6/26無職転生・蛇足「ルーシー編」なんとなく考察してみた。長い。しつこい。
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6/26無職転生・蛇足「ルーシー編」なんとなく考察してみた。長い。しつこい。

2015-06-28 22:15

    (店`ω´)はい、どうも。店長です。
    私事で、ちょっとテンション落ちてます。それは置いといて。

    あ、またお気に入り登録して頂きました。ありがとうございますヾ(〇´3`〇)ノ"
    今朝(28日)気がついて、朝から気分が良くなりました。(その後ブチ壊しでしたけど)

    24、25日と更新されました、無職転生・蛇足編。
    ボクの大好きな、ほやほやルーシーちゃんが、クローズアップされた話でした。
    もうね萌えまくりんぐ。
    それはまぁ、置いといて。(何回置くんだ)

    少し、気になったというか、唸らされた部分がありました。
    考察とか意識高そうな言葉を書きましたけど、いわゆる感想文です。
    初めに書いておきます。ルーシーに関してはほとんど書いてません。
    悪しからず。

    ちなみに、この記事を書いたのは、二日前の26日。
    書いてる途中で、三話目「ルーシーの家族」がうpされてたのに気がついて、慌てて読んできました。そして感想記事を先に上げました。なので、前後してます。
    それは置いといて。(もういい)


    気になった部分。
    それは、ルーデウスの心配性。
    そして、白ママ「シルフィエット」さんの性格描写です。



    ルーデウスは、心配性です。
    少年時代や、シルフィと結婚したばかりの頃の彼は、そうでもなかったと思います。
    勿論、庭から外に出たら、今の自分が元のクズニートに戻ってしまう、というトラウマに支配されていましたが。あー、でもそれも起因するのでしょうか。
    自分は世の中に必要とされていない、家族からも見捨てられていると思い込んでいた彼ですから。

    彼の心配性が激しくなったのは、エリスに捨てられたと勘違いした事が発端でしょうか。
    さらに、肉親のパウロを目の前で喪ったのも大きい。
    人間、失って初めて、それの大切さに気が付くもの。
    特に、それまで順調な生活だったが故に、衝撃は大きかったでしょう。
    自分の魔術で大体の事を乗り越えてきたから、尚更。

    さらにノルンやアイシャ、ロキシーなど、家族が増え、大事な宝物が増えてしまった。
    そこに、ヒトガミという、言い知れない恐怖が頭上にのしかかってくる。
    そりゃ、誰だって、神様が自分の家族を殺そうとニヤニヤしてたら、異常な程心配性になりますよね。誰だってそうなる。俺だってそうなる。
    喪うことに、異常に過敏になるルーデウス。


    ※「ひどいなぁ、そんなにボクは悪い神様じゃないよ?」神様はみんなそう言うんです。


    パッと見は、ただの子煩悩パパ。
    でも、掘り下げていくと見えてくる、ルーデウスの出発地点。
    本当の彼は、とても頼りなく、臆病な少年のままでした。
    なんだか、物凄く、彼を抱きしめてやりたくなりました。


    ※店長の替りに、父親のパウロさんに抱きしめてもらいましょう(泣)


    今回、ルーデウスは親バカ父性を発揮します。それはもう、ベロンベロンに。
    それを、シルフィとルーシーは嫌がります。
    自分たちは、信用されていないのか?と。
    そうでは無いのは、読者の皆さんも理解していると思いますが。

    喪う恐怖とは別に。
    ルーデウスは、ただ父親として、愛娘の「初めての色々」を眺めたいんですよね。
    そこらへんは、しっかり描写されていたので、よしとします。
    むしろ、それでこそルーデウスの真骨頂です。社長のボケと合わせて一本です。


    ※(店`ω´)そこでボケて!


