【ストーリー解析】凪のあすから 第8話「たゆたう想いのさき」
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【ストーリー解析】凪のあすから 第8話「たゆたう想いのさき」

2013-11-24 01:12

    凪のあすから第8話「たゆたう想いのさき」のストーリー解析を行う。漫画未読。→前回 →次回
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    ■評価
    ★★★ テクニカル、ストロング


    [ニコニコ本編]http://www.nicovideo.jp/watch/1385096995

    ■総評
    第8話は、美海があかりへの気持ちを伝えるために、光たちの力を借りてペンダントを探すという話。主旋律にあたる美海の気持ちだけでなく、光やちさき、あかりや至といったキャラクター達の心理描写が丁寧にされており、ストーリーとしての強度が高い。特にちさきがストーリーに絡んでくることで、光の気持ちがはっきりし今後につながっている点も評価したい。

    ■基本情報
    原作 Project-118
    監督 篠原俊哉
    シリーズ構成 岡田麿里
    脚本 和場明子
    アニメーション制作 P.A.WORKS
    ->Wikipedia

    ■登場人物
    [主人公たち]
      先島 光(さきしま ひかり) - 花江夏樹
      向井戸 まなか(むかいど まなか) - 花澤香菜
      比良平 ちさき(ひらだいら ちさき) - 茅野愛衣
      伊佐木 要(いさき かなめ) - 逢坂良太
      木原 紡(きはら つむぐ) - 石川界人
    [潮留家]
      潮留 美海(しおどめ みうな) - 小松未可子
      潮留 至(しおどめ いたる) - 間島淳司
      先島 あかり(さきしま あかり)- 名塚佳織  

    ■ドライバー
    第8話のメインドライバーは2つ。

    ①美海があかりに好きな気持ちをペンダントを通じて伝える((L-F)×4-L-L)
    ②光たちがペンダント探しに協力する(E-G)

    また、サブドライバーとして、

    ③ちさきが光の気持ちを確かめる(P)
    ④至とあかりがちゃんと認められて、祝福されて家族になろうと決意する(L-L)
    ⑤美海が光たちのエナを心配して海水を用意する(L-(F-E-G))

    などがある。
    第8話のメインストーリーは、美海が光たちの助けを借りながらペンダントを探すという話。ドライバーとしてみればシンプルなストーリーだが、美海や光だけでなく、2人を取り巻く至やあかり、ちさきやまなかといった存在も重要だ。
    ストーリーには前回から続くあかりたちと海の問題に対する動き(ドライバー④)や、光やちさきの恋の展開に関係する動き(ドライバー③)が含まれており、次回以降につながる内容となっている。

    ■残された伏線

    ①陸に降ったヌクミユキ
    陸に降ったヌクミユキは、うろこ様が前々から言っていた陸に降りかかる災いの前兆だと思われる。ただ今後、どのような事態になるのかは分からない。
    ストーリー展開的には、今回至とあかりが“ちゃんとしよう”と決意したことは、この災いと真っ向からぶつかることになるため、2人の決意もこれから起こる困難に対する大きな伏線となっている。

    [陸に降ったヌクミユキ]

    ②光はまなかのことをあきらめる?
    今回、光はまなかのことをあきらめようとしていることを明言した。しかし、ストーリー的にはそれは難しいだろう。
    今回紡を誘ったことも、前回お船引きを叶えようとした事も、まなかに笑顔になってほしいという気持ちからの行動だ。しかし、一方で光は、ちさきにまなかのことを好きだと指摘されてかなり照れるなど、まなかへの気持ちが消えたわけではない。ちさきと同じように、好きだという気持ちを消すことは難しいだろう。

    ③ちさきにとっての“ちゃんと”とは?
    ラストシーンで、あかりの“ちゃんとしたい”という言葉に反応したちさき。ちさきにとっての“ちゃんと”とは何だろうか。オーソドックスに読めば、それは“変わらないこと”を捨て、光に正直な気持ちを伝えることかもしれない。

    [いつも気持ちを隠しているちさき]

    ④紡の用事とは?
    紡は街に用事があったようだが、結局なんだったのかは分かっていない。何の意味もない設定とは思えないので、今後判明するだろう。街ということを考えると紡の両親と関係あることかもしれない。

    また、前回に引き続き、

    ⑤お船引きの儀式はどうなる?
    ⑥まなかはいつ光への気持ちに気がつくか?
    ⑦ちさきやまなかの恋の行方は?
    ⑧まなかは紡と光のどっちを選ぶの?

    などの伏線が残されている。

    ■おまけ

    今週のベストショットは光に自然体でポテチを差し出す美海ちゃんです。

    [この間合いは、もはや夫婦]

    ■ストーリー詳細

    L 夜、美海は寒い中、家の前であかりを待っている。

    P そこに、海の村から家出してきたあかりと光がやってくる。
    P あかりは光に「あんたは戻った方がいい」と言う。しかし、光は間違っているのはうろこ様や父親の方で、あきらめたくないという。

    P 先島家に着いた2人は、至や美海たちと夕飯を食べる。
    P あかりはまだ、みをりさんのことで気を使っているようだ。それを美海は気にしている。
    P また、光も紡のところに泊まろうかと気を使う。

    P とりあえず今晩は4人で寝ることに。

    P 深夜、あかりと至が海のことについて話している。
    L あかりは、父親たちに許されなくても一緒にいられればそれでいいという。
    L 至は、ちゃんと許してもらって祝福してもらって結婚しようとあかりに言う。

