# 0749_ビュールレコレクション
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# 0749_ビュールレコレクション

2018-02-26 02:32

    友人と「Bührle Collection 至上の印象派展」を見に行きました。
    場所は六本木の新国立美術館。

    私のお目当ては、ルノワールの『イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の肖像』。

    これ。ルノワールの代表作の一つですね。
    昔から大好きな絵なので、ぜひともこの機会に直接お目にかからねばと思ったわけです。

    描かれているのは銀行家ダンヴェール伯爵の娘イレーヌ嬢、当時まだ8歳。少女らしいあどけなさがある一方で、白肌に描かれたピンク色の唇や頬を見るや、ルノ先生がこの絵に込めた情念がビンビンに伝わってきます。これには私のナニも吉良吉影ですわ(下品)

    ビュールレさんという人はスイスの武器屋さんで、元々非ファシスト国家を相手に商売をしていたものの、スイスがファシストに包囲されてからは独伊に製品を供給して財を成したようです。コレクションの良し悪しとは別に、そうした経緯は一つ留意点ですな。

    展示全体を見渡すと、印象派前の精密なヴェネツィアの風景画や、ゴーギャン、セザンヌ、ピカソら印象派後のコレクションも展示されているんですが、印象派を通時的な視点から理解できる良い展示だったと思います。
    この点ビュールレさんの目利きは確かなものがあります。

    東京の展示は5月までやっていて、その後福岡と名古屋でも展示があるようなので、興味のある方はぜひ展示会場へ。

    公式サイト
    http://www.buehrle2018.jp/


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