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テキストエディタのお話 興味あるならどうぞ

2013-03-09 23:17

    テキストエディタ

    単にエディタと言われればテキストエディタを指すほどの定番の文字入力特化型ソフトウェア。
    テキストエディタ開発がプログラミングの初歩という時代もあり、テキストエディタは星の数ほどあります(少し言いすぎかもw)。

    まあそれはそういう時代があったのと、各国言語によってローカルでありながらその言語では広く使われるテキストエディタがあったりするからなんですね。
    今回はそんなテキストエディタにクローズアップして話してみようかな?なんて思います。

    VimとEmacs

    WindoowsやMac、そしてLinuxなどOSの違いがあっても一定の利用人口のあるテキストエディタが存在します。
    それがVim(ヴィム)Emacs(イーマックス)です。

    この2つのテキストエディタ、ライトなパソコンユーザーからすると物凄くとっつきにくいテキストエディタです。
    何故なら皆さんが知っているパソコンのショートカットが使えないからですね。
    所謂キーバインドが現在主流のものと全く違います。

    何故ならその当時は1980年代でありマウスなんか存在せず、キーバインドなどの統一規格であるCommonUserAccess(コモンユーザーアクセス)がまだ定められていなかったんです。
    なのでVimもEmacsもそれぞれ独自の考えのもと好き勝手にキーバインドを設定したんですね。それが現在のパソコンライトユーザーにとってはとっつきにくさに繋がっているのです。

    Vim

    もともとVi(ヴィ)というテキストエディタがありましてVimはViの模倣版として制作され、現在では本家Viの機能を上回るほどとなっています。
    カスタマイズ性が非常に高く、独自のキーバインドへ慣れればテキストを打つことに関してなら右に出るテキストエディタは無いです。

    特徴はよく利用するものであればノーマルモードインサートモードビジュアルモードコマンドモードの4つのモードがあることです。
    これらのモードを切り替えることでVimは非常に高速なテキスト編集が行えます。このVimのモードの概念は後の世代のソフトウェアへ大きな影響を与えたと言われてます。

    しかし現在のライトユーザーからしてみると、このモードがVimに挑戦してみようとする気持ちをへし折る主要な原因となっているんです。
    何故ならば起動直後のVimは全く文字入力が出来ないからです。テキストエディタなのに文字入力できないと( ゚д゚)ポカーンってしますよねw

    蛇足ですが私が初めてパソコンへ触れたとき1、このVimが起動しており一切の入力を受け付けないので「パソコンは物凄く難しい機械だ」と認識した記憶がありますw
    今ではそのVimが鍛造の標準テキストエディタである2ことを考えればなんだか妙な気持ちになりますw

    起動直後のVimはノーマルモードであり、文字入力するためのIキーまたはAキーを押しインサートモードへモードを変えなければなりません。
    ノーマルモードはカーソル移動や文字の削除などへ特化したモードであり文字入力は出来ないのです。
    このノーマルモードを使いこなせば高速にカーソル移動したり、指定した文字数や単語数、行数を一気に削除できたりします。

    当然、現在のテキストエディタに含まれる文字列の検索置換やテキストファイルを管理しやすくなるファイラーなども実装されてます。
    その他カスタマイズを施せば特定の単語の入力補完ができたり、Gmail送受信、テキストエディタとしてはあまり無関係なTwitterのタイムラインの表示や投稿ができたりします。



    Emacs

    テキストエディタを超えたテキストエディタと呼ばれているのがこのEmacsです。
    「テキストエディタを超えたのならもうそれはテキストエディタじゃないんじゃね?」という言葉にはEmacsユーザーは耳を傾けません。Emacsはどこからどう見てもテキストエディタらしいです。

    Vimがテキストエディタとしての機能を追求したものならば、Emacsはあらゆる高機能高性能を追求しておりEmacsに出来ないことはないとEmacsユーザーは口を揃えて言います。
    Emacs何ができるかと言えばですね、メールの送受信やWebブラウジング、強力な計算、画像や音楽の再生、予定や日記、テトリスPONGなどのゲーム、インスタントメッセージング(チャット)、プレゼンテーションetc...

