• 【発表!】第1回 日本独断偏見アニメーション大賞2019

    2020-02-04 06:06

    すべて個人の感想です。「お前の選考はおかしい!」「何で〇〇が入って無いんだ!」とかのご批評は堅くご遠慮ください。

    〇審査対象作品(全47本)
    1話から最終回まですべて見た作品を対象としています。(対象作品は以下の通り)秋作品の2クール以上の作品は2019年の最終話分までを審査対象としています。アズールレーンに関しては先送りになった2話分を除いた審査をしています。
    ▽冬期18本
    (1)えんどろ~!(冬期)
    (2)おこしやすちとせちゃん(冬期)
    (3)同居人はひざ、時々、頭の上(冬期)
    (4)かぐや様は告らせたい(冬期)
    (5)マナリアフレンズ(冬期)
    (6)アニメ・ぷそ煮コミ(冬期)
    (7)私に天使が舞い降りた(冬期)
    (8)ぱすてるメモリーズ(冬期)
    (9)上野さんは不器用(冬期)
    (10)明治東京恋伽(冬期)
    (11)エガオノダイカ(冬期)
    (12)ガーリーエアフォース(冬期)
    (13)ディメーションハイスクール(冬期)
    (14)五等分の花嫁(冬期)
    (15)グリムノーツ(冬期)
    (16)バミューダトライアングル~カラフルパストラーレ~(冬期)
    (17)荒野のコトブキ飛行隊(冬期)
    (18)盾の勇者の成り上がり(冬期)
    ▽春期10本
    (19)この世の果てで恋を唄う少女YU-NO(春期)
    (20)賢者の孫(春期)
    (21)みだらな青ちゃんは勉強ができない(春期)
    (22)真夜中のオカルト公務員(春期)
    (23)超稼働ガール1/6(春期)
    (24)ノブナガ先生の幼な妻(春期)
    (25)世話やきキツネの仙狐さん(春期)
    (26)ハ十亀ちゃんかんさつにっき(春期)
    (27)RobiHachi(春期)
    (28)なんでここに先生が(春期)
    ▽夏期5本
    (29)Re:ステージ!ドリームデイズ♪(夏期)
    (30)荒ぶる季節の乙女どもよ。(夏期)
    (31)魔王様、リトライ!(夏期)
    (32)通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?(夏期)
    (33)ソウナンですか?(夏期)
    ▽秋期14本
    (34)警視庁 特務部 特殊凶悪犯対策室 第七課‐トクナナ‐(秋期)
    (35)放課後さいころ倶楽部(秋期)
    (36)アフリカのサラリーマン(秋期)
    (37)アズールレーン(秋期)
    (38)スタンドマイヒーローズ PIECE OF TRUTH(秋期)
    (39)旗揚!けものみち(秋期)
    (40)慎重勇者~この勇者がTUEEEくせに慎重すぎる~(秋期)
    (41)あひるの空(秋期)
    (42)戦×恋(ヴァルラブ)(秋期)
    (43)俺を好きなのはお前だけかよ(秋期)
    (44)本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~(秋期)
    (45)厨病激発ボーイ(秋期)
    (46)ぬるぺた(秋期)
    (47)歌舞伎町シャーロック(秋期)

    第1回(2回目はあるのか?)日本独断偏見アニメーション大賞2019(独編2019・Japan dogmatic and prejudice Animation Award2019-JDPAA)の各受賞作が決定したので、誰からも望まれなくとも独断で発表します。異議は受け付けないし受け入れもしません。正賞も副賞も有りませんし面白くも楽しくも無いとは思いますが「この作品良かったよ!」と言われて嫌な気分になる人(又は団体等)は「極めて稀にしか」いないと思うのですべて公表します。なお、当初は12月中旬までに決定し12月下旬までには発表する予定が「どえりゃあ」遅れてしまった事を素直に吐露しお詫びいたします。「しがらみ」が無いのでテレビ局や広告代理店、大手出版社に配慮したりする必要もなく所属事務所などの一押し声優を圏外にしたり、人気作でも個人的にイマイチと思えば圏外にできたりと「独特」の選考が出来たのが良い所だと思って居ます。色んな部門で地味に一次選考とか二次選考とかしてますが流石に割愛します。

    ‐受賞作一覧(全14部門)‐(2020年(令和2年)2月4日発表)

    〇最優秀賞 世話やきキツネの仙狐さん
    (2019年春作品/原作:リムコロ/監督:越田智明/制作:動画工房)




    【総評】日常的なストーリーながら柔らかくも優しい舞台設定を構築し観る者に安らぎと活力を与えてくれる。人間が古来から持つ人情や慈愛・献身性を色濃く描きながら疲弊しきった現代人を癒してくれる本作は末長く残していきたい一作である。

