閉じる
閉じる
×
みなさまこんにちは、TAROでゴザイマス
ここまでで狩猟免許と猟銃•空気銃所持許可の取得についてざっと説明してきましたが
実際に猟をするためにもう一つ大事な手続きがあります。
じぶんが狩猟をする都道府県への狩猟者登録です。これしないといっさい狩猟できません。
あと猟友会への加入についてもざっと説明します。
![]()
網•罠•1種•2種、それぞれ1枚の狩猟者登録証と狩猟者記章がもらえます。
私は罠と第1種銃猟を登録してるので2枚来ます。
他にももれなくその都道府県のハンターマップが届きますが、これはすべての禁止区域や休猟区、保護区が記入してあり毎年変更があるのでこれも必ず目を通すようにしてください。
狩猟者登録 登録方法
猟友会に入ってる人は自動的にハンター保険に加入できるのであっさりOKなんですが、猟友会に加入しないで狩猟者登録をしようとすると話がややこしくなります。
現在各損害保険会社ともハンター保険は団体扱いしか新規の受付を停止してるようですので、保険に入ることができません。
保険に入れないと狩猟者登録できないので困ったことになるんですが、猟友会以外のハンター保険団体もあるようです。
猟友会を嫌って加入しない人もいるようですが、私にとってはメリットの方が多いと思うので是非とも加入することをお勧めします。
狩猟者登録とかその他の手続きもまとめて代行してくれるので便利ですし、一番手っ取り早いですよ?
猟友会について
ここでは猟友会について説明します
組織については以下の図を見ていただくとして
![]()
会員は近くの支部に所属して、自動的に県猟友会•大日本猟友会の会員になります。どれか一つだけというような加入の仕方は出来ません。
もともと猟友会とは、職業猟師の共済組織として発足したもので、農協とか漁協とかと同じようなもんです。その昔は民間の銃器を管理する団体として大日本陸軍の外郭団体として機能していたようです。
職業猟師がほぼ絶滅した現在ではレジャー狩猟者•害獣駆除の委託先•狩猟に関する損害保険共済組合としての機能を果たしています。
注:狩猟免許を取っても猟友会に加入する義務はありません
ただし、加入するメリットは多々あるのでそれをちょっと説明します。
各県に狩猟者登録をしなければ、狩猟免許を持っていても罠を仕掛けたり銃猟をすることは出来ません。これは必須なんですが、その手続きのほとんどを代行してもらうことができます。
狩猟者登録の窓口は各県の担当部署なんですが、平日の昼間か、郵送でしか手続きができません。
そして狩猟をする県ごとに手続きが必要なんですがそれも代行してもらえます。
都市部では土日の夜、支部の総会と同時に狩猟者登録の手続きをやってくれたりするので会社員の方には便利ではないでしょうか。
さらに銃猟の場合火薬の「無許可譲受票」も無料で猟友会から発行してもらえます。これは300発の無許可譲受票で、不足した場合、今度は公安委員会で追加発行してもらえます。
それともう一つ、狩猟者登録をするのに必要な「損害賠償能力証明書」があります。
これが実際には問題で、現在保険会社は狩猟に関する保険の個人加入を停止してる状態で、猟友会の団体共済保険に加入するのがいちばん手っ取り早い方法です。
いちばん大きなメリットは、ずばり「情報」だと思います。なんといっても現役の猟師•ハンターの集団、いろんな猟方の先輩が居ます。仲間も増えるし猟友もできるでしょう。
狩猟は釣りと違ってその土地の詳しい情報がなければ成り立ちません。初めての山にいきなり行ってドカドカ撃ちまくったり罠仕掛けたりするのは現実的じゃありません。
うっかり犬使った猟が盛んなところに罠仕掛けて、猟犬が掛かっちゃったら罠の持ち主に賠償責任があります。
