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【カテゴリ】アニメ
【タイトル】極黒のブリュンヒルデ 公式サイト
【筆者属性】原作未読
【論 題】シリアスとギャグのバランス
※ネタバレ注意(6話まで)
※批判的記述が含まれます。ご了承ください。
現在(2014年春)放送中のアニメ「極黒のブリュンヒルデ」
陰鬱なOPと同一作者の別作品「エルフェンリート」を踏まえると、凄惨なグロ描写を交えたダークファンタジーだと想像できた。それでいて、日常パートのギャグ要素が非日常のグロを中和してくれそう。
そんな期待をしながら視聴していた。
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日常の中の非日常。「ブギーポップは笑わない」を筆頭とする作品群の一種かなと最初は思っていた
が、なんだこれは。
おそらくギャグとして描写したつもりの無い部分がギャグにしか見えない。
その結果、シリアスパートにもギャグが侵食してしまい台無し。
モブ少女が惨殺される横でギャグをやられても笑えるはずは無く。
何とも勿体ないアニメだなという印象。正直、面白くない。
筆者の違和感は第一話からはじまっていた。それ以降、粗を探すように見てしまったこともあって、「不要なギャグ」を挙げはじめるとキリが無い。
発散せずにはいられなくなったので幾つか例を挙げて突っ込みたい。
アマチュア無線技士免許を所持する筆者も噴飯した。
CQとは、通信可能範囲の無線局を一括して呼び出す略符号。
簡単に言えば「誰か一緒に話しませんか?」というような意味。
それが本作では、電話の「もしもし」というような使われ方をしている。
もちろんギャグではない。人命に関わるシリアスな場面だ。
あえて誤用させたのだろうか。誤用させるメリットはなんだろうか。
今時の女子高生が無線用語など知りようもない、という考え方もあるかもしれない。
だが、知っていることが変だとも言い切れない。
これに対して誤用させるデメリットがある。
知識がある視聴者からすれば滑稽なのだ。欧米人の漢字Tシャツのように。
お子様が本物を志向して失敗している「ごっこ遊び」に見える。リスクだけはシリアスなお遊戯に見えてしまう。
たしかに、無線用語知識のある視聴者の方が少数で、多くの視聴者は違和感を持たなかったことだろう。直接的な問題は小さい様にも思える。
だが、調べればすぐにわかることだ。作者も、編集も、アニメ制作に関わる人々も、誰も調べなかったのだろうか。
※アニメスタッフは原作を尊重したと言い訳できるかもしれないが
筆者の疑いの目はここからはじまった。
その割には皆さま「ハーネスト」の良く見える服装・髪型をしてらっしゃる。
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彼女はまだマシだった
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髪で隠すことも放棄
住所を残す。拠点を移さない。魔法使用を隠さない。
彼女らは逃げる気があるのだろうか。
そして彼女らを捕まえられない組織とはいったい。
その割には、乱発しているような。
第六話では転移能力を使用者よりも上手く利用して発想力を示す、というシーンがあった。
使い勝手が悪いようにみえる能力も用法を工夫して洗練するという展開は筆者も好み。
※ヒソカのバンジーガムのような
しかし第六話についていえば、主人公が頭良いというよりは、他が頭足りないだけのような。
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自分を縛って黒羽と入れ替わると言う彼女。
自分が身代りになりつつ、黒羽が助けに来ないようにと。
彼女が殺された次に、動けない黒羽も殺されることだろう。
敵の方と入れ替えて縛るとか少し考えれば思い付くこと。
全てのキャラクターに高い知略を要求するわけではないが、アホすぎてもと。
全般的に発言が唐突。行動が浅慮。特に主人公。
「つべこべ言わず脇の下を見せろ」
「何か言うことがあるんじゃないか?」(瀕死の少女の前で命を繋ぐ薬を見せながら)
「しまった。おっぱいに夢中でホクロ見るの忘れた」
「待て黒羽!(ハングアップ=戦闘不能)」
「しまった忘れてた!」(by完全記憶能力)
最近の子は、こういうのが、いいの……?
