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映画監督 菅原浩志のメルマガ№8 「天使の声、悪魔のささやき 薬物への誘い」/他
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映画監督 菅原浩志のメルマガ№8 「天使の声、悪魔のささやき 薬物への誘い」/他

2012-12-05 18:00
    • 「天使の声、悪魔のささやき 薬物への誘い」
    • 「中央自動車道笹子トンネル崩落事故 生と死の境界線」
    • 「生命力溢れる高校演劇」 


    「ダイエット?痩せるなんて、簡単ですよ」
    「疲れが溜まってる?スッキリしますよ」
    「歯痛なんか簡単に治りますよ」
    「唄が物凄く上手くなりますよ」
    「成績を上げるなんて、朝飯前ですよ」
    胡散臭く聞こえるかもしれないが、
    これらの事に悩み苦しんでいる人は耳を傾け、
    問題を解決してくれる天使の声に聞こえるかもしれないが、
    これらは全て、薬物への誘い文句。

    報道陣が酒井法子に問う。
    「どうして覚醒剤に手を出したんですか?」

    薬物に手を出す時、
    誰も、これが人生を破綻させると思って手を出す人はいない。
    誘いの言葉は、優しく、
    困っている人を助けるが如く、
    薬物が目の前に差し出される。

    酒井法子も、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、
    覚醒剤に手を染めた訳ではない。
    仕事のストレスを抱えたり、疲労が溜まったりしている時に、
    「疲れが取れるよ」ぐらいのカジュアルな誘いと、
    勧めた側の思惑(人間関係を継続させる手段として)、
    それと本人の薬物に対する認識の甘さが、
    悪魔の誘いに乗ったのであろう。

    そして、薬物に手を染めた全員が思うこと。
    「必ず止められる・・・」と。

     
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