東京観光旅行 2018.9.11~13
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

東京観光旅行 2018.9.11~13

2018-09-17 22:20

    ・前段


    北陸に生まれてこの方、東京には何度も足を運んでいる。ただ、プライベートで訪れる時はいずれも秋葉原を中心とした繁華街だ。PC関連のパーツを確保したり、ゲームセンターを行脚したりと。それ自体は北陸にいる時と何ら変わらないことを東京でもしていると振り返りながら思う。

    今回の東京観光は拡張少女系トライナリーに触発された部分が大きい。いつもの繁華街だけではなく、彼女らにゆかりのある場所を訪れる事でその足跡に触れられれば良い。もっとも彼女らが訪れた場面を空で思い出せるほど私は男が出来ていないので、半ばただの観光しにきた田舎人間になってしまうのだが。
      


    ・浅草


    下町浅草。言わずと知れた東京有数の観光地。定番スポットだが訪れるのは今回が初めてだ。

    浅草駅雷門口を出てまず目にしたのは雷門だ。雷門自体はテレビなどでよく見かけるが、実物を前にするとその大きさに驚いた。そして大きさ以外で驚いたのは人の多さだ。平日の午前中であるにも関わらず、多くの観光客が足を運んでいた。海外から来たと思しき人も多く、まさに別次元に来てしまったかのよう。

    彩り豊かな仲見世通りを進んで行くと浅草寺が見えてくる。せっかくのなのでそのふもとにある御神籤を引いてみた。結果は吉。後から調べてみると 浅草寺の御神籤は凶であることが多く、実に3割ほどが凶なのだとか。そんな中で同じくありふれているだろうと思われる吉を引いたことに、どんな意味があるのかは知る由もない。なお「待ち人は遅く来る」らしい。もうしばらくは一人でゆっくりと生きていかせていただく。

    拡張少女系トライナリーではガヴリエラが好きな場所として東京浅草を挙げている。デイトラのサムネイルは雷門だ。日本らしいものが好き、という彼女の嗜好にとって浅草は絶好のスポットだろう。仲見世通りには日本のkawaii雑貨もたくさんあった。初めて彼女が浅草を訪れたときの情景を想像するのは容易いだろう。

    もともと東京に行くのが好きな理由として、様々な人間を見ることができるとからというのがある。地方の(排他とまではいかないが)保守的な思想は何をするにも枷となり、創作などの主だった活動をしていないにも関わらず息苦しさを今なお感じている。


    ・私設図書館シャッツキステ


    日本の文化としてメイドカフェなる物がある。差別化を図ろうと様々な流派が存在する中、このシャッツキステはどうだろうか。ここを単純なメイドカフェなるくくりで締めてしまっても良いのだろうか。

    本編では度々登場しており、トライナリーとシャッツキステは切っても切れない関係にある。トライナリーの世界は独特だ。シャッツキステはその世界を彩る一助以上の存在であるだろう。

    店内の雰囲気はとても落ち着いている。私以外に複数のお客さまがいたが、サロンミュージックが流れているちょっとした広さの空間で、時には静かに自分の世界に入り込んでいたり、時には給仕をするメイドさんと話し込んだり。そんな代替の効かない世界がそこにはあった。田舎者の私にはとても新鮮で衝撃的であり、己の視野の狭さと共に世界の可能性もまた無限に存在することを認識する。

    トライナリーは現実だ。熱心なファンは良くこう言う。さすがの私もそれは言い過ぎではと思っていた。私はトライナリー自体よりもトライナリーをネタにやんややんやしているファンを見ているのがとても楽しかった。でも、シャッツキステに来てそのココロは揺らいでいる。現実と重ね合わせるいくつかのファクターを目の前にしてトライナリーがただのソシャゲであり、サービス終了を機にその世界が消滅しているなんて考えることが出来るだろうか。

    そう、奇しくも2018年8月を以てサービスを終了した拡張少女系トライナリー。しかし、一部の人たちにとって世界はまだ続いている。シャッツキステの存在もまた、彼らのココロと世界を繋ぐための大きな役割を果たしていると言えるだろう。

    トライナリーは終わるまでは終わらない。トライナリー is forever.


    ・ウェアハウス川崎店


    斜陽と言われて久しいゲームセンター業界だが、ひときわ強い個性を放ち我々に非日常を提供してくれる店舗も少なからずある。我らが北陸では聖地ゲームセンターベティが挙げられるが、やはり都会は凄いと感じてしまうのは田舎者の悲しい性だろうか。ウェアハウス川崎店には打ちのめされてしまった。

    川崎駅から歩いて5分ほど、マンションやオフィスビルが立ち並ぶ日常空間に突如として現れる無機質なブリキの外壁。一見しただけでは中に何が待ち受けているのか、想像できる人はほとんどいないのではないだろうか。満を持して中に入る。大きな排気音と共に内扉が開く。踏み入れた瞬間、目に入るのは暗い廊下、煤けた外壁、窓がいつくかあるが何れもくすんでいる。四方八方からガヤが聞こえる。日本語ではないようだが上手く聞き取れない。火にかけた鍋を振るっている音も聞こえる。喧騒が喧騒を呼び、雑音が雑音を呼んでいる。

    ウェアハウス川崎店は電脳九龍城砦とも呼ばれており、文字通り香港九龍城がモデルとなっている。その作り込みの凄さたるや通路や壁面はもちろん、トイレの中に至るまであまねく九龍城の雰囲気で満たされている。実際の九龍城行った事はないが、非日常を提供してくれる事は間違いなく、ゲームに興味がない人でも一度は訪れてその雰囲気を肌で感じて欲しいと思う。

    エスカレータかエレベータで階上に行く。2階より上はゲームセンター、最上階にはネットカフェがあり、構成としてはよくある複合アミューズメント施設だ。平日昼間でもそこそこ人がおりゲーマーが腕を鳴らしいていた。そんな中で時折、カップルや観光客と思われる外国人の姿を見かけたのは新鮮だった。ネットやSNSに上げられている写真か投稿を見かけたのだろうか。一目見たら自分でも訪れたくなる。そんな魔都とも言える魅力が電脳九龍城にはあるのだ。
    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。