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3月14日、ストップいじめ!ナビメンバーで、横浜市教育委員会の方々お会いしてきました。
今回は、初めてということもあり、横浜市がこれまで取り組んでこられたいじめ対策のこれまでの流れと、いじめ防止対策推進法を受けての取り組みなど、計1時間半にわたり意見を交換してきました。
横浜市では、いじめの法律を受けて2013年12月に「いじめ基本方針」を策定、また、2014年4月1日からは「市いじめ問題対策連絡協議会等条例」が施行されています。
・横浜市いじめ基本方針(横浜市ホームページ)
・横浜市いじめ問題対策連絡協議会等の条例(PDF)
・横浜市教育委員会|児童生徒指導・いじめ根絶に向けた取り組み
また昨年度、横浜市では「横浜子ども会議」を開催し、1年間、いじめのテーマで子どもたちが議論してきたとのことです。最初の頃は「子どもに任せてしまって大丈夫か」という心配もあったそうですが、子どもたち自らさまざまな意見が出できて、会議とてしてはやってよかった、と担当者は話されていました。
法律を受けて、様々な自治体が「いじめ対策」の整備へと動きはじめています。これらが実際のいじめ防止の取り組みにどう反映され進められていくのか、注目していく必要があります。
また、子ども会議などの取り組みが、継続的にいじめに対する取り組みがなされること、また特定の子どもたちだけではなく、それらを各学校にどう持ち帰って日常的に考えていくかが、今後の課題かと思います。
横浜市は地域面積が広く、都市部や住宅部、農村部とさまざまな地域があることから、それらそれぞれの特性に合わせた取り組みが必要となっています。地域特性にあった、細かい対応が大事になってきている一方で、市全体として一律に進めにくいという課題があるようです。
今後も、横浜市に限らず、行政への取り組みについては情報を集めていくとともに、効果的な対策についても、提案や議論を行っていきたいと考えています。以上、報告でした。
(須永)