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カフェパレ担当PがBeitを心から応援する事になった理由
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カフェパレ担当PがBeitを心から応援する事になった理由

2017-11-01 18:58

    始まり

    最初に言うと、私はソーシャルゲーム・アイドルマスターsideM(以下Mマス)のサービス稼動当初からユニット・Cafe parade(以下カフェパレ)の担当Pだった。
    他のユニットのアイドルもそれなりにはチェックして、一通りの情報は精査していたが、性別の差を越え、可愛くポジティブに生きようとする水嶋咲(カフェパレのアイドル)に心を打たれ、過去にはイベントを全力疾走して報酬を得る程度には熱をあげていたので、実質、カフェパレ担当Pといって差し支えの無い存在だったと思う。

    そんな私に事件が起きた。
    先週の土曜日に放映されたアニメ版アイドルマスターsideM(以下Mアニ)第四話である。
    Mアニ第四話でメインを張ったユニット・Beitのエピソードは3話までにメインを張ったユニット、ドラマチックスターズ、ジュピターよりあまりにも重く、そして考えさせられ、最終的には尊い物に私は感じられたのだ。
    その原因となった男は誰かといえば、Beitに所属するアイドル鷹城恭二である。

    鷹城恭二という男について

    まず、鷹城恭二という男について触れよう。
    彼はMマス稼動当時から、日本の財界を牛耳る鷹城財閥の家系に生まれたものの、なんらかの理由で反発し出奔「鷹城の力がなくったって」という初期スキル名の通り、財閥と袂を分かち、一人の力で生きる事を決めた結果、コンビニエンスストアの店員として生計を立てていたところをアイドルとしてスカウトされている。
    財閥の家に生まれながらもその力から距離を置いているところは、アイドルマスターの水瀬伊織と通じるところもあり、出奔の理由も一族の中で比べられることへの反発か、巨大な財閥故の黒い一面とやり方に反発したか、そんなレベルの物だろうと私は考えていたし、他の担当Pもそこまで重たい話があるとは誰も考えていなかったはずである。
    しかし、実際に恭二が背負っていた「理由あって」は想像以上に重たいものだった。

    機能不全家族という重すぎる闇

    Mアニ第四話の予告動画があがり、タイムラインにはスクリーンショットが駆け巡り、そこには幼い恭二も映っていた。
    膝まずいた恭二の姿を見た私にも、それがテストの答案だと理解するのは容易だった為、やはり一族内で比べられた過去でもあったのだろうとは思ったが、絵から迸る不穏な空気に不安は隠せなかった。
    もしや、過去に無いレベルで重たい話がまっている可能性があるぞと。
    そしてそれはMアニ第四話の本編ではっきりと確定した。
    財閥の家系の者として高すぎるハードルを強いられ、一族の名を貶めていると詰られながら育った恭二。
    家族から誰一人として優しくされず、慈しむことをされずに育った機能不全家族サバイバー当事者だった。
    機能不全家族のサバイバーが家族から愛情を受けずに育ったのと同様に、サバイバーも家族を、一族を憎しみながら育ち、それが晴れる事はまず無い(※1)

    誰も理解してくれない。
    誰も寄り添ってはくれない。
    そんな恭二の抱えた心の傷は深く、闇も深かったのは少し考えれば想像つく。

    そうして二度と関わるまいと鷹城の一族と縁を切り、恭二は出奔する。
    東京の下町で、コンビニエンスストアのアルバイトで自分の力だけで生きようとしたのだ。

    しかし、商店街で暮らすうち、恭二にはかけがえの無い仲間が出来た。
    それが同じBeitのメンバーでも有るみのりさんとピエールだ。
    3人が知り合った理由は本当に偶然だったが、みのりさんは恭二の身の上を劇中で既に知っていた事を考えれば、それだけ打ち解けていた事が判る。
    恭二は決して一人ではないのだ。
    そして恭二はそれ故にこの二人を心から守ろうと誓っている。
    適当な言葉が見つからないので例えて言うなら強い愛であろう。

    心の闇に立ち向かう強さと勇気

    その愛を判りやすく示したのがMアニ第四話の後半エピソードだ。
    Beitが出演するお祭りの準備中、偶然の事故でピエールは貨物トラックに紛れ込んでしまい、そのまま音信普通となってしまう。
    行方不明のピエールを探すため、プロデューサーは当然すぐに警察に届け出ようとするが、恭二はそれを止める。
    王族の出身であるピエールが行方不明ということになれば騒ぎは拡大し、Beitのステージも、ピエールが楽しみにしていたお祭りも危うくなるからだ。
    代わりに恭二は自ら自分の家系、鷹城財閥に頭を下げれば穏便に捜索が出来るとみのりに話す。
    憎むべき一族、一度も自分を慈しむ事をしなかった家族、もう二度と関わるまいと心に決めて出奔した鷹城財閥。

    それなのにも関わらず、恭二はもう顔も見たくないであろう、声を交わしたくもないであろう、鷹城の一族に接触し、頭を下げようと決意したのだ。

    二度と触れたくない存在に触れようとしたのは何故か?
    それは大切な仲間を、ピエールを失いたくないからだ。

    そしてもう一つ、決して関わりたくない存在と敢えて関わろうと決意するには強い心と、勇気が必要だ。
    恭二はその忌むべき存在と向き合うだけの強さと勇気を兼ね揃えた、優しい青年だった。

    私はこの恭二の仲間を思いやる優しさと、忌むべき過去に立ち向かう強さと勇気に心を打たれ、惚れた。

    繰り返すが私はカフェパレ担当Pなのは変わらない。
    しかし、このMアニ第四話の恭二を見て思った。
    Beitを、鷹城恭二をこれからは同じくらい応援しようと。
    忌むべき過去を乗り越え、鷹城の一族の鼻をあかす勢いでトップアイドルへの道を勝ち取って欲しい。
    私はカフェパレと同じくらい、Beitを心より応援したい。

    ※1
    筆者自身も機能不全家族のサバイバーで、物心付いた頃から既に家が荒れていた事もあり、恭二が家族から詰られるシーンはアニメながらも生々しく見え、やめてやってくれと心の中で叫んでいたし、アニメ終了後も暫く心がざわついていた。
    だからこそ、恭二にはトップアイドルとして幸せな未来を掴んで欲しいとも思うのだ。











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