色々と面倒な地域もありますが事前にその情報を手にいれることができるのです。
他にも猟期前•猟期後の射撃大会があって残弾を処理できたり、
猟友会以外にも団体共済保険を取り扱ってる団体があるのですが、有害鳥獣駆除員の対象にならないとか、色々不便なことが多いようです。
登録の手間•費用•共済保険、、色々と考えて猟友会に加入するのがいちばん手っ取り早い方法には間違いありません。
そしてここから個人的な意見なんですが、、。
各地の猟友会によって雰囲気や後継者育成の意欲など相当な開きがあり、正直ちょっとなぁという支部もあるのが現状です。
動物の肉がまだ現金になった時代、猟銃を持つというのが一部の金持ちしかできなかった時代、その時代の縄張り意識を未だに持ち続けてるような年寄りだけしかいない支部も現実にあります。
排他的で駆除利権(と言えるようなものでもないですが••)を名誉職と誤解してる年寄りによって害獣駆除もままならないような現実もあります。
現在はほとんどの支部で加入地の自由がある程度認められてるので、実際に猟に行く場所の猟友会に加入することも可能なのでとりあえず現住所の猟友会に加盟してから考えてもいいと思います。
正直に言うと、、猟友会のジジー連中と当たり障りなく付き合えるくらいの社会性がない人に猟銃持たせたり罠かけられたりすると、遅かれ早かれ土地の人間とトラブルになる可能性が高いです。実際そういう人が猟友会を毛嫌いしてることが多いのもまた事実です。(笑
ただ、色々な考えや事情で猟友会に加入してない人でも皆と仲良く情報交換して一緒に猟をしてる人も多くいます。
以上、狩猟者登録を済ませたらいよいよ猟に出猟です!
山でお逢いすることを楽しみにしてますよ〜!
次回 「猟師になる」その9 狩猟の種類編 に続く.......
ここまでで狩猟免許と猟銃•空気銃所持許可の取得についてざっと説明してきましたが
実際に猟をするためにもう一つ大事な手続きがあります。
じぶんが狩猟をする都道府県への狩猟者登録です。これしないといっさい狩猟できません。
あと猟友会への加入についてもざっと説明します。
網•罠•1種•2種、それぞれ1枚の狩猟者登録証と狩猟者記章がもらえます。
私は罠と第1種銃猟を登録してるので2枚来ます。
他にももれなくその都道府県のハンターマップが届きますが、これはすべての禁止区域や休猟区、保護区が記入してあり毎年変更があるのでこれも必ず目を通すようにしてください。
狩猟者登録 登録方法
1、申請先1、2は特に問題はないと思うんですが、ここで3の損害賠償能力証明書で引っかかると思います。2、必要書類
- 環境局、県民局等、都道府県により担当部署が違います。要問い合わせ。
3、損害賠償能力証明書(どれか一つ)
- 狩猟者登録申請書
- 狩猟免許 登録する種類ごと
- 写真(30mm x 24mm)x2枚
4、費用
- 狩猟税 罠•網猟(各¥8,200-)1種銃猟(¥16,500-)2種銃猟(¥5,500-)
猟友会に入ってる人は自動的にハンター保険に加入できるのであっさりOKなんですが、猟友会に加入しないで狩猟者登録をしようとすると話がややこしくなります。
現在各損害保険会社ともハンター保険は団体扱いしか新規の受付を停止してるようですので、保険に入ることができません。
保険に入れないと狩猟者登録できないので困ったことになるんですが、猟友会以外のハンター保険団体もあるようです。
猟友会を嫌って加入しない人もいるようですが、私にとってはメリットの方が多いと思うので是非とも加入することをお勧めします。
狩猟者登録とかその他の手続きもまとめて代行してくれるので便利ですし、一番手っ取り早いですよ?
