• そんさくのちょっと魚のいい話 9月 「カマス」

    2015-09-19 22:11
    9月に入りようやく過ごしやすい季節になってきました。いよいよ食欲の秋到来です(笑)
    秋の魚といえばなんといっても「サンマ」でしょう。漢字で「秋刀魚」と書くように日本の風物詩ですね。今年の初物は小ぶりだが脂がのっていておいしいとのこと。しかし、近年では台湾などの海外船の漁獲量が増える一方で北海道や東北など国内の漁獲量は減っています。それにともない、価格は例年に比べて高騰傾向にあります。関東での現在価格は160円前後のところが多いようです。もっと安く買いたい方は価格が下がりやすい10月中旬以降がねらい目だと思います。
    さて、本日紹介する旬の魚は「サンマ」ではなく「カマス」です。見た目は「サンマ」に似て細長い魚ですが「サンマ」に比べて黄緑がかった体色で細かい鱗が付いています。そして最も違うのところは「歯」です。「カマス」小魚などを捕食する肉食魚で、鋭い歯を持っています。触ると人の手でも大ケガをするので注意が必要です
    そんな「カマス」ですが、「塩焼き」が最高です!「サンマ」は脂がのっていてしっとりしていますが「カマス」の身は水分が多く非常に淡白で「ホクホク」とした食感が特徴です。最も脂がのるのは9月から11月でちょうどサンマと同じこの時期が旬の魚です。栄養価はたんぱく質、ミネラル、ビタミンDが豊富です。この時期美味しい魚は「サンマ」だけではなく「カマス」もあるのだと是非覚えておいてください。生のものが手に入りにくいときは干物などに加工されたものもありますので探してみましょう(笑)


    カマスの開き。干物はこの形。


    ルアーフィッシングも面白いが鋭い歯に注意が必要。軍手や専用の手袋があるとよい。
  • 広告
  • そんさくのちょっと魚のいい話 7月 「シイラ」

    2015-07-14 20:24


    怪獣だ!と思わず叫びたくなるような顔をした本日紹介しますこの魚は「シイラ」といいます。「シイラ」はスズキ科シイラ目の肉食魚でその獰猛さから、スポーツフィッシングの対象魚としても人気があります。生きた化石「シーラカンス」とは別のお魚なのでご注意を。「シイラ」全国に分布しておりほぼ一年中水揚げされますが、関東では水温の高いこの時期が多く水揚げされ安価で取引されます。関東地方での主な水揚げ場所は千葉、神奈川、東京です。価格はこの時期比較的安価で取引されるブリの子「ワラサ」の半値くらいで、非常に家計にやさしいお魚です。「シイラ」の身はその顔とは裏腹にカンパチのような透きとおったピンク色で「塩焼」「ムニエル」「フライ」などに最適です。鮮度が良いものは「お刺身」でも美味しくいただけます。ただし非常に傷みやすく、鮮度が悪いと生臭くなるので注意が必要です。主な栄養素として血液や皮膚の生成に欠かせないビタミンDが豊富に含まれているのがありがたいです。お店で見かけることが少ないお魚かもしれませんが家計にやさしく美味しいお魚なのでもし見かけたときは夕飯のおかずの一品に加えてみてはいかがでしょうか。


    シイラのお刺身脂がのってておいしい!


    定番の香草焼き。
  • そんさくのちょっと魚のいい話 6月 「イサキ」

    2015-06-19 23:56
    雨の日が続く6月いかがお過ごしでしょうか。本日ご紹介する旬の魚は「イサキ」です。「イサキ」は成魚で30~40センチほどの岩礁域に生息する魚で産卵期前の今が旬になります。九州地方での漁獲量が多く釣りの対象魚としても人気です。その身は白身と赤味の中間でサッパリしていますが程よく脂がのっていて甘みを感じます。鮮度の良いものを刺身で頂くのがベストだと思います。そのほかの食べ方としては、塩焼、煮付け、ムニエル、唐揚げ、カルパッチョなど様々などがあります。ビタミンAや不飽和脂肪酸が豊富で成人病予防などの効果があります。店頭価格は大きさによって異なりますが1尾あたり398円~980円くらいが相場だと思います。アジなどの大衆魚に比べると高価ですが、旬のこの時期一度は食べておきたい魚です。もし、価格の安定しているお寿司屋さんで見かけたら絶対頼みましょう!