ブラジルワールドカップ Aグループ戦力分析 決勝リーグ進出チーム予想
ブラジルW杯Aグループの組合せは、FIFAランキング11位開催国で優勝候補筆頭のブラジル、FIFAランキング24位でロンドンオリンピックで金メダルのメキシコ、FIFAランキング18位で、一流クラブで活躍する実力者を揃えるクロアチア、FIFAランキング59位で、アフリカ勢最多7回目の出場のカメルーンだ。以下、各チームの戦力を分析する。
ブラジル FIFAランキング11位 20大会連続20回目の出場 優勝5回
現監督就任後の成績 13勝4分2敗 49得点15失点
優勝候補筆頭が開催国でもあるブラジルだ。率いるのは2002年日韓W杯で優勝に導いたルイス・フェリペ・スコラーリ監督だ。ベスト8に終わった2010年南アフリカW杯以降の成績は芳しくなく、立て直し役にスコラーリに白羽の矢が立ったのだ。
2013年6月のコンフェデ杯では、強豪を撃破し決勝では世界王者スペインに3-0で完勝した。
ブラジル代表は、ネイマールやチアゴ・シウバなど攻守両面に世界トップレベルの選手を揃える。
FWにはネイマール、フレッジ、オスカル、MFはパウリーニョ、グスタボ、ラミレス、DFには、マルセロ、D・ルイス、チアゴ・シウバ、D・アウベス、GKには、J・セザルと錚々たるメンバーだ。
キープレイヤーは1992年生まれ、バルセロナ所属のネイマールだ。コンフェデ杯では4得点、2アシストをあげMVPに選出されるなど存在感を増している。
監督の経験値、選手層、コンディションなどに隙はない。断トツの優勝候補ナンバーワンだろう。
メキシコ FIFAランキング24位 6大会連続15回目の出場
北中米カリブ海最終予選4位
南アフリカワールドカップではベスト16、ロンドンオリンピックで金メダルと安定した実力を誇る。
しかし、北中米カリブ海予選では4位に終わり、プレーオフにまわった。たび重なる監督交代と海外組、国内組みの融合が課題だ。
メンバーは、FWには、ペラルタ、ヒメネス、エルナンデス、デニグリス、MFには、グアルダード、ドスサントス、モンテス、アキノ、レイナ、サルシド、DFには、ラユン、ロドリゲス、バレンスエラ、アギラル、GKには、ムニョスが揃う。注目選手は、ジオバニ・ドスサントスだ。バルセロナのカンテラで育ち、ビジャレアルで活躍するホープだ。
クロアチア FIFAランキング18位 2大会ぶり4回目の出場
ヨーロッパ予選A組2位
バイエルンやレアル・マドリードなど一流クラブで活躍するマリオ・マンジュキッチ、ルカ・モドリッチなど実力者を揃える。
南アフリカワールドカップには予選敗退し不出場。ユーロ本大会でもグループリーグで敗退、ビリッチ監督が退任した。
最終的には、ドイツ生まれのクロアチア移民であるコバチが監督に就任した。
メンバーは、FWには、マンジュキッチ、イェラビッチ、MFには、ベリシッチ、エドゥアルド、コバチッチ、オリッチ、モドリッチ、ラキティッチ、バデリ、DFには、ストゥリニッチ、シムニッチ、チョルルカ、スルナ、GKには、プレティコッサが揃う。
注目選手は、万能型FWのマリオ・マンジュキッチだ。サイドを有効に使い、常に動き続けるサッカーで上位戦線をかきまわせるか。
カメルーン FIFAランキング59位 2大会連続7回目の出場
アフリカ2次予選I組1位
アフリカ勢最多の7回目の出場を決めたのがサミュエル・エトーが牽引するカメルーンだ。
アフリカ勢の十八番である御家騒動、4年で4人目の監督就任などチームに安定性は欠く。
メンバーは、FWには、ウェボ、ズア、エトー、MFには、ソング、マクーン、エノー、エンゲモ、マティブ、ジェジェ、DFには、アスエコト、ヌンク、ヌクル、エムビア、GKには、イタンジェが揃う。
中心選手は、絶対的エースであるサミュエル・エトー、マクーン、ウェボなどのベテラン勢だ。
期待値は高いとは言えないが、エトーらベテラン勢の奮起なるか。
4チームの戦力を見てきたが、決勝トーナメント進出当確は、開催国のブラジルで決まりだろう。
他の3国で残りの1枠を争う図式だ。エトーなどベテラン頼みで、協会の手厚いサポートを望めないカメルーンは広い国土のブラジルで行われる今大会は相性が良くないだろう。
地の利を考えると、若手に勢いのあるロンドンオリンピックで金メダルの北米メキシコがクロアチアを下す可能性が高い。A組は1位ブラジル、2位メキシコと予想する。
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著者プロフィール
1976年神戸市生まれ 明治大学農学部卒業後、2009年にチャンスメディア株式会社設立。
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ブラジルワールドカップ グループリーグの戦力分析・勝ち抜き予想です!
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も今後アップします!