今のK-1ってどうなってるの?
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今のK-1ってどうなってるの?

2019-09-14 02:54

    地上波が2010年で無くなって以来久しくK-1がどうなってるか知らない人がいると思うので、簡単に解説。 下にいくほど必須な情報ではなくなるので、ここまででいいやってなったらブラウザバックしてもらって構わない。

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    まずK-1ブランドは大きく分けて4種類ある。 間違ってるところや足りないところは指摘してほしい(可能であればソース込で。

    1.中国資本(K-1 Global Holdings Limited)が持っているK-1
    K-1の権利はここが所有。つまるところ本家はここのK-1となり、現在RISE等に参戦してる秀樹選手がここのタイトルを持っている。

    2.UFC(の運営会社)
    93年から2010年にかけての映像媒体の権利はこちらが保有。なお、K-1の他にDREAMやPRIDEの映像媒体のこちらが所有。ちょっと探してお金を払えば公式の配信を見ることもできる。K-1ルールやキックの大会は開催していない。

    3.K-1 WORLD GP JAPAN (通称、新生K-1)
    グッドルーザーが運営する現在日本で開催されているK-1。1の中国資本から商標(K-1 WORLD GP JAPAN)と日本国内での興行権を取得。本家から借りたのでこちらは本家に近い分家となる。テレ朝にちょこちょこバラエティに出てる武尊選手(ロンハーでわりと見る)のほか 過去にK-1MAXで活躍した 城戸康裕選手 久保優太選手 大和哲也選手 野杁正明選手も参戦している。AbemaTVやgyaoで生配信(1週間無料アーカイブ有り)。大会1週間後にYou Tubeで全試合配信。

    4.K-1ルール
    こちらはイベントや団体というわけではないが、K-1ルールという名目で世界中で使用されている。1や3とルールが違ったり、各団体でもルールに違いはあるが、4の場合では90年代のK-1ルールを大元にしてることが多い。


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    RIZINって?

     RIZINはフジテレビのバラエティ班とPRIDE関係者が大晦日のコンテンツとして、新旧の様々な格闘家が集まって始まったイベント。当初は団体が継続していくかは不明だったが、結果今でも大会が開催されている。今現在地上波で流れる唯一の格闘技イベントだろう。
     基本的に総合格闘技ルールだが、キックボクシングルールも行っている。


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    K-1って結局どうなってるの?

     そもそもK-1が開催された経緯としては日本体育協会・フジサンケイグループが開催していた国際スポーツフェア(世界の様々なスポーツ紹介イベント)→LIVE UFO(多種多彩なイベントがおこなわれる)イベントが行われていて、K-1はその1つとしてスタートした。
     なお、K-1の前には空手オリンピックや、極真空手の流れを組む正道会館空手、キックボクシングイベント全日本キック、リングスとの提携など 石井和義が動いてたのもある。

     そうしてはじまったK-1だが、93年スタート。当時はいきなり8人の無差別トーナメント(77kgのタイ人がいたり体重もめちゃくちゃ)。ゴールデンではなく深夜だった。
    しかし、人気が出たり、フジテレビのゴールデン帯でのテレビ不振などもありゴールデン進出。様々なスターの誕生や海外進出、世界予選の開催、他団体からの引き抜きなど確かに世界に君臨していた。

     全盛期や黄金期は人によってまちまちだが観客動員数などは事実上の壊滅をした2010年までは続いていた。

    事実上の壊滅をした原因はいくつかあるが
    ・今なお尾を引く平成の大不況(特に97年以降)
    ・運営会社ケイワンの脱税を受けた運営会社の変更と、それに伴うコネの損失
    ・運営会社が変わったことによるPRIDEとの対立やUFCの台頭による引き抜き対策とファイトマネーの高騰
    ・テレビの視聴者数激減やフジテレビの経済事情によるスポンサーの撤退や資本の減少
    ・アメリカでおきたサブプライムローン問題による海外資本の撤退
    ・ファンの経済事情の悪化および休日の少なさ

     といった問題があげられる。よく言われるモンスター路線や、色物の増加だが、これはむしろスポンサー獲得のための苦肉の策であり、これはむしろやらないとスポンサー獲得が難しったので、必要策であった
    なお、セミー・シュルトに関しては体重の上限を設けず、そして彼の強さを理解してなかった運営の落ち度にあり彼を責めるのはお門違いと言える。 というかそもそも正道会館で稽古していたのに放置してそのまま参戦させたのはどうなのという。

     その後いくつかの会社を経由して、別の資本が日本で大会を行ったりしているが、どれもそこまでうまくいかず、結果として新生K-1が、かつてより規模を大幅に縮小してインターネット配信をメインとして活動をしているということになる。

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    K-1 WORLD GP JAPAN(新生K-1) って結局なんなの?