    テキストエディタなのに何でもかんでもできすぎて笑えてきますが、その分設定や操作が複雑でテキストエディタだけの機能を見ると、私個人の意見を言うのならばVimの方が使いやすいです。 その点を認めている一部のEmacsユーザーはEmacsというOSにはまともなテキストエディタが無いと言っていますw

    更に言えばEmacsはまともなテキストエディタを得ようとEmacsの中にVimを組み込むという力技を行ったプロジェクトがありますw
    何でもありですねホントw

    Emacsのテキストエディタとしての特徴はVimとは違うモードが実装されている点です。
    Emacsのモードは各々の文書に合わせた設定を適用できるのが美点として挙げられます。

    例えばラノベライターなどが登場人物の名前を通常の文字色とは違う赤で強調表示したいとかそうゆう要望に応えられるわけです。
    厨二異能な戦記モノなど複数の勢力が存在し、沢山の登場人物や専門用語が飛び交うストーリーでも勢力に合わせた色の強調表示とか専門用語のカテゴリに合わせた強調表示とかできます。

    更に各キーの機能も文書に合わせた設定画可能で、プログラミングするときは入力補完するようにしたり、メーラーの時はフォーム移動にしたりと柔軟な設定がEmacsのモードでは可能なのです。

    2つの方向性

    テキストエディタに関わらずソフトウェアには2つの方向性があります。それが単機能特化型高機能型です。
    VimとEmacsのエディタ戦争とも呼ばれる二極化は、この思想の違いによって巻き起こる論争なのです。

    当然、単機能特化型は1つの機能に絞ったものなので複数のソフトウェアを使わなければならず、それぞれ覚えなければならないという面倒くささがあります。
    逆に高機能型は1つのソフトウェアで完結するものの、操作が複雑化したり動作が重くなる傾向があります。
    そのどちらかを選ぶかはもはや好みの差でしか無く、自分にあったものを選択することこそが重要なのだと私は思います。

    テキストエディタの紹介

    ここからはVimとEmacs以外のテキストエディタを紹介しましょう。
    それぞれ設計思想に差があり面白そうだなと思ったものに手を出してみると楽しいかも知れません。

    究極の単機能特化型

    一部の界隈で有名な究極の単機能特化型テキストエディタがあります。
    それがチラシの裏です。

    チラシの裏は最も有名なんじゃないかと思われるテキストエディタであるWindowsのメモ帳を下回る低機能が売りのテキストエディタ。
    どこまで低機能かと言えば編集内容が保存できないくらい低機能ですw

    もちろんファイルも開けないので本当に一時的なメモくらいにしか利用できませんw
    しかし低機能な分、起動速度はテキストエディタの中でも随一あり、本当に一瞬で起動します。

    うっすらと透けて見えるチラシが何とも良い味を出しています。
    戯れ言を止めない人物を見かけたら、静かにURLを貼ってやりましょうw

    シェアNo.1

    秀丸エディタは日本語環境のWindowsでは最も人気の高いテキストエディタ。
    1990年代から開発が続けられており、有料ソフトウェアでありながら独自のライセンスにより多くの人が無料で扱えるようになっている。
    テキストエディタに多少興味を見出した人なら秀丸エディタを耳にしたことがあるでしょう。

    内容としては単機能特化型であり、秀丸マクロと呼ばれるプラグインで機能を強化できる
    長年に渡る開発とユーザー数の多さから「こんなことできたらな」と考えたことはほとんどの場合マクロとして提供されているのが強みです。

    MacやLinuxであってもWine3を介せば全機能を利用することが可能で、プラットフォームに縛られないのも利点。
    使い勝手を変えずにずっと使い続けられるテキストエディタです。

    欠点という欠点はあまりないのですが、長年に渡る開発でUIが一昔前なのが欠点だと言えば欠点です。
    使い勝手を変わらないという美点は裏を返すと古臭いという欠点になるのです。



