大図書館の羊飼いの感想(後半はネタバレあり)
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大図書館の羊飼いの感想(後半はネタバレあり)

2013-08-04 22:18

    大図書館の羊飼いをようやく終えたので、軽く感想を。 まずは後半からネタバレ有りになるので注意ですよ。

    ということでグダグダスタート。 さすがにフルプライス(定価8800円)だけあって、かなりのボリュームでした。最近あんまりフルプライスのゲームをしていなかったので、ここまで遊べるのかって驚きでしたね。 併せて、ちょっと前にプレイしたウィッチズガーデンと比べると立ち絵が動くようなことは無いものの、終始いろんなエフェクトが見れて、紙芝居型エロゲにも関わらず、視覚的にも楽しかったです。

    攻略キャラもおまけ的ではあるのですが、「このキャラも攻略ルートあるんだ」みたいな感じで、非常に色々なキャラを攻略できるのが良かったですね。 「夜明け前より瑠璃色な」あたりから、コンシューマ移植前提が見え見えで、コンシューマで追加で攻略キャラが増えますよ、ルートが増えますよ、みたいなのがちょっと嫌な感じだっただけに、ここまで色々楽しめるとそういった不満も感じませんでした。

    ゲームシステムも快適そのものです。 ゲームパッドに最初から対応しているのも、エロゲをゲームパッドでプレイする自分にはありがたかったです。 よく萌え系エロゲでよくプレイするういんどみるとの比較になりますが、(自分の勘違いなら申し訳ない)最近ういんどみるはデフォルトで対応してないっぽいんですね。 「魔法とHの関係」あたりは、システム設定にはなかったんですが、普通にパッドを繋げば動いていたのですが・・・。
    話を戻しまして、さらに凄いことに、パッドのボタン設定まで可能なのがびっくりでした。 言いがかりレベルの文句を言うと、PS2系のパッドが基準だったようで、自分が使っているXBOX360のだと、全然配置の絵と違っていたのが残念でしたね。 マウスをよく使う人にも、マウスジェスチャーの設定ができるので、超快適だと思います。お勧め。

    シナリオについては、オーガストにしては珍しく?主人公が割と万能系なのが少し残念でしたけども、ちゃんと理由があるのがよかったですね。 無差別に俺TUEEEするわけでもありませんし。

    ルートの方としては、主軸として主人公が所属する図書部の活動と、「大図書館の羊飼い」、簡潔にして「羊飼い」とは何なのか?というものがあります。 で、この「羊飼い」に付いてのある程度の疑問が共通ルートの終わりには明確になってしまいます。 なので、メインヒロイン達を攻略する間も、「羊飼い」について気になってしょうがなかったです。

    舞台の学園の設定といいましょうか、そこの成り立ちから疑問というか納得できないところは多かったですが、その学園の設定を活用するルートなどもあり、単なる無駄設定じゃなかったんだなとも思えました。 個人的には気持ち的に納得はできませんでしたけども・・・。

    ということで、萌え系エロゲにちょっと不思議要素を足したゲームがOKなら、購入して大満足できるゲームだと思いました。 んで、この下からはネタバレというかホント自由気ままに垂れ流しで書いたものです。


    まぁ、発売から半年も過ぎた今、ネタバレ読んで怒る人もいないでしょうけどね。 さてさて、それじゃ適当に書いていきますよ。 羊飼いルート(小太刀を主としたルート)以外の個別キャラルートは面白いというか、キャラが可愛かったという感じなので、省略。

    んで、羊飼いルートについてですが、ある意味神様に近いような存在の羊飼いになる選択を主人公が選ばなかったことが驚きです。 作中には、すでに羊飼いとして人間を手助けしている通称ナナイ、これから羊飼いになろうと見習い訓練を受けている小太刀、ナナイからスカウトを受けてどうするか悩む主人公。
    この3人の考え方というか、人との関わりについての物語が非常に面白かったですね。 個人的に不満なのは、主人公が羊飼いになるのを選択するルートがなかったこと。 これは作品のテーマとしてはしょうがないのかもしれないですけどね。
    人ならざるものになり、人間を手助けする存在というのは、結局自分自身が人間であることから逃げ、人間同士のつきあいからも逃げ出すことじゃないのか? というのが大事なところだったのでしょう。

    自分はデモンベインや永遠のアセリアなどの、人間が大いなる力を手に入れて、人間の助けとなる存在になる話が大好きなので、こういう話の展開は好みではなかったのですが、すでに羊飼いになっているナナイの発言などを聞けて、これはこれで面白かったんじゃないかなって思えました。

    ちょっと前の記事で、FarCry3のことを書きましたが、最近はこういう現実逃避的なものを否定するような題材の作品が結構でてきているのかもしれませんね。 もしくは自分が知らなかっただけで、結構こういうものが多くあるのに当たらなかっただけかもしれませんけどもw

    で、話を再びゲームの方に戻しまして、小太刀ルートをプレイすると、結局は二人とも羊飼いにはならず人間として過ごすことになりますが、小太刀ルートを選択しなくても、小太刀は結局主人公達と関わって羊飼いになるのをやめるのでしょう。
    人との関わり方や、羊飼いとしての考え方など小太刀は全然羊飼いに向いていなかったというのも、このゲームの面白いところだったんでしょうね。 向いていないことでもひたむきにがんばる小太刀は自分としては凄く共感できるしがんばってもらいたかったんですけどね。 ネタバレをできる限り無しにしたところでも書きましたが、どうにも主人公が無敵ではないにしろよくできているのが少し残念なところだったかなと思います。

    掘り下げて書けばまだまだきりがないですが、このくらいにしておこうと思います。 最後に簡単にまとめたことを書いとくと、萌え系だけではないぞというオーガストらしさみたいなのが感じられて、大図書館の羊飼いも満足な内容でございました。


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