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  • 「猟師になる」その9 狩猟の種類編

    2015-08-23 07:20
    まいどTAROでございます

    ここでは狩猟の種類についてざっと説明します。

    狩猟は狩猟期間中に限られるわけですが、その他にも害獣駆除やら個体数調整やら細かく分けると色々あります。
    とりあえず関係あるとこを表にしてみました。



    ここで猟銃の許可証を見てください。
    「所持目的」という欄がありますが、ここに書いてある言葉に注目です。



    とりあえず一般的な猟銃の所持目的は「標的射撃」「害獣駆除」「狩猟」という3つです。
    最初は「標的射撃」という目的で所持許可を申請するのですが、狩猟のためにはここの目的欄に「狩猟」という言葉を足してもらわなければなりません。(所持許可申請時に狩猟免許があれば最初から同時にハンコおしてもらえることもあるようです)

    ここの目的欄に「狩猟」と書いてなければ、いくら狩猟免許持ってても銃刀法違反でございます、忘れずに目的欄に追加しといてください(´・ω・`)ショボーン

    火薬の譲受許可証にも目的欄があって、ここにもハンコが必要です。



    標的射撃用の譲受許可で買った弾は狩猟に使えませんし、また狩猟用の弾は射撃に使えません。



    狩猟と有害鳥獣駆除の残弾は射撃場で消費することが可能ですが、射撃場では使用していい装弾が指定されています。トラップなら7.5号以上、スキートなら9号以上が普通ですので、狩猟用装弾の3号とかBBバックショット、スラッグなどは使用できません。(スラッグはライフル射撃場で使用できます)

    そこで射撃場では公安委員会に許可を出してもらい、指定号数以上の装弾を使用できる日を作って消費出来るようにします。それが猟友会主催の射撃大会で、皆そこで残弾処理をする慣例になってます。

    所持許可が下りれば「標的射撃」は当然できます。ところが狩猟免許を持ってないと目的欄に「狩猟」と追加してもらえませんし、「有害鳥獣駆除」の許可が自治体•市町村から降りてないと当然「駆除」の追加もしてもらえません。



    と、ひと通りザーっと説明してきましたが、法令関係や猟期に関する条例なんかは毎年更新されると思って間違いないです。
    知りませんでしたでは通らないこの世界、最新の情報に注意する必要があります。

    次回••••

    何に続こうか••••(´・ω・`)ショボーン

    なんかあります??(笑

    クレー射撃の競技の種類とかいってみますか??




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  • 「猟師になる」その8 狩猟者登録をする

    2015-08-19 07:38
    みなさまこんにちは、TAROでゴザイマス

    ここまでで狩猟免許猟銃•空気銃所持許可の取得についてざっと説明してきましたが
    実際に猟をするためにもう一つ大事な手続きがあります。

    じぶんが狩猟をする都道府県への狩猟者登録です。これしないといっさい狩猟できません。
    あと猟友会への加入についてもざっと説明します。



    網•罠•1種•2種、それぞれ1枚の狩猟者登録証狩猟者記章がもらえます。
    私は罠と第1種銃猟を登録してるので2枚来ます。
    他にももれなくその都道府県のハンターマップが届きますが、これはすべての禁止区域や休猟区、保護区が記入してあり毎年変更があるのでこれも必ず目を通すようにしてください。

    狩猟者登録 登録方法

    1、申請先
    • 環境局、県民局等、都道府県により担当部署が違います。要問い合わせ。
    2、必要書類
    • 狩猟者登録申請書
    • 狩猟免許 登録する種類ごと
    • 写真(30mm x 24mm)x2枚
    3、損害賠償能力証明書(どれか一つ)
    
    • 猟友会の共済加入証明書
    • 損保会社の狩猟保険加入証
    • それ以外に現金で3千万以上保証能力あるよ〜という証明


    4、費用
    • 手数料(¥1,800)
    • 狩猟税 罠•網猟(各¥8,200-)1種銃猟(¥16,500-)2種銃猟(¥5,500-)
    1、2は特に問題はないと思うんですが、ここで3の損害賠償能力証明書で引っかかると思います。

    猟友会に入ってる人は自動的にハンター保険に加入できるのであっさりOKなんですが、猟友会に加入しないで狩猟者登録をしようとすると話がややこしくなります。

    現在各損害保険会社ともハンター保険は団体扱いしか新規の受付を停止してるようですので、保険に入ることができません。
    保険に入れないと狩猟者登録できないので困ったことになるんですが、猟友会以外のハンター保険団体もあるようです。

    猟友会を嫌って加入しない人もいるようですが、私にとってはメリットの方が多いと思うので是非とも加入することをお勧めします。

    狩猟者登録とかその他の手続きもまとめて代行してくれるので便利ですし、一番手っ取り早いですよ?