    標準でありながら高機能

    gedit(ジーエディト)はOSに標準で搭載されているという前提のカテゴリで考えた場合、その中で最も高機能なテキストエディタです。
    流石にEmacsほど何でもはできませんが「これがOS標準のテキストエディタなのか!?」と驚くほど高機能です。
    Windowsのメモ帳と比べれば別物としか思えません。

    強調表示は最初から膨大な種類に対応しており、入力補完、文字列検索置換、マウスによるHTMLタグの入力、カラーピッカー4、ファイラーなどが最初から使えます。
    プラグインを追加すればアウトライン解析やメーラー、Twitterクライアント、Webブラウザなどの機能が追加できます。
    秀丸エディタよりも新しい世代のテキストエディタであり見た目もそう悪くありません。

    欠点を挙げるとするのならば現行のgeditは第3世代なのですが、Windows版では古い第2世代しか存在しないMacへの導入も多少面倒臭い点。
    そしてLinux以外では機能的制限もありプラグインの全てが使えないのが残念です。



    右上テキスト編集欄
    右下Markdownプレビュー
    Web閲覧機能

    オサレなテキストエディタ

    オサレな人に愛されるMacにおいて人気の高いテキストエディタにTextMate(テキストメイト)があります。
    外観はシンプルそのものでありながら非常に凝ったデザインとなっています。

    見た目だけのテキストエディタなのかと言えばそうではなく、入力補完機能が非常に強力でありプログラマやWebデザイナーに指示されているんです。

    以前から人気は高かったのですが、有料ソフトウェアであったのでライトユーザーにまで大きく支持されているかといえばそうではありませんでした。
    しかしTextMateはオープンソース化され無料で使えるようになったことで爆発的な支持を見せるようになったのです。
    美しい外観を持つTextMateは配色5のカスタマイズも一種のブームとなり、沢山の配色が世に提供されました。

    欠点はMacにしか提供されていないこと。残念ながらWindowsやLinuxのユーザーは使うことができません。

    ブーム

    TextMateからオサレなテキストエディタに注目が集まり、続いて人気のでたSublime Textというテキストエディタがあります。
    このテキストエディタはTextMateとは違いMacだけでなくWindowsやLinuxでも使えるマルチプラットフォームなテキストエディタです。

    TextMateと同じ配色ファイルを使うことができ、見た目も一部TextMateから流用できるのが美点です。
    カスタマイズなど設定等に癖があり、使い始めるのに多少のハードルはありますが、それさえ乗り越えれば比較的快適です。

    プラグインの導入もSublime Textから行える点も美点ですね。
    秀丸エディタから比べると本当に現代的な外観をしています。普通におすすめできますね。



    いかがでしたか?

    これを期にブロマガの投稿記事をテキストエディタでどうですか?
    私はSublime Textをおすすめしときます。設定面倒くさいですが(;´∀`)

    ちなみにテキストエディタではフォントをこだわる人も多いです。
    今回私が使ったフォントはしっかりとしたほうがRicty、ゆるい感じのほうがゆたぽん(コーディング)です。

    両方共プログラミング用に開発されたフォントで視認性が高くオススメですよ。
    Rictyを導入するのは難易度が高いので、面倒な人はゆたぽん(コーディング)をおすすめします。

    それでは以上です。
    長文にお付き合いいただきありがとうございました。


    1. 初めて触れたパソコンはNEC PC-9821。本機はゲーミングパソコンとして大きな支持を受けた。

    2. 最近はGeditのカスタマイズにハマっているが、やっぱり長文を打とうと思えばVimを使う。

    3. WindowsソフトウェアをLinuxやMacで利用するためのソフト。必ずしも全機能使えるわけではなく使おうとするソフトによる。MacではMikuInstallerが有名。

    4. カラー選択画面からカラーコードを入力、入力されたカラーコードから色を表示する機能。

    5. 配色のことをカラースキームという。


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