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ブラジルワールドカップ Gグループ戦力分析 決勝リーグ進出チーム予想
グループG
ドイツ・ポルトガル・ガーナ・アメリカ
ブラジルW杯Gグループの組合せは、W杯2回連続で3位となるなど安定した結果を残すのがFIFAランキング2位のドイツ、
FIFAランキング14位、世界屈指の得点力を持つC・ロナウドを擁するポルトガル、
南アフリカワールドカップでは、同国史上最高のベスト8に進出、FIFAランキング23位のガーナ、
大国と渡り合える力量を持つFIFAランキング13位のアメリカ 。
以下、各チームの戦力を分析する。
ドイツ FIFAランキング2位 16大会連続18回目の出場 優勝3回
ヨーロッパ予選C組1位 9勝1分0敗 36得点10失点
W杯2回連続で3位となるなど安定した結果を残すのがドイツ代表だ。
2006年から監督を務めるレーブはワールドカップを一度、ユーロを2度経験するなど経験値は十分だ。
2006年の自国開催ワールドカップに向けた若手育成が実を結び、選手層の厚さはライバルに引けを取らない。
FWには、ゴメス、クローゼ、
MFには、ポドルスキ、エジル、ミュラー、シュバインタイガー、ケディラ、
DFには、シュメルツァー、ボアテンク、メルテザッカー、ラーム、
GKにはノイアーを揃える。
すべてのポジションに世界トップレベルの選手が揃い成熟したチームは4回目の優勝なるか。
注目選手は、25歳のエジルだ。フォア・ザ・チームの精神、卓越した技術と若さがゲルマン魂を見せつけるか。
ポルトガル FIFAランキング14位 4大会連続6回目の出場
ヨーロッパ予選F組2位
2大会連続で、ワールドカップヨーロッパ予選プレイオフに進出し、みごとスウェーデンを破った。
プレーオフ第2戦では、イブラモビッチに2点を奪われたものの、圧巻のハットトリックでC・ロナウドがワールドカップに導いた。
メンバーは、C・ロナウド、ポスティガ、ナニ、バレラ、
MFには、R・メイレレス、M・ベローゾ、J・モウチーニョ、
DFには、コエントラン、B・アウベス、ペペ、J・ペレイラ、
GKには、R・パトリシオが揃う。
良くも悪くも世界屈指の得点力を持つC・ロナウドの調子がポルトガルのいく末を担うだろう。
高速ドリブル、弾丸FKでポルトガルを世界一に導く可能性はあるのか。
ガーナ FIFAランキング23位 3大会連続3回目の出場
アフリカ2次予選D組1位
南アフリカワールドカップでは、同国史上最高のベスト8に進出。
アフリカチームにはつきもののお家騒動がなければ上位進出を狙えるポテンシャルを持つ。
エッション、ボアテンク、アイェウ兄弟、ムンタリとメンツが揃えばの話だ。
FWには、ギャン、J・アイェウ、ワリス、
MFには、アサモア、ムンタリ、アドマー、ボアテンク、エッション、
DFには、オパレ、ボイ、メンサー、インコーム、アフル、
GKには、ダウダが揃う。
同国出身のアッピアー監督が癖の強いスター選手を上手くまとめることができれば、台風の目になる可能性もでてくる。
アメリカ FIFAランキング13位 7大会連続10回目の出場
北中米カリブ海最終予選1位
北中米カリブ海最終予選を7勝1分2敗、15得点8失点の1位で突破するなど実力は確かだ。
ヨーロッパのトップリーグで活躍する選手も多く、大国と渡り合える力量を持つ。
クリンスマン監督のもと、常に横一線で定位置争いを行いチームとしての実力をあげてきた。
メンバーは、FWには、アルティドール、E・ジョンソン、デンプシー、ヨハンソン、
MFには、ズシ、ジョーンズ、ブラッドリー、クリエスタン、ドノバン、
DFには、ビーズリー、ベスラー、ゴンザレス、エバンス、
GKには、ハワードが揃う。
注目選手はジョジー・アルティドールだ。
ジョーンズとブラッドリーが試合をつくり、デンプシーとアルティドールがゴールを決めることが出来れば、上位進出も可能だ。
4チームの戦力を見てきたが、決勝トーナメント進出は、ドイツとポルトガルと予想する。
2006年の自国開催ワールドカップに向けた若手育成が実を結んだ選手層の厚さでドイツが決勝トーナメント進出。
世界屈指の得点力を持つC・ロナウド次第だが、ポルトガルが決勝トーナメント進出。
ガーナ、アメリカとも実力チームなだけに十分決勝トーナメント進出は考えられる。
簡単なグループではないことは確かだ。
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