• 高画質MMDerにとって1.5GB投稿対応は死刑宣告のようなものだろうか?

    2016-10-25 01:262
    先に結論から申し上げますと、現在このブロマガを投稿している時点で新仕様動画が旧仕様動画より高画質に視聴させることは出来ないものと思われます。

    簡単な解説は前回のブロマガでちょろっと説明しています。
    http://ch.nicovideo.jp/syumari/blomaga/ar1123655
    また動画時間とビットレートの関係はありらいおん氏のツイートでグラフ化されています。
    https://twitter.com/myrmecoleon/status/766666211027406850

    旧仕様での高画質MMDPVはつんでれんこなどを利用した場合、3分前後の動画は
    100MBギリギリでだいたい6,000kbpsぐらいのビットレートで生成されていました。

    それが今回の新仕様では720pの2000kbpsが頭打ちとなっているので、動きの激しいダンスモーションなどでは当然の如く、ブロックノイズやモスキートノイズが発生し、従来のような全画面での鑑賞などに耐えうる代物ではなくなりました。


    ↑オリジナル動画 ビットレート 約3,800kbps
    ↓新仕様再エンコード後 高画質 ビットレート約2,000kbps


    ちなみに紙芝居動画の場合はこの限りではありません。そもそも動かないのであれば場面転換の時にフレーム間予測によって歪みがほんのちょっと生じるのみでフレームレートを落とせばより目立たなくなります。

    現在は新システムと旧システムが併行して稼働しているようなので、この状態が続き尚且つ視聴者が選択できるのであれば、旧仕様の100MB制限下であれば高ビットレートで投稿すればいいのですが、全ての会員が新システムに移行完了し旧システムを潰す計画であれば為す術がありません。

    また前回のブロマガでも記載しましたが、Youtubeに退避したとしてもMMDで利用される曲の大半はJASRAC管理下にあり包括的契約ではないYoutubeにアップロードすると当然権利者に対し無断使用したこととなり警告・削除対象となります。

    確かに自動検出を避けるために曲のピッチやテンポを変えるといった方法がありますが、そこまで後ろめたい思いして投稿して何になるという感じもなきにしもあらずです。

    年々肥大化するサーバ、ストレージ管理費用をケチるために今回の改悪を実行したのではないかと邪推しております。

    VRにしても最低でもFHD1080p以上ないと臨場感に欠けますし、iPhone、Androidスマートフォンでも4K録画が簡単に出来てしまう時代なのです。

    もっと嫌味を言うとtwitterでは140秒(2分20秒)まで同等の品質の動画が無料で投稿できますが、ニコ動はプレミアムは有料です。
    最近MMDerがtwitterで投稿する機会が増えたのもうなずけます。
    https://support.twitter.com/articles/20172147

    兎に角、動画の後ろに真っ黒な画面を足して擬似的にビットレートを上げるなど涙ぐましい技を使ったところで従来のような高画質は望めません。
    720p 2,000kbpsでなんとかまともに鑑賞できる動画づくりを試行錯誤するしかないのかもしれません。そんな無駄な努力するぐらいならとMMDから離れる方もいらっしゃるかもしれませんね…
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  • MMDから見たニコニコ動画投稿サーバ新仕様検証結果

    2016-10-19 17:16
    2016年8月18日から動画投稿システムの旧仕様から新仕様への随時以降が開始されました。
    私は(γ)時代からのニコ厨(死語)なので、初っ端から対象ユーザーとなりました。
    そこで意気揚々と大容量、高ビットレートの動画を投稿するとどうも様子がおかしい。
    そこで、色々と公式インフォ、Wiki等(下記URL参照)を調べると強制再エンコードされているとのこと。

    http://blog.nicovideo.jp/niconews/ni062609.html

    http://nicowiki.com/encode.html



    この表を見る限り「制限」ってのはサーバにぶち込むことの出来る最大限のフォーマットというだけのことで、こいつが推奨フォーマットなる高画質(運営談)辺りに集約されてしまうようだと。

    で、私はニコニコとChromeの相性の悪さに辟易していたのでZenzaWatchを導入していました。
    http://ch.nicovideo.jp/segabito/blomaga/ar921995

    そちらで動画を見ると、どうやら全ての動画が再エンコードを施されているわけではないことがわかりました。

    幾つかのパターンでアップロードし、それがどのように再生可能か検証致しました。
    ①.旧仕様では再エンコード対象となった100MB以上、高ビットレート動画
    ②.旧仕様で再エンコードを免れていた100MB未満の動画





    少し見づらいですがアップロード結果は旧システム、新システム両方で格納されています。
    但し100MBオーバーの動画のため旧システムでも再エンコードされ画質が劣化していました。





    旧システムのリミットであった100MB以下で投稿した場合、当然新システムで視聴するとビットレートは格段に劣化しボヤけてしまいます。しかし、旧システムに切り替えて再生するとオリジナルと同じ画質で再生されています。つまり、私の個人的推測によりますが、100MBルールはまだ存在しているのではないかということです。


    ここでスペシャルゲストのぎんさんが新システム移行対象直前にアップロードした動画をZenzaWatchで見てみると、新システム側に動画が存在していません。つまりこれが対象ユーザーでなければ再エンコードされないというからくりと思われます。

    ここで10/19現在のニコニコ動画サーバ新仕様を総括すると、
    ①.新仕様対象ユーザーは、以前のように高画質なMMD動画を視聴させることが現在は出来ない。
    ②.ニコニコのUIがZenzaWatchのように視聴者側で画質を選択できない限り投稿者が幾ら高画質を頑張っても無駄。
    ③.スマートフォンでさえ4Kが当たり前の時代に1080pどころか720p止まりで尚且つ2000kbps程度のビットレートで高画質と謳っている運営の見識を疑わざるをえない。
    ④.新仕様ってゲーム実況をダラダラ垂れ流すには何故か最適な仕様なので、MMDじゃ儲けにならないって事ですよね、うんうん。

    じゃあMMDerはYoutubeに流れようぜと言いたいところですが、ニコニコとJASRACの包括的提携は意外とあなどれないもので、例えば既存曲の流し込みダンス動画などは直ぐに警告、削除対象となってしまいます。

    検証としてはこんな感じではありますが、これでMMDはしょぼいと言われてしまっては本末転倒甚だしいですし1ファンとしてはとても残念でなりません。何かいい策はないのでしょうか…