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  • アメコミ映画論#3 キック・アス (2010)

    2014-01-23 00:50
    さてさて、spider-webです。
    先日の放送から2日遅れの投稿です。ご容赦下さい。

    いよいよ、2/22の『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』公開まで残り1ヶ月を切りましたね。前作から3年が経ち、ヒットガール役を演じるクロエ・グレース・モレッツがいよいよ可愛さをほとばしるようになってきやした。そのキュートさから、これでもかと言わんばかりの罵詈雑言はたまらない一品となっております。

    というわけで、今日ご紹介するアメコミ映画こそ、2010年公開の『キック・アス』!
    私のアメコミ映画ランキング第4位の作品でございまする。

    ちなみに、
    1位 スパイダーマン2 (2004)
    2位 ダークナイト (2008)
    3位 アベンジャーズ (2012)
    で御座います。これらの作品は、またいずれどこかでお話ししましょうぞ。

    とにかく上位3作品は大型予算が組まれ、ヒットが宿命とされる大作たちですが、それに続く『キック・アス』の魅力は、‘ノンストップコミカルアクション’!!!

    監督は新X-MENシリーズでおなじみ、マシュー・ヴォーン監督。
    そして原作のシナリオはマーク・ミラー。
    アンジェリーナ・ジョリー出演『ウォンテッド (2008)』や『アベンジャーズ (2012)』の原作を書いたライターで、マーブル・コミックスの至宝とも言える存在。
    彼らが放つニュータイプの現代ヒーロー、それが『キック・アス』であります。

    アーロン=テイラー・ジョンソン演じるデイブは、どこにでもいるような平凡な高校生。スーパーヒーローコミックを読みながら、ふと疑問を感じます。

    「なぜ、誰もスーパーヒーローになろうとしないのか?」

    こんなに読者がいるんだから、一人くらい試してみる奴がいても不思議じゃない。

    ‘キック・アス!!!’
    気がつくと、彼は自前のコスチュームを仕立て、服の下にスーツを忍ばせる毎日。
    その衝動は止められず、とうとうある夜、チンピラを相手に挑むも半殺しの憂き目に。
    能力ゼロ、体力微妙の彼に下された、現実の厳しさ・・・

    全身に金属を仕込まなければならないほどの大けがを負ったものの、‘ウルヴァリンみたいでクール!!!’とあくまでデイブはご機嫌。

    そして、ようやく完治したのもつかの間、早くもリベンジに挑むデイブ = キック・アス。
    今回もぼろぼろになりがらも、なんとかチンピラを撃退する事に成功。
    しかも、その一部始終を見ていた人たちが、動画をネットに配信。
    キック・アスは一躍、大衆の‘ヒーロー’へと上り詰めます。

    だが事態は急転直下、素人ヒーローのキック・アスがマフィアを相手にけんかをするはめに。
    絶体絶命の危機に現れたのは、‘本物’のヒーロー、ヒットガール (クロエ・グレース・モレッツ)。陽気な音楽 (The Dickies ‘Banana splits ’)とともにバッサバッサ殺しまくる様は爽快感満載!!そして、彼女を外で見守る人物こそ、ビッグダディことニコラス・‘ゴーストライター’・ケイジその人なのであります。

    本物のヒーローに出会ってしまった、素人ヒーロー:キックアスの運命は?
    マフィアとの決闘は?新たに現れたヒーロー、レッド・ミストの正体とは?




    という感じのストーリーで御座います。
    R-15対象ということもあってかなりの暴力描写が含まれてますが、それを忘れさせる音楽・ユーモア・コミカルな演技がグッド。そして、‘素人’ヒーローが見せる‘本物’のアクション。このギャップに惹かれる方も多いはずです。

    スパイダーマンの名台詞である
    ‘大いなる力には、大いなる責任がともなう’。
    じゃあ、大いなる力を持たないものは、責任がともなわないの?

