おの すきさん のコメント

テレビ見ないならモニタで良かったのでは?
No.6
1ヶ月前
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どうせ日記だし、どうせ誰も見ないだろうし、初記事は挨拶だけでもいいかなと思ったけどやっぱり何かしら無いとつまらないなと思ったので近況報告を。 テレビを買った、それだけ。 今の今まで一人暮らしをしてきて実家に帰るとき以外はほぼ目にしなかったテレビ。YouTubeやニコ動、まとめサイトにTwitterと、情報の供給源はここで足りていた。というか、テレビから発信されるコンテンツにそれほどまでに興味が無かったと言っていい。 でもネットから発信される情報だけ見てると頭でっかちになるよ、と10年前のオカンみたいなことを言うわけじゃないけど、ネットを見てると「俺、自分好みの話題しか見てねえなあ」と思わないでもない。多分こういうのが「頭でっかち」なんだろう。ま、昔はテレビばっかり見てる奴が頭でっかちと呼ばれてただろうし、最近は新聞も読まないでもないから多少はね。 欲しいなと思ったのはポケモン剣盾実況で使いてえな、というそれだけの理由。ずっとswitchの形態機能を使うのもウンザリだった。つまり、結局テレビ番組が見られるかどうかには興味が無い。 近くの電気屋さん(ヤマダだっけ…?)に2万ちょっとで良い感じに部屋に置けそうなテレビがあり、予算的にそれくらいがいいなと思って購入を決意。親に買ってもらうことしかなかった自分が初めて自分で買う家電が決まった。 近くを通りすがった店員に「あ、すみません。これ(テレビ)買いたいんですけどいいですか」と言うつもりだった。が、 全然通りすがらない。むしろ店員の影も形も近くに無い。 レジ付近に居るお兄さんお姉さんはなんか対応中っぽいし、都合良く通りすがってくれそうな暇そうな店員が電気屋には常にいるものと考えていたのが甘かったのか。そういう人間一人くらい用意しとけよと思った。 でも秋葉とかのでかい電気屋さんには直立笑顔でずっと構えている店員がアパレルショップのマネキン並に居て、アレもアレで怖いからほどほどがいいんだろう。 というわけで商品棚の間を縫って探すこと数分、やっと一人の女性店員を発見。話しかけようと思ったその時、言葉に詰まった。 「これ(テレビ)ください」と言おうと思っていた自分には、直球で「テレビください」と言うのがメチャクチャパワーワードになるんじゃないかと思えた。 テレビくらいネットでポチれば普通に安く買える時代、わざわざ家電屋で現物を見て、わざわざ数少ない種類の中から、わざわざ店員を呼びつけてテレビを購入しようとする成人男性は情弱と捉えられてもおかしくない。そもそも家電の買い方って、人を呼びつけて「これください」で合ってるのか本当に。なんだか急に恥ずかしくなってきた。 想像してみてくださいよ。電器屋に人が来ました、○○を買いたいから案内してくれと言っている。 これもう絶対ジジイだろ。絶対は言い過ぎかもしれないけど半分はジジイ。 だいたい「テレビ」という言葉の響きがなんかアナログ…前時代くさい。 なのでちょっと躊躇したが、やっぱりテレビは欲しいので女性店員に「あのー、テレビ欲しいんですけど…」と話しかけることに。売り場まで付いてきてもらって、現物を指さして「これください」とまで言った。 そして「在庫確認します」と言ってインカムを繋ぎ、その場を離れた店員さんの反応はちょっとおかしく見えた。 (やっぱり俺のやり方間違ってない…?)と一気に不安になってきた。 待つこと数分、お姉さんが戻ってきて案内してくれることに。在庫はあったようだ。 そして入り口付近のよくあるあの丸椅子に座らされた。なんかいろいろ店員とお話しているお客さんがいるあそこ。最後に電器屋のあそこに座ったのは、兄とDSliteの取り合いをして壊してしまった時に修理が終わったのを取りに行った小学生の時以来な気がする。 正面にお姉さんが立って言った。 「この商品、番組を見るためにはアンテナ線が必要となってますがアンテナ線のご用意はありますか?」 (アンテナ線…?アンテナ線ってなんだ?) そう、ぼくはテレビを見るために必要なアンテナ線も知らない情弱成人男性だった。 しかし、とっとと帰ってテレビとswitchを繋いで星のカービィスターアライズをやりたいぼく(成人男性)は「はい」と即答。令和最初の嘘だったがうまく決まったと思う。 「かしこまりました」と店員さんが店の奥へと消えたと同時にぼくはスマホを起動、「アンテナ線」でグーグル検索をした。オタク的行動と言われようが知らないものは恥をかく前に調べておくに限る。 結果、思ったより値が張らないものだったし、そもそもテレビ番組そのものを見る気が無かったぼくはひとまず安心した。 店員さんがテレビを抱えて戻ってきた。なにやらぎこちない様子。 (すぐ買えないのか…?)と思ってたら店員さんは 「これ…そのままお持ち帰…いや、配送…?」 (ああ~~これ普通の人なら家まで送ってもらうんだ~~)と自分の買い方がおかしいことに謎の自信を深めたが、お前が買おうとしているテレビはそんなにでかくない。 最初から持って歩いて帰ることしか考えていなかったので、「いや、持ち帰りで」と返答。ハンバーガーでも買ったのかな? そのままレジに進んで会計へ移った。 すると、また店員さんの様子がおかしい。どうも話す内容が定まってない感じ。 (うーん、やっぱ俺がなんかやらかしたんか…)と思ってたら奥からテキパキした印象のおば…お姉様の店員やってきた。お姉様店員にポイントやらなんやらについて尋ねるお姉さん店員。 その瞬間、ぼくはお姉さん店員の左肩にある「新人研修」の文字が入った腕章にようやく気づいた。 (どうりで…) ぎこちないわけだ。お姉さん店員なりに必死に頑張ってたわけなんだなあと、いきなり「テレビください」と声をかけたのが申し訳なくなった。 その後はまたお姉さん店員から(ぎこちない)ポイントカード(ついでに作ってもらった)の説明を受けてから帰路についた。向こうからしてみれば余計な仕事増やしてんじゃねえって感じだろうしかわいそうだと思うがそれはそれとしてポイントは欲しいのだ。 かくして買い物初心者と店員初心者の邂逅は幕を閉じた。あのお姉さんもいつかおばお姉様のようにテキパキしてたら嬉しいなあと思う。 買ったテレビだが、やはりゲーム以外では使う気配が無い。頭でっかちはしばらく治りそうになさそうだ。