    〇金賞 真夜中のオカルト公務員
    (2019年春作品/原作:たもつ葉子/監督:渡邊哲哉/制作:ライデンフィルム)




    【総評】ストーリー・設定・展開などが凄まじくよく纏まっており、1クールながらしっかりと話を畳んだ。男女問わずキャラクターも好印象であり、「大人の交友関係・上司関係」のお手本・教科書にしたい作品である。

    〇銀賞 盾の勇者の成り上がり
    (2019年冬作品/原作:アネコユサギ/監督:阿保孝雄/制作:キネマシトラス)




    【総評】「異世界系」にありがちな『おれ、いきなり最強』の設定を使わず主人公の(とことんまで)救われようのない展開で視聴者を驚嘆させつつ、ヒロインや仲間の力を借りて着実に(特に主人公を)力強く成長させる展開は大絶賛に値する。

    〇銅賞 本好きの下克上~司書になるためには手段を選んでいられません~(2019年秋作品/原作:香月美夜/監督:本郷みつる/制作:亜細亜堂)



    【総評】転生して不本意な世界・体を得ても、それでも決して諦めず前に進もうとする姿はヒロインの鏡である。本作を道徳的に良好な影響を与えそうな児童の見る時間帯に放送等が出来なかったのは唯一、悔やまれる。

    〇銅賞 ソウナンですか?
    (2019年夏作品/原作:岡本健太郎(作画:さがら梨々)/監督:長山延好/制作:絵空-Ezo'la-)




    【総評】人間の生きる意味、圧倒的苦境に立たされた時の心理状況をリアルに、しかし、時にマイルドに書き切った本作はウルトラ平和ボケの現代人への警鐘的作品とも見て取れる。

    ※決めかねたので銅賞はW受賞としました。


    なお、参考までに「東京アニメアワードフェスティバル(TAAF)」の順位は以下の通り。
    https://best100.animefestival.jp/
    仙狐さん→70位
    オカルト→圏外
    盾の勇者→37位
    本好き→対象外(2019年9月30日までの作品が対象)
    ソウナン→圏外

    〇男性声優賞 
    諏訪部 順一

    (すわべ じゅんいち/47歳/東京都出身/東京俳優生活協同組合・所属)

    【総評】少年役・青年役からニューハーフ役まで幅広い演技の幅を見せつつ、どの役柄に置いても味わい深い個性を披露できる実力派。まだまだ今後が期待できるベテラン声優と言う評価をした。

    〇女性声優賞 
    田村 睦心

    (たむら むつみ/32歳/青森県出身/アイムエンタープライズ・所属)

    【総評】キッズから大人向け作品まで全世代分野で活躍しつつ、主に少年・幼年の男の子役を担当し、その巧みな声表現で視聴者を魅了する実力は受賞に値すると評価した。

    〇準・女性声優賞
     和氣 あず未

    (わき あずみ/25歳/東京都出身/東京俳優生活協同組合・所属)

    【総評】主に若い女性・女児役が多いが声量の多彩さに加え、感情表現豊かな演技の幅は若手とは思えない才能を感じた。今後が期待できる女性声優の1人という総評。

    ※女性声優は迷ったので2人受賞としました。

    〇男性キャラクター賞 
    岩谷 尚文
    (盾の勇者の成り上がり・主人公)

    【総評】絶望の淵からも落胆せず起死回生の一手を打ち続け現状を打破した「現代社会に必要な」勇気づけられる主人公として。(でも、半分はたぬ子(ラフタリア)の功績だと思う。)

    〇女性キャラクター賞 
    鬼島 ほまれ
    (ソウナンですか?・主人公)

    【総評】絶対的な窮地に追い込まれても冷静な判断で危機を乗り越える「判断力」。決して仲間を見捨てず何を置いても助ける「献身性」。(相良君も)驚くサバイバル「知識」。でも、困ったらおどおどしちゃう可愛らしい「女の子らしさ」。もう大好きです。

    〇準・女性キャラクター賞 
    仙狐(さん)
    (世話焼きキツネの仙狐さん・W主人公)

    【総評】一言で言うと「ママーぁぁ」です(笑)。そりゃ、推定800歳の「超大人」だから甘えたくもなります。申し分ない最高(齢)のママ(兼女房)だと思って居ます。

    ※女性キャラクターは決めかねたので2つに分けました。

    〇スタジオ賞 
    動画工房

    【総評】近年、稀にみる総合力の高い制作会社として受賞。

    〇監督賞 
    阿保孝雄

    【総評】主に盾の勇者の脚本・演出・展開・結末何を取っても非の打ち所がないレベルに昇華させた功績は偉大だと思います。勿論、それに参画したスタッフも優秀です)

