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長友佑都を成功させた言葉① 「僕はいま、過激なバカになっている」
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長友佑都を成功させた言葉① 「僕はいま、過激なバカになっている」

2014-06-18 16:22
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長友佑都を成功させた言葉①  

 

 

「僕はいま、究極のポジティブマンになっていると自負している」

 

「あきらめて0にするのか、目指して10パーセントにするのかでは、全く違うと思います」

 

「自分の技術や能力を1にするか100にするかはメンタル次第で変わる」

 

「いや、メンタル弱いですよ、僕は。ただ、その弱みを知っているところが僕の強みだと思っているので」

 

「僕はいま、過激なバカになっている」

 

「身長が低いというデメリットがあったからこそ、プロになれた」

 

「特別なことは何もしていません。自分自身を極限まで追い込むこと、それだけを考えていました」

 

 

これらは、長友佑都の言葉だ。上昇思考とメンタルと努力が長友の短期間での成功ストーリーを支えているのがわかる。大学2年までまったくの無名だった長友が5年足らずでオリンピック、ワールドカップ出場、イタリアトップクラブ、インテルのレギュラーになったのは、欠点を克服する地道な努力を続けたからだ。

 

この連載では本田、長友、内田など超一流アスリートの言葉、思考法をビジネスマンにわかりやすく解説していく。

 

 

一見、これらの言葉は世界トップクラスのアスリートの言動で一般のビジネスマンには関係ないと思うかもしれない。

 

しかし、世界トップクラスの成功に導く思考法はビジネスマンが大いに参考なるものが多い。

 

何故なら、世界で長年トップレベルで活躍する成功者は成功するための思考法、原理原則が確立されており、言動の背景にもそれらが読み取れるからだ。

 

アスリートの世界は現役で活躍する期間が短くぴんとこないかもしれないが、トップ経営者を思い浮かべればわかりやすいだろう。

 

トップ経営者は、どの様な状況でも成功にこぎつける思考法、原理原則を持っていることが以下のことからもわかる。

 

京セラの創業者である稲盛和夫氏は、「アメーバ経営」で同社を世界的企業に育て上げただけではなく、知識も経験も乏しい他業界でもKDDIとJALを成功に導いた。

 

日産のカルロス・ゴーン氏はミシュラン、ルノーで経営手腕を発揮し、「コミットメント」の姿勢を示し、倒産寸前だった日産をわずか2年で黒字化し、今もなお世界市場で存在感を示している。

 

ベネッセの代表取締役会長兼社長に就任の原田泳幸氏もアップルコンピューター、日本マクドナルドで企業再建を成功させた。

 

赤字であった日本マクドナルドの売上を5年で、日本外食史上初の5000億円の大台にのせ、経常利益182億円、当期純利益123億円までにした。2012年、外食上場企業・経常利益ランキングでは237億円と2位のゼンショーホールディングスの138億円をはるかに上回っている。在任中は前年比での減益など、マスコミでは不調が強調されていたが、断トツのトップ利益を維持していたのだ。

 

原田氏は再建の中で「戦略シーケンス」を重要視していた。

 

この様に、常に成功しトップの地位に君臨する者には成功のための思考法や原理原則を持っているのだ。

 

また、アスリートの言動をビジネスに関連づけ説明するために、ピーター・ドラッカーの言葉も合わせて紹介していく。

 

ドラッカーは、現代経営学、マネジメントの発明者と呼ばれる稀代の経営学者だ。

2005年に亡くなるまで、数多くの企業経営に関する著作を生み出してきた。

 

トヨタ自動車の豊田章一郎、ユニクロの柳井正、GEの元CEO、ジャック・ウェルチなど経営者の中にドラッカーの心棒者は多い。日本では関連書籍を合わせれば、1000万部以上が売れていると言われる程の人気を博している。

 

著作の質と量は他を圧倒し、世界的に支持を得ている現代企業経営学の唯一無二の巨匠だと言えるだろう。

 

 

長友の言動と呼応するのが以下の言葉だ。

 

「起業家的なシステムは生き残るためにはもたざるをえない」

 

「成功する起業家は女神の口づけを待たない。働く」

 

「問題は技術ではない。ものの考え方である」

 

「専門化した知識は単独でも何も生み出さない」

 

「欠けているものは何かを考えなければならない」

 

「神々が見ている」などだ。

 

長友の言葉の「自分の可能性に対して自分で線引きをしたくはないですからね」は「起業家的なシステムは生き残るためにはもたざるをえない」に呼応する。

 

この言葉は、組織が存続するための絶対に必要な仕組みについて説明している。

 

「僕はいま、究極のポジティブマンになっていると自負している」は「成功する起業家は女神の口づけを待たない。働く」に通じるものがある。

 

この言葉は、成功に欠かせないイノベーションを起こす七つのきっかけについてだ。

 

「自分の技術や能力を1にするか100にするかはメンタル次第で変わる」は「問題は技術ではない。ものの考え方である」だ。

 

この言葉は、市場を意識するのか、コストを意識するのか、考え方次第で時流から取り残されることをしめしている。

 

「身長が低いというデメリットがあったからこそ、プロになれた」は「欠けているものは何かを考えなければならない」だ。

 

この言葉は、イノベーションを成功させる小さな変化、欠落の発見の重要性をあらわしている。

 

「神々が見ている」は、完全の追求についてだ。

 

これ程、長友を端的にあらわす言葉は他にないだろう。

 

これらが、ビジネスの本質をするどく言い表した長友と呼応するドラッカーの言葉だ。

 

次項以降で長友を成功に導いた言動をドラッカーの言葉を用いて解説してく。

 


パート2に続く

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その他時事ネタ

著者プロフィール
1976年神戸市生まれ 明治大学農学部卒業後、2009年にチャンスメディア株式会社設立。
代表取締役社長に就任。

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ブログイメージ
サッカー日本代表が一つの会社だったら ブラジルW杯応援チャンネル
更新頻度: 毎週月,水,金曜日
最終更新日:
チャンネル月額: ¥330 (税込)

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userPhoto 光田耕造(著者)

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No.1 120ヶ月前
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