    ボクが特に気になったのは、シルフィの部分。
    彼女は、半日を覗きに費やしていたルーデウスに腹を立てます。
    次に、自分たちはそれ程信用出来ないのか、と泣きます。
    そこで、ボクは、アレ?っと思いました。
    こんなに感情を露わにするシルフィって、久しぶりだな、と。
    前は、ルーデウスが、ジークの名前を考え忘れていた時かな。

    シルフィは、王位継承編のルークに「ルーデウスに依存しすぎている」と言われるほど、
    ルーデウスLOVEです。それはもうメロメロです。50年後にインタビューされた時ですら、
    「魔法大学で再会した時に、数秒見つめただけで腰が砕けそうになった」と語るほど、長年連れ添った夫を溺愛しています。それはまさに、信仰のレベルです。
    そんなシルフィが、ルーデウスの行動で傷つくのは何故か?と。

    彼女が一番嫌がるのは、ルーデウスが自分を必要としていない、と感じる事だと思います。
    それは、彼女の幼少期のトラウマが発端と思われます。

    シルフィは幼少期、村の子供たちから毎日、イジメを受けていました。
    容姿を揶揄され、生まれを誤解され、存在を否定されます。
    ただでさえ、生みの親の両親と容姿の特徴が違うのをコンプレックスにしていたのに。
    幼い彼女からすれば、自分はこの世に一人ぼっちだと思い込んでいたでしょう。
    親ですら、心から信じることが出来ないでいる。こんなに怖い事は無いと思います。

    そこに、颯爽と(シルフィのイメージ)ルーデウスが現れ、救い出してくれます。
    見たこともない魔術を操り、絶望の淵にいる彼女に光を与えてくれた。
    その瞬間から、シルフィにとって、ルーデウスはこの世に唯一人の存在となります。

    この時代のシルフィが、激情を露わにする描写があります。
    ルーデウスが伸び悩み、大学へ行こうかと悩みを吐露するシーン。
    シルフィは自分が置いていかれると思い、泣き出します。



    この頃は、本当に依存していましたね。お互いに。
    パウロはこの二人を見て、将来を危ぶみます。
    ルーデウスは異常な程賢い。そして、グレイラットの血筋は異常な程、性的な事に興味を示す。それは、自分が身を持って証明している事実。
    このまま一緒に育てば、ルーデウスはシルフィを人形扱いして弄び、いずれ捨ててしまうかもしれない。そう危惧して、二人を引き離します。

    結果として、ルーデウスも成長の機会を得、シルフィも独り立ちします。物語の進行としては、ナイスな判断でした。
    でも、それはあくまでも、物語を紡ぐ視点から見れば、です。
    シルフィの根っこは、ルーデウスと同じく、まったく変わっていなかったのでしょう。
    つまり、一人ぼっちを極度に恐れるところです。

    それから数年を経て、彼らは結ばれます。劇的に。
    しかし、作中でも何度かありましたが、シルフィは、ルーデウスが過保護過ぎる事に不安を覚える事もあります。

    自分は信用されていないのではないか。
    いつか、自分は捨てられるのでは無いか。
    自分に魅力を感じなくなったら。
    自分以上に、愛する女性が出来たら……。

    彼女がロキシーやエリスを容認するのは、その不安が大きい為。
    これだけ我慢するから、自分をそばに居させて欲しい。
    こんなに強くなったから、共に戦わせて欲しい。
    そういういじらしさが、作中で何度も垣間見えます。

    だからこそ、シルフィは、強くなった自分、妻としての自分、母親としての自分をアピールし、ルーデウスに認めてもらいたがります。
    ルーデウスは微妙にそこに気がついていない。そこが齟齬。
    お互いの一番の根っこで噛み合わない。

    ルーデウスは宝物は、大事に仕舞っておきたい。
    無くしてしまうのが、怖いから。

    シルフィは、自分の存在を見て欲しい。信じて欲しい。必要として欲しい。
    一人ぼっちになるのが、恐ろしいから。

    なんとも言えないすれ違い。
    実は、このカップル、凄く危うい関係だな、と今回の蛇足編で感じました。
    だからこそ、老デウスルートのシルフィは、自分を必要としてくれないと思い込み、ルーデウスを捨てて、アスラ王国に乗り込み、不幸な最後を遂げてしまいます。