    この疑問に正面からぶつかるキック・アスだからこそ、多くの人の共感を得られるのではないでしょうか。

    というわけで、私、この作品は8/10点をつけております。
    ほんとに暴力描写は一切ダメという方以外は、アメコミファンならずとも楽しめる作品です。ぜひぜひ、ご堪能あれ。
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  • アメコミ映画論♯2 RED2/REDリターンズ (2013)

    2014-01-13 20:24
    こんにちは、spider-webです。
    今日は成人式。成人のみなさまの優しさのおかげで、まったりさせていただいております。

    さてさて、今日取り上げるアメコミ映画は、只今絶賛上映中ブルース・ウィリス主演『RED2』(邦題『REDリターンズ』)!!
    先週取り上げた『RED (2010)』の主要キャストが再びスクリーンに帰ってきた続編でございます。
    ちなみに、『RED (2010)』の記事はこちら


    Retired Extremely Dangerous・・・引退した超危険人物、それが“RED”。
    引退した元凄腕CIAであるフランク・モーゼズが、かつての仲間たちとともに嫌々ながらも秘密任務に挑む、アクションあり、ユーモアあり、恋愛ありに謎解きありの王道スパイ映画。

    前作で惜しくも亡くなったモーガン・フリーマンを除いて、ブルース・ウィリス、ジョン・マルコヴィッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ヘレン・ミレン、そしてブライアン・コックスなどなど、主要キャストは前回からに引き続き登場。

    加えて、“世界一の殺し屋”ハン役にイ・ビョンホン、“ロシアの美しすぎる女スパイ”カーチャ役としてキャサリン・ゼタ=ジョーンズ、そして“大量殺人界のロックスター”にして“死のダ・ヴィンチ”ベイリー博士役に、アンソニー・ホプキンスなど豪華キャストが投入されとります。

    さて、作品内容はというと・・・

    米国副大統領による“グアテマラ”に関わる機密揉み消しを防いだ元凄腕CIAであるフランク・モーゼズ(ブルース・ウィリス)は、サラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)と普通の生活を営んでいた。そこへ、かつての友人であるマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)が警告に現れる。

    『俺たちは狙われている。』と。

    発端は、ウィキリークスで公開されてしまった機密事項。それは、かつてモーゼズがCIA在籍中に冷戦下のモスクワで手がけた、小型核爆弾製造に関わる極秘計画“ナイトシェード計画”だった・・・。

    機密隠蔽のために、米国はハン(イ・ビョンホン)に、そして英国は元MI6のヴィクトリア(ヘレン・ミレン)にモーゼズ暗殺を依頼する。命を狙われながらも事件の真相解明に動き出したモーゼズ達を救ったのは、かつての恋人であり宿敵でもあった、ロシア女スパイ・カーチャ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。

    メインキャストが続々と登場するなかで、最後の、そして最も中心人物であるベイリー博士(アンソニー・ホプキンス)を監禁されていたイギリス・MI6から救い出すことに成功。そして、博士から衝撃の事実が明らかになる。

    “ナイトシェード計画は完成していて、今もロシアに小型核爆弾が隠されている・・・”

    アメリカ・イギリス・ロシア・フランスと世界を股にかける、じいさんばあさん活劇の結末はいかに??


    前作のロベルト・シュベンケ監督からディーン・パリソット監督へ交代。アメコミを原作としながらも、あくまで“スパイ映画”として収まっていた前作とは打って変わり、要所要所にアメコミ原画を使用。音楽の良さも相まって、テンポの良い作りに。最先端のCGを多用せず、あくまで昔ながらのガンアクション、カーアクションや格闘シーンが愛用され、作品の世界観も奥深さが増しました。

    加えて『羊達の沈黙』レクター博士の再演とも言える、アンソニー・ホプキンスの名演も光っております。32年間も監禁され、薬漬けにされていた元マッドサイエンティスト・ベイリー博士という難しい役柄でしたが、彼の仕草や表情が一変することでストーリー展開に緊迫感を生んでおりました。

    中でも、評価したいのはイ・ビョンホン。前作にも現役CIA役としてカール・アーバンが登場していましたが、今作でのイ・ビョンホンはまさに激辛スパイス。完璧な筋肉美とスタイルから繰り出される格闘アクションは、息を飲むほどすがすがしい。じいさんばあさんの醸し出す静かで落ち着いた雰囲気に彼が加わることで、観客に飽きがこなかった。また、イケメンがまじめなことを“度を超して”やる様は、じわじわくる笑いを生み出しますが、彼もその任務を見事にこなし、映画全体のユーモアの枠を多いに広げていました。