     元々は全日本キックボクシングという団体があったが、こちらが犯罪やヤクザ絡みでそのまま運営することが難しくなり、Krush(現在はK-1 Krush Fightに名前を変えている)としてスタート。このKrushを運営していたのがグッドルーザーであり、M-1スポーツメディア社である。
     その後、色んな会社がK-1としてスタートしてるのを失敗したり、他のキックボクシング団体もあまりうまくいかない中、事業拡大として新生K-1をスタートさせた。
     55kg(スーパーバンタム) 57.5kg(フェザー) 60kg(スーパーフェザー) 62.5kg(ライト) 65kg(スーパーライト) 67.5kg(ウェルター) 70kg(スーパーウェルター) 90kg(クルーザー) ヘビー(無差別) をそれぞれ行っているが 基本的に67.5kg以下の試合が組まれることが多い。
     
     空位となっている王座は8人(日本人4人外国人3人中国枠1人)の1日最大3試合のワンデートーナメントで争う。また王座でなくても、大規模なイベントを打つ場合にもワンデートーナメントを行う。

     ちなみに規模を縮小といっているが、スポンサーを自身で見つけないかぎり格闘技だけで生活が大半のファイターが困難であり、大会へのスポンサーも選手が探すこともある。

     ワンデートーナメントを多く開催してるのもトーナメントを別枠としてスポンサーを獲得するためである。

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    RISE

     那須川天心選手が出ている関係で意外とRIZINと同一視している人が多いが、RIZINとは別の団体である。2003年2月に旗揚げされた。思惑の1つとしては2002年にスタートしたK-1MAX(70kgをメイン TBSが中継)に便乗したとされている。RISEで活躍した選手がK-1MAXへというルートも生まれた。 2008年に正式に提携。
     その後K-1が消滅したり、あれこれしている中でヘビー級の試合を組んだりしているが、いまいちパッとしないまま、新生K-1やKrushへの流出も発生している。

     2015年のRIZINで武尊vs那須川天心が決まりかけていたが、当時のインタビューの限りではRISE側が断ったとされている(新生K-1に参戦していた武尊、HIROYAは参戦、那須川天心らRISEの選手が参戦せずという状態から)。

     なおその後、非K-1団体の共催によるBLADEトーナメントなども開催されたが、諸々の理由で自然消滅している。

     現在ワンマッチを3回行う世界トーナメントが開催されており、9月16日に決勝戦が行われる。

     ちなみに代表はタレントのデビット伊東さんの実弟の伊藤隆さんである。


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    UFC

     現在世界最大手と言える格闘技団体。元々は何でも有り(金的)のバーリトゥード団体だったが、規制や一般化などの理由から、スポーツライクな団体となり、登竜門となるドキュメンタリー番組などをスタートさせた。
     毎月どころか毎週ってレベルで大会を行っており、他団体に大きく差をつけ一人勝ち状態である。

     なお、運営が数回変わっており、1個前の会社がPRIDEを買収していたりもする。PRIDEが消滅した直接の理由はこの買収にある。(もっともPRIDEもゴシップや経済事情で売らざる得なかったのも事実でこれだけを悪とするのも違う)

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    個人的な今の格闘技界隈に思うこと。


     今の主流となっているMMAや金網、1R5分×3などは個人的に合わない。
    キックボクシングやリングでの試合もそうだが、UFCなどでは基本的に前に出るファイターが不利、自分から仕掛けるファイターが不利となっている。客を意識したプロフェッショナルな選手が恵まれないのだ。
     
    かと言って、過去の格闘技界隈を過剰に美化し、比較して今の格闘技界隈を嘆くのも何か違う。現地での生観戦や配信での視聴では良い試合もある。実は技術レベルなども向上したりもしている。

     後述するが新たなイベントも台頭している。筆者はそれを超絶に贔屓している。


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    ラウェイ 

     ミャンマーの国技であり、数年前から日本でイベントを打つようになった。

    ・肘打ちあり
    ・膝蹴りあり
    ・頭突き有り
    ・拳はグローブではなくバンテージ
    ・判定なし(時間内で決着がつかないなら引き分け)

    という話だけ聞くと頭おかしいルールではある。3分5Rないし4R インターバル2分 タイム有り で行われる。

    10月頭にも後楽園ホールでイベントが行われる。他の格闘技団体で結果を残せない選手などの参戦も目立つが、それでも実績のある選手も出場する。
    元UFCファイターがミャンマー人やマイナー団体の選手に負けたりする。地方の選手が応援団とかなしに感性を浴びるなど独特の空気感をもつ。

    現在メインイベンターで、ミャンマー現地でも戴冠した渡慶次幸平という選手は、パンクラスやジ・アウトサイダーで勝ったり負けたりするパッとしないMMAファイターがいた。
    参戦当初は負ける、引き分けなどを多発するが、いつからかKOを連発し、エースとなっている。
    前述のように確かなキャリアがある選手が普通に負ける一方で、パッとしない選手が勝つ。

    なおバンテージで殴り合うという関係で、流血は多め、骨が折れてる、カットで骨が見える 汗や血が飛んでくるということもある。

    ぜひとも1回生で見て欲しい。








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