    〇美術背景賞 
    明治東京恋伽

    (原作:MAGES.・LOVE&ART 監督:大地丙太郎 
    美術監督:佐藤勝 美術設計:高橋武之・藤瀬智康))
    【総評】明治時代当時の時代背景描写を徹底的に書き切ったスタッフを高く評価して。

    〇主題歌賞 
    該当作なし

    (但し、補足として「約束のOverture(真夜中のオカルト公務員ED)」と「パパパ(俺を好きなのはお前だけかよOP)」の2作品が最優良力候補として挙がって居た事はお伝えしておきます)

    〇アニメーション映画賞 
    該当作なし

    (但し、最有力だった「きみと、波にのれたら」(2019年/湯浅政明 監督作品/日本)を特別賞とした)
    【本作の補足】
    第22回「上海国際映画賞」金爵賞アニメーション最優秀作品賞受賞
    第52回「シッチェス・カタロニア国際映画祭」長編アニメーション部門最優秀賞受賞

    〇審査員特別賞(順不同)
    大島美和(キャラクターデザイン)
    秋田谷典昭(監督)
    池田晶子(キャラクターデザイン)
    西屋太志(キャラクターデザイン)
    武本康弘(監督)
    木上益治(監督)
    ブリキ(キャラクター原案/イラストレーター)※キャラ原案として
    吉村愛(監督)
    京都アニメーション(制作会社)
    きみと、波にのれたら(映画)
    大塚明夫(声優)
    高畑勲(監督)
    三上枝織(声優)
    村瀬歩(声優)
    片寄涼太(俳優/声優)※声優として

    ※受賞者の中には故人も含まれています。
    ※漫画原作者は各漫画賞が決めれば良いと思ったので受賞者対象から外しています。
    ※47本が少ない?1年間に何百本の新規作品が放送・配信されていると思ってるんだ!(推定ですが200~250位です)

    (敬称略)

    【最後に】
    全部完成させてから見返して気付いたのですが「好みの作品」と「好きなキャラクター」と「一押し声優さん」の3点に関しては強い相関性があるんだなぁと思いました。あと、TAAFのランキングとか見ると「うーん自分的には上位に来ないなー」という作品が多かったです。それ以前にTAAFトップ10の作品の中で1話でも見た作品が2つしか無かったし。あと、「綺麗に終わる」作品が好きそうですよね・・いや、好きなんだよ。「おれたた(「俺たちの戦いはこれからだ!」の略で週間少年誌でよく見る終り方、というか強引な「打ち切り」)」系だと消化不良感が半端ないから。それはともかく、「俺(私)もこの作品上位だわー」とか思って頂けたら嬉しいですね。せっかく作るんだから公表しようと決めて居たんですがやっぱりニコニコで公開になりました。ご覧頂き有難うございました。最後に昨年の京都アニメーション放火事件で多くの未来あるクリエイターの命が奪われた事が心から残念でなりません。今まで一番購入した円盤(DVD・ブルーレイ)も京アニ作品が断トツなので。生前から敬愛させて頂いたスタッフの方も数名、選ばせて頂きました。この場を借りて改めてご冥福をお祈り申し上げます。京アニが潰れたら犯人の思惑通りになってしまうので何としても京アニ文化がこれからも続くように応援して行きたいと思っております。・・・これ作るのに色々含めて4か月ほどかかりました。お疲れさまでした。第2回があったらお会いしましょう。


    ※誤字・脱字等のご指摘があれば迅速に修正します。また、私自身見つけ次第直します。


    ©KADOKAWA/2019リムコロ/動画工房/世話やきキツネの仙狐さん製作委員会/KADOKAWA/2019たもつ葉子/ライデンフィルム/真夜中のオカルト公務員製作委員会/KADOKAWA/2019アネコユサギ/キネマシトラス/盾の勇者の成り上がり製作委員会/香月美夜・TOブックス/本好きの下克上製作委員会/講談社/岡本健太郎・さがら梨々/ソウナンですか?製作委員会


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  • もしも、こんなアンパンマンが放送されたら・・見る?

