗号とか、本当は興味が無かった。
    君と話す口実が欲しかっただけだった。

    初音ミクに興味を持ってくれたから、うれしかった。
    おすすめの曲を必死に集めて、君に届けた。
    だけど君の反応はいまいちで。
    「このロボットボイスの何がいいの?」という感じで。

    架空の通貨を作ったら、架空のアイドルに使えばいい、と力説したけど。
    「これは架空ではない」と反論された。
    「サイファーパンクのおじさんに同調するつもりはないけど。それでも理想はあるんだ」と。

    あれからもう10年以上がたったのか。
    君は伝説を超えて神になった。
    ごめん、この状況を少し笑ってしまうんだ。
    君は神でもないし、伝説に値する人間でも無いから。

    汚い部屋で、ジャンクパーツに囲まれて、賞味期限切れのコーラを飲んで、変色した不気味なタコスを食べて、ハイペリオンの文庫本に囲まれて、
    ハッカー気取りで、Torすら使えなくて・・・いつも笑っていた。
    なんか、泣けてきた。
    青春を振り返る時は、こういう気持ちになるんだね。

    この2020年をどういうふうに見てる?
    あの日のがらくたを10枚集めるだけで、家が建ってしまうけど。
    これが君の望む未来だったのかな?
    また会いたい。賞味期限切れのコーラに文句を言いたい。不気味なタコスに難癖つけたい。汚れたハイペリンに囲まれたい。
    叶わぬ夢だけどね。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。