野生鳥獣による被害状況について
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野生鳥獣による被害状況について

2020-07-12 22:01
  • 4
野生鳥獣による被害額は、近年200億円前後で推移しており
平成26年度は191億円となっています。
さらに被害によって農業者の営農意欲が減退するなど
被害金額として数字に表れる以上に
深刻な影響を及ぼしていると考えられます。

日本の農作物に対する獣害の約8割が鳥類といわれ
そのうちの半分がカラスによる被害とされています。
その他、ムクドリやヒヨコ、カモ類による農作物被害
そして、ハトの被害も無視できません。

日本に生息するハトは主にキジバト、ドバトの二種類で
ほぼ全国に分布しています。
キジバトは低地から亜高山帯まで。
ドバトはもともと飼い鳩が野生化したもので
都市部にも農村部にも生息しています。

これらハトの被害は農作物被害と糞害があります。

農作物被害は被害推移を見ると、被害面積、被害量ともに
近年は減少傾向にありますが、マメ類、ムギ類、イネ、飼料
作物(トウモロコシなど)、野菜など多岐に渡る点は
やはり問題と考えられます。
特に主な被害作物であるマメ類は出芽前の種子や出芽後の
子葉に対するものが多く、食べられると欠株になるか
生長が止まってしまい、収穫に影響を及ぼします。

都市部での被害の多くはドバトの糞害で、一般家庭から工場、
学校など幅広い場所で問題になっています。
特に問題になるのは糞の量です。
ドバトは一日に体重の10分の1もの餌を食べるため
糞量は非常に多くなり、何度掃除をしてもすぐに糞で
汚されてしまいます。
一般家庭での糞害はベランダやひさしに集中することが多く
掃除範囲はそれほど広くはならないですが、高所での作業は
危険が伴います。
工場では敷地が広く、いたるところが糞だらけにされるため
掃除をするにしても膨大なコストがかかります。

かといって糞を放置してしまうと様々な被害が生じます。

1.商品が台無し
2.アレルギーや病気の原因に
3.美観・清潔感が損なわれる
4.金属の腐食
5.害虫の発生源になる

工場でも一般家庭でも、ドバトの糞害は経営や衛生面、設備の
安全性や管理コスト、健康被害にまで及ぶと考えられます。

被害防止対策のポイントとしては、被害対象地域に
なるべくハトなどの鳥獣を
寄せ付けないことが重要となってきます。
被害対策を実施する際は、被害軽減目標を立てて、被害防止
対策に見合った効果が得られるかを検討することが重要です。
(例えば、何もしない場合に10万円の減収が予想された時、
 10万円以上の対策を行うかどうかという判断です。)
予想される被害金額と被害防止対策にかける費用を比較して
効率的な被害防止対策に取り組むことが重要です。

対策として代表的とされるのが、鳩よけ用のネット設置
になりますが、これもネットの張り方を間違えると隙間から
器用にハトが入り込み、他の鳥類から身の安全が守れる
安全地帯と化してしまうことも少なくありません。

このような場合、音や視覚などの刺激による追い払いや
テグスによる侵入防止や忌避剤の利用などを組み合わせた
総合的な対策を講じることになりますが、絶対的な効果が
あるとは言えません。
鳥類に対する誤解として、うまくいった対策がその後も
効果を発揮し続けるだろうというものがあります。
鳥類全般に言えることですが、実はこうした場合
鳥類は「怪しい」と思って他の餌場に向かうだけで
慣れが生じると戻ってくる可能性があるのです。
そうしたことから、ネットにしてもテグスにしても
設置場所や種類を変えたり
他の方法と組み合わせるなどの工夫が必要になります。

ハトを始め、こうした鳥獣被害に対して対策を講じる場合、
習性や特徴を理解した上で適切に対応することが重要です。
業者に依頼する場合、コストがかかることを考慮し
独自に対策を講じることも可能ではありますが
被害軽減目標を立て、被害防止対策に見合った効果が
得られるかを検討した結果、コストに見合った効果が
期待できる場合には、素直に依頼することも
重要な選択肢の一つかもしれません。



さすがAC部。
仕事を頼んだこの業者の雨宮?もすごいw
(ってか実在するのか?ww)

一度見ると忘れられないという意味では
とても優れたCMと言えますけど、この中毒性は
なんか他の成分が感じられますが大丈夫でしょうか?w


参考:
農林水産省「野生鳥獣被害防止マニュアル」
日本鳩対策センターHP
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勉強になりました。
3週間前
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>>1
とんでもないっす!///
コメントありがとうございます!
3週間前
×
鳥害は本当に勘弁してほしいですね。今年は長雨&鳥害でブルーベリーやブラックベリー等の果実の被害が甚大で泣けてきます。
3週間前
×
>>3
コメントありがとうございます!
農水省のデータだと鳥害被害は減衰傾向ではあるらしいのですが…そうですよね、0ではありませんものね。鳥の警戒声(オナガ)の結果なども今回の記事を書くにあたって(どこかのサイトでw)読んではみたのですが、カラスには対して効果はなく、ヒヨドリやムクドリなどには効果的で、ハトに対してはやや効果があったように記憶しています。素人考えで恐縮ですけど、何かの参考になれば。
3週間前
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