wellさん のコメント
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見破れる気がしません。
ここ最近日本では、 特殊詐欺 ( 詳しくはこちら )が横行しています。典型的な詐欺の手法ですが、いまだに多くの人がお金をだまし取られているのが現状です。
しかし、こうした「典型的」な詐欺が横行しているのは、日本だけではありません。海外でも、さまざまな「典型的詐欺」でお金をだまし取られる人が、後を絶たない状況です。
さまざまなトップ10を並べる海外メディアListverse では、10の典型的な詐欺の手口をまとめていました。今回はこの中から、特に巧妙で見破るのが難しそうだと思った詐欺を3つをご紹介いたします。
あなたは自分がターゲットになった時、これらが詐欺だと見破れるでしょうか?
スイカ落とし
安いガラス製品を持って歩き、 わざと人とぶつかって落として壊し 、弁償させる詐欺です。この時、多額のお金を引き出させるため、本来の値段よりもはるかに高い額が書かれたニセのレシートを見せてきます。
また、「大事な人からの贈り物だったのに!」などと言ってターゲットに自責の念と同情を抱かせ、支払う気にさせる場合もあります。人の情を逆手に取った、あくどい詐欺です。
「スイカ落とし」という詐欺の名前は、もともとガラスの代わりにスイカを使っていたところから来ています。昔日本ではスイカが高級品でしたが西洋では安かったため、日本人観光客をターゲットにして詐欺が行われていたそうですよ。
日本人って、昔から狙われていたんですねぇ...。
指輪の見返り
あなたが道を歩いていると、深刻そうな顔で何かを探している美女を見つけます。その美女が、あなたに声をかけてきました。
「 婚約指輪をなくしてしまいました。 一緒に、探すのを手伝っていただけませんか...?」
あなたは親切心から一緒に指輪を探してあげますが、見つけることができません。美女が、あなたに提案してきます。
「もし指輪を見つけたら、私に電話をください。連絡先を交換しましょう。」
言われたとおりに連絡先を交換した後、美女は去っていきました。それからほどなくして、指輪を見つけたという人があなたの前に現れます。発見者は美女とグルなのですが、あなたにこう言ってくるのです。
「この指輪は、あなたにとって大事なもののようですね。 お金と交換しましょう。 」
指輪を見つければ、美女から交換額以上の報酬がもらえるだろうと思ったあなたは、その誘いに応じます。しかし、お金と指輪を交換した後は、もう二度と美女と連絡を取ることはできなくなっています。
あなたの手元にはニセモノの無価値な指輪だけが残り、交換に払ったお金が帰ってくることは二度とありませんでした。
...なんとも小芝居じみていますが、手が込んでおり詐欺に巻き込まれていると感じるタイミングがありません。男は、美人に弱いものですもんね。
マスタードつけ
道を歩いていると、見知らぬ人が「あなた、 上着にマスタードが付いていますよ 」と声をかけてきます。その人は親切にも、マスタードを拭きとってくれました。
しかし、なかなかきれいに取れないようで、上着を脱いでくれと言われます。言われたとおりに脱いで渡すと、しっかり汚れを取って返してくれました。が、 すでに上着から財布や金目の物は抜き取られているのです。
これは、「いつの間に服にマスタードなんて付いたんだ?」という混乱をターゲットに与え、その隙をついてくるというもの。よくある、手品師の手法ですね。
どれも、人の心に生じたスキを、巧みについてくるものばかりですね。もし自分がターゲットになったら、まず引っかかってしまうと思います。
古典的で使い古された手法が今でも使われているのは、それだけ気づくのが難しいということでもあるはずです。皆さんもお気をつけください。
なお、 カラパイア では、残りの7つの古典的詐欺についても翻訳して紹介しています。興味のある方は、こちらもご覧ください。
10 Classic Cons You'd Still Fall For [Listverse via カラパイア ] Pic[ 1 ][ 2 ][ 3 ][Wikipedia] Photo by Thinkstock/Getty Images
(コンタケ)
たぶん何らかの犯罪被害を回避できたんだろうけど未だに謎だ。
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