    映画全体として最後まで疾走感が尽きず、ドキドキハラハラしながらも要所要所で笑えるシーンあり。前作は泣きの4点でしたが、今回は堂々の“6点”を差し上げたいと思います。
    面白い映画で、ぜひ鑑賞していただきたい一作ですが、映画館で見るほどのこともない・・・という|・ω・)
    ぜひぜひ、DVDが出たらご鑑賞なさって下さい (映画業界の方、ごめんなさい)。

  • アメコミ映画論♯1 RED (2010)

    2014-01-06 23:33
    はいどうも、spider-webです。
    新年、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

    今年から、少しずつ放送とリンクしてブロマガの方もアップしていきたいと思います。
    その名も、“アメコミ映画論”というタイトルなわけです。
    そもそも、去年からアメコミを読み出したニワカナマヌシなわけですがw
    アメコミ自体の認知度はまだまだ低く、あまり共感できない方も多いと思います。

    というわけで、放送では週に2回程度アメコミ原作の映画を紹介して、つたない話術では伝わりきらない部分をブロマガで補完できればと思っております。


    前置きが長くなりましたが、早速、栄えある第一作目に紹介するアメコミ映画は、2010年公開の『RED』!!!!

    Retired Extremely Dangerous・・・引退した超危険人物、それが“RED”。

    ただいま絶賛、シリーズ第2段の『RED リターンズ』が公開中の本作品は、引退したスパイたちを襲う現役CIAに対して、オヤジたちの鉄槌がくだされるという、なかなかの渋みを醸し出した一品になっております。

    ブルース・ウィリス主演、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチなど早々たるベテラン俳優陣に加え、ブライアン・コックス(ストライカー将軍役/X-MEN2)、カール・アーバン(ジャッジ・ドレッド)やジュリアン・マクマホン(Dr. ドゥーム役/ファンタスティック・フォー)など、アメコミ映画好きなら「おっ!」となる面々も。

    監督はジョディ・フォスター主演の『フライトプラン(2005)』を撮ったロベルト・シュヴェンケ監督。この人、『ゴースト・エージェント/R. I. P. D (2013)』というアメコミ映画も撮っていらっしゃる、貢献度の高い御人です。彼のような犠牲もあり、B級映画が数多く生まれ、アメコミ映画界隈の裾野が広がるってもんです。

    さて、作品内容はというと・・・

    一人寂しく老後生活を送る、フランク・モーゼズ(ブルース・ウィリス)。唯一の楽しみは、年金保険担当のサラ(メアリー=ルイーズ・パーカー)への電話だけ。そんなほのぼのライフは突然、武装集団によって引き裂かれる・・・。圧倒的不利な状況を、さらりとくぐりぬけるフランクの正体は、実は元CIA。そう、彼こそ“RED”と呼ばれる“現役”超危険オヤジだったのだ!

    初対面のフランクにわけもわからず拉致されるサラ、投げつけられた手榴弾をバッティングで打ち返すマーヴィン(ジョン・マルコヴィッチ)など、ちょいちょい面白い場面はある。たしかにある。

    が、『ダイ・ハード』シリーズで見せるウィリスのハードアクションもなければ、『ショーシャンクの空に』で世を感動させたモーガン・フリーマンの名演もない。綿密に練られたストーリー展開もない。

    これだけのキャストを従えてB級映画の王道を走る本作品を見ずして、アメコミ映画は語れない。まさに、アメコミ映画を楽しむためのの登竜門とも言える一作と言えましょうぞ。


    カール・アーバンのしびれる格好良さ、ブライアン・コックスのお洒落な男前さ、そして何より、主演のブルース・ウィリスに免じて、3/10点という評点でお願いしたいところですが・・・

    まぁ、公開中の続編に期待を込めて、泣きの4点!


    あーえーて、4点の作品を栄えある第一弾に選ぶ私のセンスに、ひれ伏すがいいwww
    次回はいよいよ、アメコミ映画論♯2 REDリターンズ(2013)です。
    来週の月曜日をお楽しみに。ではでは。