連勝の止まった藤井四段の強さはどれくらいか。
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連勝の止まった藤井四段の強さはどれくらいか。

2017-07-09 16:22
    前々回の投稿で藤井四段の連勝について書きましたが、
    かなりの強敵と書いた佐々木五段に敗れ、連勝は29で止まりました。
    神谷八段(当時五段)の記録28を1つ更新したところで止まりました。

    佐々木五段は「詐欺の五段」(強さと段位があっていない)という意味では
    将棋ファンの間では有名な存在です。

    そこで、段位と「棋士レーティング」の関係について、ちょっと調べてみました。

    ■段位別レーティング上位
    ・九段
    _1 佐藤天彦名人 1884 未
    _3 羽生善治三冠 1852 □■
    _6 久保利明王将 1837 未
    _8 渡辺明竜王 1821 未
    ・八段
    _2 豊島将之八段 1865 ■
    _5 稲葉陽八段 1841 未
    10 糸谷哲郎八段 1796 未
    ・七段
    _4 菅井竜也七段 1845 未
    _7 斎藤慎太郎七段 1824 □
    27 村山慈明七段 1716 未
    ・六段
    _9 永瀬拓矢六段 1817 ■
    12 千田翔太六段 1786 ○
    17 中村太地六段 1760 □
    ・五段
    11 佐々木勇気五段 1792 ●
    29 青嶋未来五段 1709 未
    30 近藤誠也五段 1708 ○
    ・四段
    32 増田康宏四段 1704 □○
    33 藤井聡太四段 1697 【本人】
    35 三枚堂達也四段 1696 未

    ※左からレーティング順位、棋士名、レーティング、藤井四段の対戦成績。○●は公式戦、□■は非公式戦。

    公式戦ではC級2組2回戦、中田功七段戦までで29勝1敗ですが、レーティング上位の棋士相手ではそこまでの好成績は上げられず、上記の表の中でだけで言えば、7勝4敗、勝率.636と「ありがちな勝率」に落ち着きます。

    「なーんだ、じゃあ、そこまで強くないのか」
    というと、然にあらず。
    イロレーティングの計算で言うと、この7勝4敗の均衡点(レーティングの上昇と下降が釣り合う状態)を計算すると、1883~1885の範囲。
    中間値の1884は、レーティング1位の佐藤天彦名人と同じです。

    中学生の現時点で、レーティングトップ相当の成績を残している。
    竜王戦決勝トーナメントで佐々木五段に敗れ、「中学生竜王」がなくなってしまったのは残念ですが、最年少五段(連勝の新記録が適用される可能性あり)、最年少タイトル、楽しみはまだまだ続きます。




    ~ちなみに~
    藤井四段のこれまでの戦績は、非公式戦・公式戦併せて36勝4敗(勝率.900)です。
    つまり、上記の7勝4敗を除いた戦績は29勝0敗であり、これも含めて均衡点を探そうとすると、佐藤天彦名人をはるかに超えるレーティングになってしまいます。
    いやー、末恐ろしいですね。


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