    猟友会について
    ここでは猟友会について説明します

    組織については以下の図を見ていただくとして


    会員は近くの支部に所属して、自動的に県猟友会•大日本猟友会の会員になります。どれか一つだけというような加入の仕方は出来ません。
     もともと猟友会とは、職業猟師の共済組織として発足したもので、農協とか漁協とかと同じようなもんです。その昔は民間の銃器を管理する団体として大日本陸軍の外郭団体として機能していたようです。

    職業猟師がほぼ絶滅した現在ではレジャー狩猟者•害獣駆除の委託先•狩猟に関する損害保険共済組合としての機能を果たしています。

    注:狩猟免許を取っても猟友会に加入する義務はありません

    ただし、加入するメリットは多々あるのでそれをちょっと説明します。

     各県に狩猟者登録をしなければ、狩猟免許を持っていても罠を仕掛けたり銃猟をすることは出来ません。これは必須なんですが、その手続きのほとんどを代行してもらうことができます。
    狩猟者登録の窓口は各県の担当部署なんですが、平日の昼間か、郵送でしか手続きができません。
    そして狩猟をする県ごとに手続きが必要なんですがそれも代行してもらえます。
    都市部では土日の夜、支部の総会と同時に狩猟者登録の手続きをやってくれたりするので会社員の方には便利ではないでしょうか。

     さらに銃猟の場合火薬の無許可譲受票」も無料で猟友会から発行してもらえます。これは300発の無許可譲受票で、不足した場合、今度は公安委員会で追加発行してもらえます。

     それともう一つ、狩猟者登録をするのに必要な「損害賠償能力証明書」があります。
    これが実際には問題で、現在保険会社は狩猟に関する保険の個人加入を停止してる状態で、猟友会の団体共済保険に加入するのがいちばん手っ取り早い方法です。

     いちばん大きなメリットは、ずばり「情報」だと思います。なんといっても現役の猟師•ハンターの集団、いろんな猟方の先輩が居ます。仲間も増えるし猟友もできるでしょう。
    狩猟は釣りと違ってその土地の詳しい情報がなければ成り立ちません。初めての山にいきなり行ってドカドカ撃ちまくったり罠仕掛けたりするのは現実的じゃありません。
    うっかり犬使った猟が盛んなところに罠仕掛けて、猟犬が掛かっちゃったら罠の持ち主に賠償責任があります。
    色々と面倒な地域もありますが事前にその情報を手にいれることができるのです。

     他にも猟期前•猟期後の射撃大会があって残弾を処理できたり、

    猟友会以外にも団体共済保険を取り扱ってる団体があるのですが、有害鳥獣駆除員の対象にならないとか、色々不便なことが多いようです。

    登録の手間•費用•共済保険、、色々と考えて猟友会に加入するのがいちばん手っ取り早い方法には間違いありません。


    そしてここから個人的な意見なんですが、、。

     各地の猟友会によって雰囲気や後継者育成の意欲など相当な開きがあり、正直ちょっとなぁという支部もあるのが現状です。
    動物の肉がまだ現金になった時代、猟銃を持つというのが一部の金持ちしかできなかった時代、その時代の縄張り意識を未だに持ち続けてるような年寄りだけしかいない支部も現実にあります。
    排他的で駆除利権(と言えるようなものでもないですが••)を名誉職と誤解してる年寄りによって害獣駆除もままならないような現実もあります。

    現在はほとんどの支部で加入地の自由がある程度認められてるので、実際に猟に行く場所の猟友会に加入することも可能なのでとりあえず現住所の猟友会に加盟してから考えてもいいと思います。

    正直に言うと、、猟友会のジジー連中と当たり障りなく付き合えるくらいの社会性がない人に猟銃持たせたり罠かけられたりすると、遅かれ早かれ土地の人間とトラブルになる可能性が高いです。実際そういう人が猟友会を毛嫌いしてることが多いのもまた事実です。(笑

    ただ、色々な考えや事情で猟友会に加入してない人でも皆と仲良く情報交換して一緒に猟をしてる人も多くいます。



    以上、狩猟者登録を済ませたらいよいよ猟に出猟です!

