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- 「天使の声、悪魔のささやき 薬物への誘い」
- 「中央自動車道笹子トンネル崩落事故 生と死の境界線」
- 「生命力溢れる高校演劇」
「ダイエット?痩せるなんて、簡単ですよ」
「疲れが溜まってる?スッキリしますよ」
「歯痛なんか簡単に治りますよ」
「唄が物凄く上手くなりますよ」
「成績を上げるなんて、朝飯前ですよ」
胡散臭く聞こえるかもしれないが、
これらの事に悩み苦しんでいる人は耳を傾け、
問題を解決してくれる天使の声に聞こえるかもしれないが、
これらは全て、薬物への誘い文句。
報道陣が酒井法子に問う。
「どうして覚醒剤に手を出したんですか?」
薬物に手を出す時、
誰も、これが人生を破綻させると思って手を出す人はいない。
誘いの言葉は、優しく、
困っている人を助けるが如く、
薬物が目の前に差し出される。
酒井法子も、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、
覚醒剤に手を染めた訳ではない。
仕事のストレスを抱えたり、疲労が溜まったりしている時に、
「疲れが取れるよ」ぐらいのカジュアルな誘いと、
勧めた側の思惑(人間関係を継続させる手段として)、
それと本人の薬物に対する認識の甘さが、
悪魔の誘いに乗ったのであろう。
そして、薬物に手を染めた全員が思うこと。
「必ず止められる・・・」と。
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