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読書感想文の書き方(やっつけ編)その2~本を読む
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読書感想文の書き方(やっつけ編)その2~本を読む

2016-08-25 01:00

     それでは前回に引き続き、より具体的な内容を見ていきたいと思います。

    2 本を読む
     読書感想文を書くうえでの最大の重要ポイントといっても過言ではないでしょう。過去に読書感想文を書くことを断念してしまった学生達の、実に9割がこの段階を乗り越えることができなかったと言われています。なにしろ読書感想文に苦労している学生の大半が他の教科の宿題にまで手が回っていない場合がほとんどです。そんな中、数100ページもあるような本を読む時間があれば誰も苦労はしません。したがって、今回は、いかに本を読む労力をなくす、又はいかに読まないで済ますか、を中心に考えてみたいと思います。


    ○タイトルで内容が想像できるものを選ぶ
     タイトルで内容がある程度分かってしまえば、わざわざ読む必要はなくなります。たとえば、村上春樹の「羊を巡る冒険」は、少なくとも羊が出てくることが予想されます。一方「1Q84」は、どんな話であるか想像すらできません。この点において「羊を巡る冒険」は「1Q84」よりも優れているといえます。気をつけなくてはならないのは「もし高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」あたりは、(もちろん僕は読んだことはありませんが)たぶん高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読む話であることは想像できます。しかし、「ドラッカーの『マネジメント』」とやらが一体何であるかは微塵も想像できません。場合によっては、気になって「ドラッカーの『マネジメント』」とやらを読んでしまう可能性すらあります。これはなんとしても避けなければなりません。ここでは、タイトルだけでなんとなく読んだ気になり、かつ、本編等には興味を持たなくて済むタイトルであることが重視されます。


    ○読んだことのあるものを選ぶ
     過去に読んだことのあるものを読書感想文の題材にしてしまえば、新たに本を読む手間はなくなります。課題図書がある場合以外は積極的に読んだことのある本を選んでしまいましょう。しかし、そうはいってもこれまでマンガと絵本以外読んだことないという方も少なからずおられると思います。その場合にも裏技的な方法になりますが、次のような方法も考えられます。

    例1 文学っぽいタイトルの漫画
     そもそも文学っぽいタイトルの漫画なら、「そういう文庫本もあるのかもな」と思われて、漫画だとばれない可能性があります。たとえば次のようなものであれば、他の読書感想文に混ざっていても案外違和感がない可能性があります。

     「圧倒的絶望からの生還~賭博黙示録を読んで」
     「修羅の門感想文:不敗であることの業」
     「亜人-人間らしく生きるとは」

     この方法を実行する際には、国語の先生が絶望的にものを知らないか、馬鹿であることを確かめたうえで行うことをおすすめします。間違っても毎週ヤンジャンやマガジンを購読しているような先生である場合には実行してはいけません。

    例2 「芥川龍之介の~」とつける

     芥川龍之介は、今昔物語や宇治拾遺物語といった古典作品に現代的な解釈を与えて近代文学として多くの作品を発表しています。したがって、最後に読んだ活字の本が絵本であるという場合であっても、「芥川龍之介のぶんぶくちゃがま」、「芥川龍之介のうさぎとかめ」、「芥川龍之介のけいおん!」などとつけておけば、「そんなのあったかもな」と思わせることは不可能ではないといえます。ただし、ここでいう「不可能ではない」とは「確率的に0ではないよね?」程度の意味だと思っていただいて構いません。


    ○小説家になってしまう
     もはや自分で書いた本であれば、ハナから内容を知っているため、感想文のために読み直す必要はありません。またこのメソッドには、採点する国語の先生も「あいつ、直木賞とってるしな」等の理由から採点が甘くなったり、場合によっては内容を読まないで満点をくれるかもしれないというメリットが考えられます。しかし、いいことづくめに見えるこの方法にも、唯一の弱点として、自分の本が出版されるまでに最短でも一年はかかるという物理的な問題があります。したがって、今年の夏休みの宿題の読書感想文には十中八九、間に合いません。しかし、来年の夏休みの宿題の対策のために、今から準備しておくという作戦は有効です。とくに文章力に自信があって、かつ、読書が好きである方におすすめです。


     いかがでしょうか。最難関のパートであるため、場合によってはかなり高度な内容を含むものとなっている可能性もあります。しかし、これを乗り越えてこそ、残りの夏休みをだらだら過ごすことができるという栄光を勝ち取ることができるのです。
     次回は、いよいよ「本文を書く」パートに入ります。


     夏休みの工作のつもりで作成したものです。よろしければどうぞ(^^)


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