    山でお逢いすることを楽しみにしてますよ〜!

    次回 「猟師になる」その9 狩猟の種類編 に続く.......



  • 「猟師になる」その7 狩猟免許取得編

    2015-08-13 18:141
    さて、どんどんと書いていきます。
    ここからは狩猟免許の取得方法です。銃だけ持ってても猟師にはなれません。

    クレー射撃だけしかやらないという人は読み飛ばしてください。


    狩猟免許とは「鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律」通称「鳥獣法」に沿って動物を捕まえるための国家資格です。以前の記事でも書きましたが野生鳥獣を捕獲するためには条件があります。

    狩猟をするには
    • 狩猟期間中に•••11月15日から2月15日(県によって多少違います
    • 狩猟者登録をした都道府県の•••毎年各都道府県に狩猟者登録をします。自分が狩猟をする県すべてに必要です。
    • 狩猟可能区域で••••禁猟区、休猟区、銃猟禁止区域、いろいろあります。(基本的に300m以内に民家があるとこはダメだと思って間違いないです。お墓、公園、公道上もダメ)
    • 狩猟対象鳥獣を•••鳥類29種類•獣類20種類が決められてます。
    • 許可された時間•方法で•••網•罠•装薬銃•空気銃の4種類のうち自分が使う方法の狩猟免許が必要
    狩猟ができます

    免許取得の過程で勉強するはずなので細かいことは抜きにして、試験前に知っておかないといけないことだけ説明していきます。

    狩猟免許は4種類あってそれぞれ必要な種類を取得します。
    1種類だけでもいいし全部取ってもかまいません。
    1. 網猟 ー 網を使った捕獲(むそう網•はり網•つき網•なげ網•谷切網、等
    2. わな猟 ー わなを使った捕獲(くくり罠•箱罠•箱おとし罠•囲い罠)
    3. 第1種銃猟 ー 装薬銃•空気銃を使った猟(散弾銃•ライフル銃•空気銃)
    4. 第2種銃猟 ー 空気銃を使った猟




    昔は第1種と第2種が甲種(装薬銃)•乙種(空気銃)という名前でわかれてたので両方取得する必要があったのですが、今は第1種に装薬銃も空気銃も入ってるので1〜3の3種類で全部の猟ができます。

    一般的に「2、わな猟」と「3、第1種銃猟」の二つを取得するパターンが多いとおもいます。
    人家のちかくの田んぼに群れてるスズメの駆除なんぞやるかたは、鉄砲使えないので1の網猟免許も必要かもしれません。

    ただし、1つだけ受験するのも3つ受験するのも勉強する内容はほとんど一緒です。ほぼ全ての内容の試験範囲で、それぞれの実技があるかないかの違いだけですのでどうせならまとめて3種類取っちゃいましょう( ̄∇ ̄*)ゞ





    A狩猟免許試験は都道府県によって年間3回から10回以上開催されています。
    各都道府県によって結構日程や回数、申し込みの方法なんぞも違ってるようなので私の県を例にとって書きます。

    狩猟免許は環境省が監督省庁で窓口は都道府県庁です。免許は都道府県知事名で許可されるのでだいたい県庁の環境課や環境課と呼ばれるところが申し込みの窓口です。

    ただし、市町村の農林課が窓口として手続きをとりまとめて代行してるところもありますので、近くの役所に問い合わせてみてください。申し込み用紙も置いてあることが多いです。
    試験の申し込みが済むと例によってテキストと資料が郵送されてきます。早めに申し込んで勉強する時間を確保してくださいね。

    少なくとも試験1ヶ月前までには申し込みを済ませたいところ。

    私の市は市役所の農林課が試験も講習会も免許の受け取りも代行してやってくれます。
    場所によっては地元猟友会分会が担当してるところもあるようです。

    B狩猟免許講習会は受験者向けの猟友会主催の事前講習なので、受講する必要はありません。

    ありませんが、、、。

    初めて受験されるかたは是非とも受講することをお勧めします。なぜなら実技あるのですが触ったこともない猟具や模擬銃で試験受けたくないでしょ?(笑
    出題のポイントも教えてくれるし、猟具や模擬銃で指導しながら練習させてくれます。
    そして受験する試験会場と同じ講習会を受けるのがポイント。
    理由はあとではっきりします。
    これ受けないで受験して落ちる人けっこういるみたいですよ?