    P 先に寝床に入っていた光と美海は、その会話が耳に入る。

    P 深夜、エナを守るために塩水を補給する光。そこに、美海がやってくる。
    E 美海はあかりのことが好きなのに、それをうまく伝えられなくて悩んでいるようだ。
    G 光は、何か言葉じゃない別の形で伝えられないかという。
    G 美海がプレゼントがいいかもというので、光は明日まなか達を誘って街に買い物に行こうと美海に提案する。

    P 翌朝。光は出かけようとするが美海がいない。
    P 探していると、美海がリュックを背負って帰ってくる。

    P 2人は駅前の待ち合わせ場所で、まなか、ちさき、要と合流する。
    P まなかとちさきは街と聞いておしゃれをしてきている。

    E 話しているうちに電車の時間がせまってしまい焦る光たち。しかし、いくらの切符を買えばよいのか分からない。
    G そこに、たまたま紡が通りかかり値段を教えてくれる。
    P 紡も街に用事があるらしい。

    L 車中で光は紡に街の案内を頼む。
    P ちさきはそんな光を少し気にする。 

    P 街についた光達は、街を見て驚く。
    P 街には海の人のために塩水があるスペースがあるらしい。
    P 美海はそれを見てちょっと残念そうな顔をする。(海水を持ってきたから?)

    P さっそくあかりへのプレゼントを探し始めた光達は、まずデパートの宝飾品売り場に行く。
    L そこで美海は綺麗な貝殻をモチーフにしたペンダントを見つける。
    F しかし、それは高級品だったので、他の店を回ることに。

    P 光たちは別の階に行くためエレベーターに乗り込む。
    E しかし、エレベーターは混み合っており、重量オーバーでちさきが乗れない。
    G そこで、光は自分も降りて、ちさきと次のエレベーターを待つことに。

    P ちさきと光はまなかの話をし始める。
    P 光はまなかの紡への恋を応援するつもりなのだという。
    P しかし、ちさきは気持ちを隠そうとする光に、まなかのことが好きなんでしょ?と問いかける。

    F 7階の雑貨屋。なかなかいいペンダントが見つからない。
    P 紡は美海を助けながら、高価なものじゃないと駄目なの?とたずねる。

    P 要は誰にでも優しい紡を見て、まなかに紡のことをどう思っているのかたずねる。
    L まなかは紡が自分には気づけないものが沢山見えていてすごいと答える。

    P エレベーターの中、光はまなかのことをちさきに話す。
    L 光はまなかの気持ちを優先させてやりたいとちさきに言う。
    L ちさきは光に、それでもまなかに対する気持ちは無しにしなくてもいいと思うと言う。
    L ちさきは光がそう決めたなら応援するという。
    F 光はちさきを“いいやつ”だと言うが、ちさきは光への気持ちもあって“違うよ”という。

    P 光とちさきが、まなかたちの元に合流する。
    L 美海はどうしてもいいものが見つからず、初めに見た高価なペンダントを買おうと決める。

    GE 美海は至に電話して小遣い12ヶ月分の前借りを頼む。しかし、至は何のことか分からず驚く。
    G そばにいたあかりは、認めてやるよう至に合図をする。

    F お金の問題はなんとかなったが、ペンダントは売り切れだという。
    E 美海は大好きな海の貝殻のがいいと気を落とす。
    G ちさきが他のお店も探してみようと言い、周りもそれに乗っかる。

    LF 街中のお店を手分けして探す光達。しかし中々、見つからない。

    L 全員が集まり、もう一度探すことになり、光は真っ先に走って行く。それを美海も追いかける。
    E しかし、美海は角を曲がったところで光がうずくまっているのを見つける。

    G エナが限界になったと思った美海は、慌ててリュックからペットボトルを取り出して光に海水をかける。
    P 美海はエナのことを心配してわざわざ朝海水を汲んでリュックに詰めてきていたのだ。

    P それに驚く光。しかし、実はサンダルが脱げただけだった。
    FL 早とちりして謝る美海を気遣って、ちさきやまなか達が海水をお互いに掛け合う。

    P 要は紡にそういえば用事は良かったのかとたずねる。
    P 紡は自分の用事はいつでもいいからという。

    L 海水を掛け合ってはしゃいだ後、光は絶対ペンダントを見つけようと掛け声をかける。

    F 帰りの電車。結局ペンダントが見つからず落ち込む光と美海。
    P 紡は、昔祖父にあげたうろこの話をして、美海が選んだものがいいんじゃないかと助言する。
    L それを聞いて光と美海は、美海が選んだ海の貝殻にしようと思いつく。

    P 夜。至とあかりは中々帰ってこない2人を心配する。
    P そこに砂まみれになった、光たちが帰ってくる。

    L 美海は、みんなで探した貝殻で作ったペンダントをあかりに渡す。
    P 美海は他のものが良かったかと少し心配そうにする。
    L あかりは、これが一番嬉しいとそれを受け取る。
    L 光もそれを喜ぶ。

    L あかりは一緒にいるだけじゃなく、ちゃんとしたいと至に言う。
    P それを聞いたちさきは“ちゃんと”という言葉に反応する。

    P じゃれあう光と美海。そこに空からヌクミユキが降りはじめる。

    E 美海は雪だとはしゃぐ。しかし、光はそれに不穏な空気を感じ取る。

    (つづく)

    次回に続く。

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