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エネルギーと情報の面で進歩が生じた時に、地球上で大変革が起きてきた
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エネルギーと情報の面で進歩が生じた時に、地球上で大変革が起きてきた

2015-01-11 17:08
  • 11

最近、色々と各論を勉強しているんですが、
勉強意欲の根源は、
まさにこの本

 → 137億年の物語―宇宙が始まってから今日までの全歴史
に集約される気がする。
つまり、
「この世界って何だ?」「理解できないものを理解したい!」という、

原始的な衝動なんだと思います。
(諸法則・宇宙・地球・生命・人類・人間・自分・脳・心・倫理……)
小学校の時に、総論の網羅のために、この本がほしかった。


ところで、
地球上のパラダイムシフト(大きな構造変革)は
「エネルギー」と「情報」の2つの変化で決まっている気がするのだが、
ここから何か示唆を得られないのだろうか。



・エネルギー活用の変化
____________________
【生物内】

 硫化水素の分解
 →光合成 (二酸化炭素と光)
 →呼吸 (大量にあった酸素利用)
 →捕食(動物が他の生物よりエネルギー量面で有利に)

____________________
【動物内】

 火 (殺傷力UP・消化効率UP)
 →石器(人間が他の動物よりエネルギー面で有利に)

____________________
【人間内】

 畜産農業(貯蓄による安定性UP・余暇UP)
 →鉄器(殺傷力UP=エネルギー獲得力UP)
 →馬 (動力源・機動力UP)
 →車輪(変換効率UP)
 →鐙 (乗馬コストDOWN)
 →火薬 (殺傷力UP)
 →蒸気機関 (変換効率UP)
 →電気 (扱いやすい)
 →核分裂
____________________

※未来
 核融合
____________________


・情報活用の変化
____________________
【生物内】

 DNA(原核生物)
 →真核生物 (↑同士の共生)
 →多細胞生物(↑同士の共生)
 →有性生殖(↑同士の共生)
 →集団生活(↑同士の共生)
 (人間有利)
____________________
【人間内:共生による情報活用】

 集団生活→都市→国家→グローバル
____________________
【人間内:情報通信】
 感覚器官 (目・鼻・耳・口・触覚)
 →口伝 (神話・歌・儀式での保存)
 →文字・石版 (保存量UP)
  飛脚・早馬・のろし (通信速度UP)
 →紙
 →印刷 →本・新聞 (保存・通信コストDOWN)
 →腕木通信・電気通信 (通信速度UP)
 →ラジオ・テレビ (情報量UP)
 →コンピュータ (情報処理力UP)
 →インターネット (相互通信化)
 →無線化・携帯化 (通信コストDOWN)
 →各アナログ情報のデジタル化 (情報量UP)

 →人工知能 (情報処理力UP)
  ビッグデータ (情報量×情報処理力)
____________________
※未来
 電脳ネットワーク(脳同士を直接繋いで、直接交信)
 →人間より賢い人工知能
 →技術的特異点
  (人工知能が人工知能を改良する。
   情報の質と量が爆発的に増えすぎて、人間には理解できなくなる?)
____________________


このように、
情報とエネルギーという2つの切り口で、
かなりスッキリと、
大きな流れを理解できる。

ここから先は問いかけです。
これって、
「E=mc^2」 
「情報はエネルギーに変換可能」
あたりの、
何らかの数式や原理によってスッキリと理解できないのでしょうか?
「○○から考えれば、
 世界はエネルギーと情報の2つに還元できるから、
 その2つが重要なのは必然」
みたいに言えそうな気がするような、しないような、するような……。

もしくは、
「エネルギーと情報じゃなくて、○○1つの変化で理解できるよ!
 なぜなら、ここでいうパラダイムってのは△△だからね!」
とか。

何かご存知でしたら是非おおしえください!!!!!!!!!!!
みなさま、あけましておめでとうございました。

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他1件のコメントを表示

エネルギーも情報も資源/リソースと捉えていいんであれば、その入手か利用における進歩が起きたときにパラダイムシフトが起こっているような気がする。
例えば落雷そのものは元から存在したけど、それを電気として切り出したとき、より良く応用できるようになったときにそれぞれ変革が起きたわけで。
上では抜けてる貨幣の発明も物品から価値情報を切り出して入手(可視化)したものとも取れるし、この応用で金融工学的な手法が発達したときも一種のパラダイムシフトが起こったと言えるのでは。
入手は基礎研究、利用は応用研究とも書けるし、あらゆるリソースに対してこれらのサイクルを回すことで発展が起こってきた、みたいな捉え方もアリかなと思った。
「エネルギー」「情報」みたいな要素の分解ではなくて「何かしらの主体の行動」での分解だから好みとは違うかもしれないけど。

創作者と言えど一人で悶々と考えてるだけで良い考えが浮かぶものでもないだろうし、問いかけとか議論があってもいいんじゃないかな。
いつも面白い発想してるんで期待してますよ。過程はどうあれまた面白いもの作ってください。

No.2 120ヶ月前

たくす!!