    試験の内容と流れですが、けっこう慌ただしいです。

    受験票を持って受付をすませると昼の弁当の予約申し込みやってたりしますので、用意してない方はここで申し込んどいてください。
    午前中がテキストを使った講義、その後筆記試験があります。即採点。
    合格者発表後、昼休みを挟んで適性検査と実技の試験があります。

    筆記試験で不合格だった場合、寂しく昼飯食ってお帰りになるので、午後からは会場に空席が目立つようになります。

    以下それぞれの試験のおおまかな内容です。

    筆記試験

    • 鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法令問題
    • 猟具の取り扱いに関する問題
    • 鳥獣の生態や識別に関する問題
    てな具合で30問で70%以上正解(だったかな??)で合格。


    適性試験

    視力聴力運動能力の試験なんですが、これは難しいことするわけじゃありません。

    視力•••網猟免許又はわな猟免許に係る適性試験にあつては、視力(万国式試視力表により検査した視力で、矯正視力を含む。以下同じ。)が両眼で0.5以上であること。ただし、一眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.5以上であること。
    二. 第一種銃猟免許又は第二種銃猟免許に係る適性試験にあつては、視力が両眼で0.7以上であり、かつ、一眼でそれぞれ0.3以上であること。ただし、一眼の視力が0.3に満たない者又は一眼が見えない者については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上であること。


    聴力•••10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえる聴力(補聴器により補正された聴力を含む。)を有すること。

    運動能力•••狩猟を安全に行うことに支障を及ぼすおそれのある四肢(し)又は体幹の障害がないこと。ただし、狩猟を安全に行うことに支障を及ぼすおそれのある四肢(し)又は体幹の障害がある者については、その者の身体の状態に応じた補助手段を講ずることにより狩猟を行うことに支障を及ぼすおそれがないと認められるものであること。

    と、規定がありますが、視力は普通の視力検査、聴力はマイクなしで名前呼ばれて返事すればOK、運動能力は試験官の前で屈伸したり足あげたり手を開いたり閉じたりして見せるだけ。
    簡単です。

    実技試験

    ここで難しいと言われるのが鳥獣の識別です。スクリーンに5秒間映し出される鳥や獣を見て狩猟対象かどうか識別します。狩猟対象なら⚪︎印で名前と♂♀も記入。それ以外なら✖️を記入します。これはもう丸覚えしかありません。(笑
    カモなんぞは種類が多いのでそれぞれの特徴だけ完全丸覚えです。


    タヌキ••••耳の先黒い(白かったらアライグマ)、目の下黒で繋がっていない
         (タヌキ、アライグマ、アナグマは間違えやすい)




    コガモ•••頭栗色、目の後ろから首の後ろにかけて緑




    こんな感じで丸覚えです。

    網猟、罠猟、銃猟で多少覚える範囲がちがうんですが、それも講習会で教えてもらえます。

    そして各猟法の実技なんですが

    •あみ猟•••違法網の識別、あみ罠を実際に架設。
    •わな猟は•••違法罠の識別、ハコ罠のセット。
    •第1種•2種銃猟•••銃器の分解点検、模擬弾装填で射撃姿勢、複数で行動するときの携行と受け渡しの方法。距離の目測。

    となります。
    ここで受けておいた狩猟免許講習会が威力を発揮します(笑

    練習してきたとおりにやってください(笑

    そしてなぜ受験と同じ会場で事前講習会受けるのがいいかの理由ですが、外に出て距離の目測の試験があります。
    「あそこの木まで何メートルですか?」「そこの建物の屋根まで何メートルですか?」と聞かれます。毎度同じような目標なので講習会のときに正解教えてもらってるようなもんです(笑

    実技の試験は減点方式で行われて、70%以上残ってれば合格です。

    注:受験票は捨てないでください。合格してれば狩猟免許の引き換えに必要です。


    すべての試験が終わったら解散なんですが、合格発表は郵送やHPに発表などいろんな方法で行われます。
    忘れないように受験票持って指定された窓口に狩猟免許と引き換えに行ってくださいね。

    以上で狩猟免許取得編その1は終了です。


    次回「猟師になる」その8 狩猟者登録をする に続く.....