猟友会について
ここでは猟友会について説明します
組織については以下の図を見ていただくとして
会員は近くの支部に所属して、自動的に県猟友会•大日本猟友会の会員になります。どれか一つだけというような加入の仕方は出来ません。
もともと猟友会とは、職業猟師の共済組織として発足したもので、農協とか漁協とかと同じようなもんです。その昔は民間の銃器を管理する団体として大日本陸軍の外郭団体として機能していたようです。
職業猟師がほぼ絶滅した現在ではレジャー狩猟者•害獣駆除の委託先•狩猟に関する損害保険共済組合としての機能を果たしています。
注:狩猟免許を取っても猟友会に加入する義務はありません
ただし、加入するメリットは多々あるのでそれをちょっと説明します。
各県に狩猟者登録をしなければ、狩猟免許を持っていても罠を仕掛けたり銃猟をすることは出来ません。これは必須なんですが、その手続きのほとんどを代行してもらうことができます。
狩猟者登録の窓口は各県の担当部署なんですが、平日の昼間か、郵送でしか手続きができません。
そして狩猟をする県ごとに手続きが必要なんですがそれも代行してもらえます。
都市部では土日の夜、支部の総会と同時に狩猟者登録の手続きをやってくれたりするので会社員の方には便利ではないでしょうか。
さらに銃猟の場合火薬の「無許可譲受票」も無料で猟友会から発行してもらえます。これは300発の無許可譲受票で、不足した場合、今度は公安委員会で追加発行してもらえます。
それともう一つ、狩猟者登録をするのに必要な「損害賠償能力証明書」があります。
これが実際には問題で、現在保険会社は狩猟に関する保険の個人加入を停止してる状態で、猟友会の団体共済保険に加入するのがいちばん手っ取り早い方法です。
いちばん大きなメリットは、ずばり「情報」だと思います。なんといっても現役の猟師•ハンターの集団、いろんな猟方の先輩が居ます。仲間も増えるし猟友もできるでしょう。
狩猟は釣りと違ってその土地の詳しい情報がなければ成り立ちません。初めての山にいきなり行ってドカドカ撃ちまくったり罠仕掛けたりするのは現実的じゃありません。
うっかり犬使った猟が盛んなところに罠仕掛けて、猟犬が掛かっちゃったら罠の持ち主に賠償責任があります。
色々と面倒な地域もありますが事前にその情報を手にいれることができるのです。
他にも猟期前•猟期後の射撃大会があって残弾を処理できたり、
猟友会以外にも団体共済保険を取り扱ってる団体があるのですが、有害鳥獣駆除員の対象にならないとか、色々不便なことが多いようです。
登録の手間•費用•共済保険、、色々と考えて猟友会に加入するのがいちばん手っ取り早い方法には間違いありません。
そしてここから個人的な意見なんですが、、。
各地の猟友会によって雰囲気や後継者育成の意欲など相当な開きがあり、正直ちょっとなぁという支部もあるのが現状です。
動物の肉がまだ現金になった時代、猟銃を持つというのが一部の金持ちしかできなかった時代、その時代の縄張り意識を未だに持ち続けてるような年寄りだけしかいない支部も現実にあります。
排他的で駆除利権(と言えるようなものでもないですが••)を名誉職と誤解してる年寄りによって害獣駆除もままならないような現実もあります。
現在はほとんどの支部で加入地の自由がある程度認められてるので、実際に猟に行く場所の猟友会に加入することも可能なのでとりあえず現住所の猟友会に加盟してから考えてもいいと思います。
正直に言うと、、猟友会のジジー連中と当たり障りなく付き合えるくらいの社会性がない人に猟銃持たせたり罠かけられたりすると、遅かれ早かれ土地の人間とトラブルになる可能性が高いです。実際そういう人が猟友会を毛嫌いしてることが多いのもまた事実です。(笑
ただ、色々な考えや事情で猟友会に加入してない人でも皆と仲良く情報交換して一緒に猟をしてる人も多くいます。
以上、狩猟者登録を済ませたらいよいよ猟に出猟です!
山でお逢いすることを楽しみにしてますよ〜!
次回 「猟師になる」その9 狩猟の種類編 に続く.......
広告