そんなことよりオーシャンまなぶはまだか?

もうどんな話か忘れちまいそうだよ

質を高めるのも大事だけど速さと量も物語の受け手からすると大事だぞ!

No.5 119ヶ月前

月一更新というのは嘘だったんですか…
まなぶ本当に好きです。早く続きが読みたいです

No.6 119ヶ月前
userPhoto 戸塚たくす(著者)

皆さん有難うございます。すいません。もっと頑張ります。

No.7 119ヶ月前

単なる思い付きですけど「マクスウェルの悪魔」でググってみると面白いんじゃないかと思いました。
ガチ人工知能はチューリングマシンだと無理ゲーっぽいので、実現するとしたら相当なブレイクスルーが必要でしょうね。
その辺のことは『皇帝の新しい心』が面白かったです、今回の主題とはズレますが。

No.8 119ヶ月前

E=mc^2
という式はエネルギーと質量の等価性を表したもので、情報とは関係なかったはず。
情報とは指令や信号を表したもので、スカラーやベクトルで表現すること自体が
おかしいかと思います。
それはともかく、オーシャンまなぶの続きを期待しています。

No.9 118ヶ月前

この手の話はだいたいエントロピーがどうのってなるよね。

No.10 118ヶ月前

https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=1&cad=rja&uact=8&ved=0CB4QFjAA&url=http%3A%2F%2Fen.wikipedia.org%2Fwiki%2FTransfer_entropy&ei=q1X6VKCzJYuI8QWy-oKIBA&usg=AFQjCNEO6zKgxCQQ6phHpJU2jdpmnpBaeA&sig2=dGlZHGApH8cOccFmQWwaGA

No.11 118ヶ月前

文庫 銃・病原菌・鉄 (上) 1万3000年にわたる人類史の謎 (草思社文庫)
http://www.amazon.co.jp/review/R3LLBRYEEATOHL/ref=cm_cr_rdp_perm

ヨーロッパ人がアジア人を征服できたのは、前者が食料生産と定住生活を早い段階で達成したから。
ユーラシア大陸は横に長く広い大陸であり、南北アメリカ大陸やアフリカ大陸は縦長。
横の移動の方が、緯度が変わらず環境の違いも少ないため、家畜や栽培、技術の伝搬が非常に容易。
・・・という環境決定論。特にキーワードとなるのがタイトルの「銃、病原菌、鉄」の3つ。らしいです。
詳しくは僕も読んでないのですが。

No.12 116ヶ月前

情報活用の変化について。

http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20111228005/index_2.html
>インターネットが人にとって、全然「外部記憶装置」じゃない。思考まで任せてしまっている状態。

印刷技術やITによって、確かに情報は、保存や速度の面では進化し続けています。
しかし、人間の情報処理能力も同じように上がっているかというと、むしろ下がっていて、自分の意志で思考できない状態まで来ているのではないかという。

たくすさんも
>情報の質と量が爆発的に増えすぎて、人間には理解できなくなる?
と書いてますが、これはもう起きてるのかも。

手にできる情報量が増えた結果、むしろ個人にとっての情報量は減っていたりして。
99%の人はグーグルの上位10件しか見ないので、11件目以降の情報は存在していないのと同じ。
困ったことにグーグルって、どんな突拍子のない意見でも、必ず賛同者を10人は見つけてきてしまう。
来月に金星人が地球を滅ぼす理由とか、人をどんどん殺した方が良いという意見を探しても、多分10件はヒットするでしょう。
人を殺すべきでないという意見も百億件ヒットしますが、どうせ11件目以降は見ないので、両説は平等に見える。
「明日は雨が降るかもしれないし、降らないかもしれない」というのは情報量としては0なわけで。

No.13 116ヶ月前
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