卵焼きのお話。
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卵焼きのお話。

2017-09-14 21:57
    卵焼き、と一言に済ませるにはあまりに深刻な問題。
    だって卵を焼くだけならオムレツもスクランブルエッグも目玉焼きも全部全部おんなじ「卵焼き」じゃねーかぁぁぁぁぁ!!!!!!

    ということで、出汁巻卵と呼ばせていただきます。

    きのこたけのこの話じゃないけど、
    いわゆる目玉焼きに何をかけるかとか、
    シチューをご飯にかけるかとか、
    そういうレベルの話ではあると思います。
    個人的にはくだらない意地の張り合いにしか見えないけれど、
    卵焼きに関しては明確にしてもらいたい。

    関東は甘く、関西はしょっぱいと言いますね。
    でもそれも色々違うと思うんだよな。
    家庭でも違うし、好みでも変わってくる。
    現に私の家の家系図から考えると、
    次代の私が出汁巻卵好きなのは理由があるわけだ。

    父方の家系は少なくとも家系図が残ってる中では、
    前五代くらいはみんな大阪or兵庫or滋賀の方々。
    母方はとても複雑で、一応私から見た母方の祖母は京都の人で、
    その旦那さんは栃木の人だったはず。
    しかし間に生まれた子供二人は甘いのとしょっぱいの、
    両方を味わって育ったらしい。
    祖父はやはり甘めのものが好きだったようですけれど、
    祖母と母は京都の人らしく出汁巻が好きだったとか。

    思えば・・・・
    チャンバーが作ってくれる卵焼きは、
    お塩とお醤油で味付けされたシンプルなものでした。
    どうしてそうだったのか当時はわからなかったけれど、
    私は母の作ってくれる卵焼きのほうが好きでした。
    母の作る卵焼きは、カツオと昆布出汁の出汁巻。
    そもそも母が祖母から教えられたのはこの出汁巻だそうで、
    それなのになぜ祖母はレシピを変えたのか?

    これは、祖母の死後、母と私の想像です。
    母と娘は一番の味方同士であり、
    また、最も身近なライバルであるということだ。
    母の出汁巻卵を美味い美味いとむさぼる私。
    当時は卵アレルギーから解放された頃ですし、
    そら美味しいはずだ。
    祖母は、孫が食べて絶賛してる料理が、
    元々は自分が教えたものだというのもブライドがあって引けたので、
    違うレシピで自分のほうが美味しいと言わせたかったのではないか?
    などと
    母が申しております。

    たかが卵焼き。
    されども、巻くか焼くだけかにしても違いがあるし、
    因縁も奥も深い一品でありますなあ。
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