怖いかもの話
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怖いかもの話

2019-06-21 00:42
    自分の母親の話。


    母親は看護師でして。
    自分が小学生のころは救命救急に勤めてたんですが。
    ある休日、1〜2時間ほどで夜勤も終わりだなと思っていると
    ぐったりした4〜5歳くらいの男の子を抱いた女性が
    半狂乱になってセンターに走りこんできて

    「ウチの子がお風呂で溺れて!助けてください!
     息をしてないんです!」

    と叫んだらしい。
    子供ならではの休日の早起きが災いした。
    母親が寝ている間に起き出して
    お風呂で遊んでいたら溺れてしまったとのこと。
    救命室で処置をして、一命をとりとめた。

    入院の手続きをとりながら
    改めて、子供の母親に話を聞いたとき
    あれ?と思ったという。

    なんで寝てたのにわかったんだろう?

    溺れて意識を失ってすぐ連れてきたような状態だった。
    母親がもう少し気づくのが遅かったら…という
    正直、ギリギリの状態だった。
    不幸中の幸いで、目が覚めたということなんだろうかと思い
    「たまたま目を覚ましたから良かったものの
     危ないところでしたよ。本当に良かったですね」
    と声をかけたら、母親は首を振って言った。

    「ちがうんです。子供が溺れる夢を見たんです。
     たすけてー!と叫ぶ子供の声が聞こえて飛び起きたんです」

    お母さんってのはすごいわ〜、と
    しみじみ母親が言ってました。





    ウチの父親の最近の話。


    神社の御朱印を集めるのが最近の流行りですが
    我が母親も御朱印集めに勤しんでいる。
    娘(自分の妹)と一緒にあちこちの神社に足を運んでは
    立派な御朱印帖に、これでもかという大胆な筆書きの
    色鮮やかな御朱印を書いてもらって
    互いに見せ合ってわいわいやっている。

    父親はというと
    あんまり流行りものが好きではなく(ってか分からない)
    へぇーすごいもんだなー、くらいの返しで適当に
    女子達の話を右左していた感じなんですが。
    なにやらパワースポット的なところの金運が高くなるお札?
    的な話には食いつきまして。
    「よし!そのお札を買ってこい。
     お父さん、そのお札持って宝くじ買って来る!」と
    煩悩満載の命令を飛ばしたそうな。

    しばらくしてそのお札は手に入り
    お部屋の高いところに置いとくと良いとのことで
    居間の鴨居の上あたりにさしこんで
    金運アップのご利益を期待していたのですが

    ほどなくして、お父さんは原因不明の腹痛に襲われます。

    胃痛かなと思い受診してみても異常なし。
    エコーだのMRIだのやってみても特に問題なし。
    でも、しくしくとした腹の痛みはおさまらず
    少しずつひどくなっていく。

    ほとほと困っていたある日、ばあちゃんの古くからの友人が
    仏壇に手を合わせに家を訪ねてきた。

    手を合わせた後、友人にお茶をすすめて
    ばあちゃんが亡くなってからずいぶん時間が経った〜とか
    そういえばばあちゃんは昔はこうで〜とか
    あれやこれやの思い出話や世間話に花を咲かせていたが
    その流れで、例の金運アップのお札と腹痛の話になった。

    すると、その友人。
    「ケンカしてるんじゃないですか?」
    と一言。

    曰く、ばあちゃんの仏壇と
    そのお札とがぶつかり合っていて
    その障りが父親の腹痛として現れている、と。

    その後、友人の言われたとおりにお札を処分したら
    (塩を盛っただ燃やしただか言ってたが忘れたw)

    腹痛は嘘のように消えたそうです。

    不思議なことってあるもんだな〜と
    しみじみ父親が言っていました。


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