醒めない夢の後のザ・リアルフォークブルース(スパロボT)
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醒めない夢の後のザ・リアルフォークブルース(スパロボT)

2019-04-10 00:42
    ※極力ネタバレは控えますが話の都合触れなきゃいけない点、他の作品も絡めた話、投稿者の個人的な意見、まだスパロボTをクリアしてない人は避けたほうがいい話、そもそもスパロボ公式スタッフがそこまで考えてないかもしれない点を前置きとしつつ見てください

    今回のブロマガはいつもと毛色が違ってスーパーロボット大戦T(以下スパロボT)において
    たまーに見かける「ビバップのエピローグなんなのこれ」っていうのに関して自分が考えた話をしていこうかなと思います。

    スパロボTのエピローグにおいてジェットとフェイとエドとアインしか登場せず肝心のスパイクが行方不明でレッドドラゴンというチャイニーズマフィアの騒動があってそれにカチコミに入った人間がいるという話で終わるのですが話の流れから推測できるし原作を見た人はご存知の通りこの人間はスパイクでありその結果はおそらく原作アニメの25話と26話の通りなんでしょうが
    ここで作品見てない人は中途半端だなって思うのはまあ当たり前だろうと思います
    自分的にはまず
    「原作再現するのが無理だったんだな」という感想がでました
    この話をエピローグでやるにしてもテキスト長くなるうえにドンパチやってて視覚的にはわかりにくい描写になるし心無い人から「贔屓かよ」って言われるのが目に見えてる点と
    このエピソードに他の作品のキャラを絡ませるにしてもビパップの空気を損ないかねない点も問題だったんだろうなと
    次に他の人はおそらく「せっかくスパロボに参戦してるんだからスパイク生存させたら?」っていうご意見ですがこれもおそらく明確にはやりたくなかったんだろうなと

    このスパロボTにおいて復讐者というのが何人かいてGガンダムのドモン、ナデシコのアキト、ガンソードのヴァンとわかりやすい例として三人あげますがこの三人に共通してるのが
    原作アニメにおいて死んでいない という点だったりします
    この三人それぞれに復讐する相手(一人は終わってますが)が世界中巻き込んだ存在ばっかりで他の作品の味方キャラからもその復讐が肯定されがちである程度納得したまま話が終わってますが

    現実において復讐という行為に関して美化することが良くないという感情もあるのはご存知かと思います、スパイクも復讐……というのはどうかと思いますが原作アニメ26話において過去の女が亡くなり決着をつけるという意味でスパロボTにも出てたビシャスと戦うことになります
    そこで俗に言うスパロボマジックで本編を変えてスパイクを生存させた場合ある意味問題になる
    復讐者が誰も死なないままスパロボTが終わるという復讐を美化するような状況になってしまいます
    (まあ高確率で五体満足の状態で生きるだろうし)
    ドモンもアキトもヴァンも一応本人は生きててヴァンもスパロボTのエピローグで行方不明になってますが原作アニメだと遠い未来でウェンディと再開しており一応ハッピーエンド側ではあるんですね
    アキトも行方不明になりますがユリカは助けてるので一応こっちも前向きではあるし
    復讐を遂げた人間が皆生きてて幸せというか前向きになるというのは良くない
    過去の女、自分の命も失ってその結果復讐というか清算を遂げた人間がいないとダメなんじゃないかと思ってあえてスパロボスタッフが改変しなかったというのも納得はできます個人的には

    醒めない夢でも見てるようだっていうスパイクの台詞がありますが
    この醒めない夢…夢という単語において意味があるんじゃないかと思ったりします
    スパロボTにおけるストーリーを夢と置き換えることもでき
    他の作品と共演することを夢の共演というように
    カウボーイビバップの1話〜23話までのストーリ進行のまま他のキャラと暮らしていき
    全てが終わったエピローグで醒めない夢から目をさましビシャスとの決着をつけるという流れにはなるんですねビシャスも原作アニメの26話でスパイクに
    「ようやく夢からさめたかスパイク」と話しかけるシーンがありますその後に
    「お前を殺せるのは俺だけだ」と続けますがこれもメタ的な要素も含んでるんだろうと
    原種だのドクターヘルだの宇宙怪獣だのいろんな存在がスパイクの命を危険にさらしますが
    全てを終わらせて敵として残ったのがビシャスなので台詞のとおりなんですね
    (まあOVAガオガイガーやらボトムズやらガンダムのユニコーンやら話は続く可能性ありますけど出てきた敵としてはビシャスぐらいしか残ってないので)
    その醒めない夢から目をさました後の原作アニメ25話と26話におけるタイトルが
    ザ・リアルフォークブルースなのは皮肉というかなんというか……
    醒めない楽しい夢から醒めた後に過去という悪夢の結果が起こした現実(リアル)からスパイクは逃れられなかったという意味で

    実際どこまで考えてスパロボスタッフがこのエピローグにしたかはわかりませんが
    自分としては上記のような悲しみというか無情さというか虚しい感情とsee you space cowboyの歌詞のような少しだけ前向きな感情が入り交じったままスパイクは終わったんだろうなと思います
    (ジェットも前向きに考えてましたが)

    深夜テンションで長々と書きましたけどうまく伝わるかわかりませんがこういうことかなと書きました
    まあもしかしたら「やっぱスパイク生きてました」で終わったのかもしれませんが
    …隠しで追加エピローグ的なもんがあるとかだったら笑うしかないですね
    少なくとも自分としては上記の内容を意識してたのなら参戦した意味はあったと思います
    ここまで読んでいただきありがとうございます。
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