【結論】
薄っぺらい。
表面的なエロとグロがあればもう何でもいいのだろうか(錯乱)
【タイトル】極黒のブリュンヒルデ 公式サイト
【筆者属性】原作未読
【論 題】シリアスとギャグのバランス
※ネタバレ注意(6話まで)
※批判的記述が含まれます。ご了承ください。
現在(2014年春)放送中のアニメ「極黒のブリュンヒルデ」
陰鬱なOPと同一作者の別作品「エルフェンリート」を踏まえると、凄惨なグロ描写を交えたダークファンタジーだと想像できた。それでいて、日常パートのギャグ要素が非日常のグロを中和してくれそう。
そんな期待をしながら視聴していた。
日常の中の非日常。「ブギーポップは笑わない」を筆頭とする作品群の一種かなと最初は思っていた
が、なんだこれは。
おそらくギャグとして描写したつもりの無い部分がギャグにしか見えない。
その結果、シリアスパートにもギャグが侵食してしまい台無し。
モブ少女が惨殺される横でギャグをやられても笑えるはずは無く。
何とも勿体ないアニメだなという印象。正直、面白くない。
筆者の違和感は第一話からはじまっていた。それ以降、粗を探すように見てしまったこともあって、「不要なギャグ」を挙げはじめるとキリが無い。
発散せずにはいられなくなったので幾つか例を挙げて突っ込みたい。
- CQ、CQ
アマチュア無線技士免許を所持する筆者も噴飯した。
CQとは、通信可能範囲の無線局を一括して呼び出す略符号。
簡単に言えば「誰か一緒に話しませんか?」というような意味。
それが本作では、電話の「もしもし」というような使われ方をしている。
もちろんギャグではない。人命に関わるシリアスな場面だ。
あえて誤用させたのだろうか。誤用させるメリットはなんだろうか。
今時の女子高生が無線用語など知りようもない、という考え方もあるかもしれない。
だが、知っていることが変だとも言い切れない。
これに対して誤用させるデメリットがある。
知識がある視聴者からすれば滑稽なのだ。欧米人の漢字Tシャツのように。
お子様が本物を志向して失敗している「ごっこ遊び」に見える。リスクだけはシリアスなお遊戯に見えてしまう。
たしかに、無線用語知識のある視聴者の方が少数で、多くの視聴者は違和感を持たなかったことだろう。直接的な問題は小さい様にも思える。
だが、調べればすぐにわかることだ。作者も、編集も、アニメ制作に関わる人々も、誰も調べなかったのだろうか。
※アニメスタッフは原作を尊重したと言い訳できるかもしれないが
筆者の疑いの目はここからはじまった。
- キャラクターの不用心さ
その割には皆さま「ハーネスト」の良く見える服装・髪型をしてらっしゃる。
彼女はまだマシだった
髪で隠すことも放棄
住所を残す。拠点を移さない。魔法使用を隠さない。
彼女らは逃げる気があるのだろうか。
そして彼女らを捕まえられない組織とはいったい。
- 魔法の使用制限
その割には、乱発しているような。
- 主人公の頭いい設定?
第六話では転移能力を使用者よりも上手く利用して発想力を示す、というシーンがあった。
使い勝手が悪いようにみえる能力も用法を工夫して洗練するという展開は筆者も好み。
※ヒソカのバンジーガムのような
しかし第六話についていえば、主人公が頭良いというよりは、他が頭足りないだけのような。
自分を縛って黒羽と入れ替わると言う彼女。
自分が身代りになりつつ、黒羽が助けに来ないようにと。
彼女が殺された次に、動けない黒羽も殺されることだろう。
敵の方と入れ替えて縛るとか少し考えれば思い付くこと。
全てのキャラクターに高い知略を要求するわけではないが、アホすぎてもと。
- 各キャラクターの言動全般
全般的に発言が唐突。行動が浅慮。特に主人公。
「つべこべ言わず脇の下を見せろ」
「何か言うことがあるんじゃないか?」(瀕死の少女の前で命を繋ぐ薬を見せながら)
「しまった。おっぱいに夢中でホクロ見るの忘れた」
「待て黒羽!(ハングアップ=戦闘不能)」
「しまった忘れてた!」(by完全記憶能力)
最近の子は、こういうのが、いいの……?
【結論】
薄っぺらい。
表面的なエロとグロがあればもう何でもいいのだろうか(錯乱)
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