    しかし、そんな噛み合わせの悪い歯車ですが、ロキシー、エリスの存在が、逆に潤滑油になってくれていると、ボクは思いました。



    シルフィとの齟齬があると、ロキシーが上手く諭したり、焚きつけたりして、間をとりもちます。ロキシー自身、自分を「妾のようなもの」と自虐していますし。彼女も、シルフィとルーデウスが上手くいかないのは、穏やかではないのでしょう。
    エリスですら、時折一歩身を引いて、様子を伺っています。いじらしいです。

    さて、そのエリス。彼女は直情径行です。走り出したら止まらない。15の夜です。


    彼女も、実のところ、見かけよりもアレコレ考えています。
    既にルーデウスには、シルフィ、ロキシーという妻がいて、子どももいます。
    自分は、この間に割り込めるのか?割り込んじゃダメなんじゃないか?
    自分は、不要な存在なんじゃないか?
    そういう不安と恐怖の葛藤が、オルステッド戦の後に垣間見えました。

    老デウスルートでは、ロキシーとシルフィを無残な形で喪った時に、再会してしまいました。
    彼女は、もう既に自分はルーデウスと家族であり、再会すれば妻になれると思っていた。
    しかし、エリスに捨てられ、裏切られたと思い込んでいたルーデウスは、もうお前とはヨリを戻せないと言い捨ててしまう。

    ここで、エリスのルーデウスへの愛は、歪になってしまいます。
    根っこは変わらない。しかし、コミュニケーションの下手なエリスは、どうしても暴力的な手段を選んでしまう。愛されたいがために、高圧的になってしまう。
    ここにも、齟齬があります。

    そして、エリス自身も、トラウマがあります。
    自分の兄弟は、政争に巻き込まれ、離れ離れに。
    残った自分は、親からも期待されず、世間からも厄介者扱い。
    祖父は猫可愛がりするが、だがそれだけ。それ以上では決して無い。
    エリスは、実のところ、暖かい家族の愛を求めていた寂しがり屋だったのかもしれません。

    外面だけでは無い、頭が良く、優しい父親がいて。
    自分を政略の道具では無く、娘として愛してくれる母親がいて。
    兄と弟と、いつも一緒に仲良く笑い合って遊ぶ。
    そんな暖かい、優しい「家族の幻想」が、エリスの原点かもしれません。
    やはり、彼女も、信頼され、求められる存在でいたかったようです。

    ロキシーもですね。
    彼女も、両親とは精神的な部分で隔絶している、と思い込んでいた。
    それは、後に誤解だったと思い知る訳ですが。
    念話の使えない彼女は、両親と、村人全てから、拒絶されていると思い込んでいた。
    その思い込みが、彼女の強さの源であったし、家出の原因でもありました。
    そして、恋に恋する乙女の夢。
    それすらも、「家族」という存在への憧れの裏返しだったような気がします。

    ん、そう考えてみると、
    パウロもゼニスも、ザノバもクリフも、エリナリーゼも、みんなそうですね。
    ジンジャーやジュリもリーリャもですし。オルスやアレクも。
    それぞれが、幼少期に「家族」と隔絶してしまい、不遇な時期を送っています。
    そんな彼らが、ルーデウスという特異点と巡り合い。
    幸せになっていく。

    なんだか、ルーデウスは、ただの偶然に迷い込んだレアキャラというだけではなく、関わった人物をみんな結びつけて、「家族」にしていく存在に見えてきました。実際そうですし。

    ここに、なんとなくですが、救世の秘密が隠されているような気がします。
    まぁ、ボクの勝手な推測ですけどね。

    この思い込みと勘違いは、書こうと思っているララ編で生かすとして。
    長くなりましたが、今回の考察は、こんな感じで終わろうかと思います。

    今回の蛇足「ルーシー編」。
    とてもほのぼのとした、愛らしい話でした。
    しかし、その内面は、結構複雑でしたね。
    やっぱり、「無職転生」は奥が深いと唸らされます。
    ファンだから手放しに褒めている訳ではありません。
    素直にそう感じるからこそ、凄いと言えるのです。ただそれだけです。
    なんつって(/ω\*)タマタマが痒い。

    というわけで。
    次回の蛇足編と、書籍七巻を楽しみにしつつ。
    二次を書き散らそうと思います。フヒヒサーセン。


    それでは、また。(店`ω´)ノシ


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