元3DOユーザーの語る3DO REALのリアル
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元3DOユーザーの語る3DO REALのリアル

2016-02-18 16:10

    今回はこのニュースを見たのがきっかけです。

    [コラム]【ガッカリ】買って失敗した90年代のゲーム機ランキング ...



    1位:セガサターン
    2位:スーパーファミコン
    3位:Nintendo 64


    名作が多い有名ハードが上位に来ていますけど
    何100万台と売れてれば、分母がデカい分、まあそうなります。

    大事なのは10人ハードを買ったとして、その内の何割が満足していたかという事
    そういう割合を出したら、不満度ぶっちぎりで1位なのが
    このランキングでは9位の

    3DO REAL

    だと断言できます。

    だって持ってたから



    パナソニックが第5世代ゲームハード戦争に「インタラクティブ」マルチメディア」を旗印に送り込んだ32Bit機。
    発売時期としてはサターン、プレステより早い。


    マイナーゆえ触った事ある人が少ないであろうこのハード。
    ネット上でスペックと第5世代ハード戦争に敗れて消えていった歴史だけ見て馬鹿にしている皆さんは
    こいつの本当の恐ろしさを知らないです







    初期型の3DOです、当時ファミ通で弁当箱と弄られたこのデザイン
    実際は会席料理の重箱クラスのサイズと漬物石の様な重さ、鈍器として充分使用可能で、人を殺せます。

    TV前に置くととても邪魔。
    そしてなにより本体に


    リセットボタンが無い!



    な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
    おれもどういう事なのかわからなかった…




    設計した奴の頭がどうにかなってるのかと思った
    CPUの性能だとか描画速度だとか そんなレベルじゃあ 断じてねえ
    ゲーム機作った事のない大企業の意識の低さを味わったぜ…


    プレー中、ゲームをやり直したいと思ったら

    本隊の電源切る

    本隊の電源入れる

    ハード立ち上がる

    ソフト読み込む

    タイトル画面

    やってられるか!
    ゲーム機作りのノウハウ無いとかいう以前の問題や。アホすぎるやろ。
    RPGやSLGやるのに致命的に向いてない。
    ファミコン時代からある、ネコがリセット踏んでしまう問題に取り組んでくれたんか?
    いらんわ!そんな配慮!

    以来パナソニックの「ideas for life」っていうコピー見る度にいらつくんですけどねw。

    そしてゲームパッド。
    第5世代ハードはその性能だけでなくパッドに関しても、操作性、デザイン、持ちやすさ、3Dスティック等の革新的な試みが今でも評価されていますが。






    何の工夫もないのが3DOパッド。手にフィットしないし
    素材がチャチくて連打するとキチキチうるさい。







    あとですね、フォトCDが見れます。知ってますか?フォトCD

    フォトCD - Wikipedia

    フォトCD3DOをに入れると、何と音楽が聴けて、TV画面に写真が映ります

    …またポルナレフが出てきそうですが、DVDが出てくる前の過渡期のメディアで
    この機能を利用して、
    アイドルの歌やメッセージを聴きながらとポートレートが見れるデジタル写真集とかあったんです。
    CDショップや電器店の片隅に昔はこれが置いてあった時期があります。
    DVDの普及と共に駆逐されましたけど。
    これも知らないだろうけどビデオCDという映像規格が見れるアダプタもありました。

    ビデオCD - Wikipedia

    PS2の大ヒットの要因にDVDプレーヤーとしての機能が備わっていた事を思えば
    ゲーム機をマルチメディアプレーヤーとして活用するアイデアは
    この時点では電機メーカーとしてソニーに先んじていたと言えます。

    惜しいw




    ここまで咎めておいてなんですが遊べるゲームは中々でした
    スパⅡX 、Dの食卓、ポリスノーツは家庭用最速で遊べましたし。移植の出来も問題ない。
    これらとサムライショーダウンサムスピの移植作)ばっかりやってた。
    闘牌伝説アカギの初ゲームも3DOなんです(Vシネ版準拠)。



    徳間書店から3DOMAGAZINEという専門誌も月刊で出ていて、体験版入りディスクが付録に付くってのを他雑誌に先駆けてやっていました。

    紙面では飯野賢治3DOのトップランナーとして据えられ、彼の肩にハードの未来が掛かってるかの如くでした
    徳間にコネがあったのか毎号フィーチャーされ
    俺は凄い、俺は凄い事をやれる、俺は凄い事をやってみせる、と毎号吠えていました。

    あの芸風は無名時代からブレてなかった。


    そんな彼が作った「Dの食卓」
    今からすれば「いんたらくてぃぶ むーびー」ですが、当時は充分楽しみました。
    D食が遊べるってのが3DOユーザーのほんのかすかな優越でしたが
    その後の顛末はご存知の通り、知らない方は飯野賢治でググッていただきたい。







    ヒット作が出ず、第5世代戦争に置いて行かれる中、パナソニック「M2」という後継機を発表
    (ローンチソフトに「Dの食卓2」
    トレーラームービーを3DOMAGAZINEに付けて、ごくわずかなユーザーの期待感を煽りましたが
    結局開発は立ち消え。
    3DOもソフトが出なくなり、床の間の華台としてその役目を変えていきます。

    「M2」発売予定時期はFF7発売の前で、SEGA任天堂ソニーが1番火花を散らしている時期。
    ここで





    と突っ張るのはどん判金ドブ
    手を出さず火傷を免れたのは、賢明な判断だったのではないでしょうか(既に大怪我してただろうけど)。


    「M2」
    3DO上位互換機として更なる高性能を謳ってましたが
    私が何より明確にして欲しかったのは



    で、リセットボタンは付いてるの?




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