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荻上チキ責任編集
“α-Synodos”
vol.188(2016/01/15)
特集:ロボットへの戸惑い
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○はじめに
1.岡田美智男氏インタビュー
ロボットにはなぜ「弱さ」が必要!?
2.岡本慎平
コミュニケーション・ロボットの倫理学
3.松本光太郎
高齢者とロボットのコミュニケーションを展望する
4.飯田泰之
ロボットは人間から仕事を奪ってしまうのか
○編集後記
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○はじめに
花粉が飛び始めました。暖冬もいいことづくめではありません。あけましておめでとうございます。みなさん2016年、どうお過ごしでしょうか。新年一発目は「ロボットへの戸惑い」をテーマにお送ります。
一つ目は岡田美智男さんへのインタビュー「ロボットにはなぜ『弱さ』が必要!?」です。岡田さんはなぜ「弱いロボット」をつくるのか、お話を聞いてみると「弱い」ことが愛おしく思えていきました。このときお腹をこわしてインタビューを中断してしまい「弱いおなか」だ!と思いました。
つづいて、「コミュニケーション・ロボットの倫理学」を岡本慎平さんにご寄稿いただきました。ロボットが社会の一員になるとき、ロボットへの暴力はどう考えればよいのでしょうか。また、介護や子守はロボットにさせていいものなのか。
「高齢者とロボットのコミュニケーションを展望する」は、おしゃべりロボットを高齢者に半年間預かってもらい、その経過を面接や観察を通して追いかけた研究を松本光太郎さんに紹介していただきました。
「ロボットは人間から仕事を奪ってしまうのか」は飯田泰之さんへのインタビューです。技術革新や、失業といったロボットにまつわる問題を経済学がどうとらえてきたのか話を聞いてきました。
今号もてんこもりの内容ですので、どうぞお楽しみに!(山本)
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