    2019-12-24 17:03
    しん・アンパンマン

    precented by アルフ

     雨が降り続き鬱蒼とした天気が続く。まるで誰かの心を表したかのような曇天が空に広がる。この雨はいつ止むのだろうか。本当に止むのだろうか・・・。

     「嫌だ、もう戦うのは嫌なんだ!」
     泣き叫ぶような声が建物中を震わせる。

     「勝手に正義の味方なんて決めつけてバイキンマンと戦えなんて勝手過ぎるよ!」

     パンの様な丸い頭部に赤いマントとスーツらしき物をつけた不思議な生き物が憤りを吐くように叫ぶ。眼前には白いコック帽子と作業着を着た恰幅(かっぷく)の良い髭面の中年の男が悪鬼の様な表情で”パン頭”の生物を鋭く睨みつける。

     「お前以外に変わりが居ない。良いから黙って行け」

     そう言い放つと”パン頭”のマントを掴み外に連れ出そうとする。必死に抵抗する”パン頭”が泣き叫びながら抵抗する。すると中年の隣にいた小柄で同じくコック帽をつけた人物が口を挟む。

     「お前しか出来る奴が居ないんだ、黙って行きなさい。それとも粉に戻りたいの?いいからジャムの指示通りに行け!」

     そう言い放つと”パン頭”の背中を蹴り飛ばした。「”うぐぅ”」と嗚咽をあげる”パン頭”が地面に伏せる。小柄な人物から”ジャム”と呼ばれた男は『蹴るのはやめとけ』と小柄な人物を諫める。

     「酷いよバタコさん・・・」

     ”パン頭”はヨロヨロと起き上がると”バタコ”と呼んだ人物に対し懇願にも似た視線を送る。まるで助けを求める様に。

     「そんな顔をしても無駄。お前は正義のヒーローなんだ、その役目を果たせば良いんだよ。バイキンマンの脅威は確実にこの世界に拡充して来ている。おめえが腹決めて敵地まで飛んで戦わなきゃ世界が終わるんだよ。さあ、つべこべ言わず黙って行きな!」

     ”バタコ”と呼ばれた人物は”パン頭”に「ペッ」っと唾を吐きかけると煙突を指さし飛び立つように促した。隣にいた犬も呼応するかのように凶暴に”パン頭”に対し吼え続ける。

     刹那、別の”パン頭”が煙突から入り込んできた。細長くて口がギザギザしているのが特徴的だ。どうやらここにいる”パン頭”の仲間らしき存在の様だ。

     「誰かと思えばカレーパンマンか・・・丁度良い、この根性無しを外に連れ出してくれ。さっきから頭を抱えて震えてるだけで一向に出て行こうとしない。本当に使えない能無しだよ・・全く」

     ジャムは”カレーパンマン”と呼んだ男に”パン頭”を連れ出す様に頼み込む。それを聞いたカレーパンマンは虫けらでも観るような視線を”パン頭”にぶつける。

     「チッ・・本当こいつは根性なさ過ぎだろ。一層、お前なんか居なくなれば清々するのに・・・しゃあねえな、ホラいくぞこのヘタレ野郎。お前みたいなやつでも一応ヒーローらしいからな」

     カレーパンマンは”パン頭”の首根っこを鷲掴みにすると無理やり煙突に押し込もうと試みる。だが「いやだ・・いやだああ」と絶叫しながら”パン頭”は柱にしがみ付き離れない。

     その姿に苛立ちを覚えたのかバタコが”パン頭”の正面に立つと思いっきり殴り飛ばす。勢いよく殴打された”パン頭”は真っすぐに吹っ飛び全身を強く壁にぶつける。

     「てめえいい加減にしろ!お前が行かなきゃ町が世界が滅びるんだよ。さっきからナヨナヨと弱音ばかり吐きやがって。見てるだけで吐き気を覚えるわ。このクズが!」

     バタコは拳をギュッと握ると”パン頭”に再び近づき拳を突き出そうとするがジャムに制止される。

     「その辺にしとけバタコ。顔をぐちゃぐちゃにされたらまた焼き直しだ。最近は小麦粉の単価も上昇しているし燃料のマキ代も馬鹿に成らない。このヘタレにこれ以上の余計な費用はかけたくない」

     ”チッ・・仕方ねえ。まあ、オジキがそういうなら”・・とバタコは不服そうに拳を収めた。一方、”パン頭”はガクガクと子ウサギの様に震えている。

     「いいぜ、お前が戦わないなら俺や食パンマンだけで決戦を挑む。でも、お前はそれで良いのか?後悔はしないのか?皆が力を合わせてバイキンマンに立ち向かおうとしているのに手前はでけえ頭抱えて震えて逃げてるだけで良いのか?少しは正義心は湧いてこないのか?」

     カレーパンマンは冷酷な口調で”パン頭”に問いかける。まるで尋問するかのような口ぶりだ。

     「・・もう、良い。今のこいつに何を言っても無駄な様だ。こんな腑抜けで臆病者だとは私も思わなかったよ。こんな奴を作り出すんじゃ無かった・・私の心は後悔で溢れ出さんばかりだよ。悪いがカレーパンマン、食パンマン達を連れお前たちだけで行ってくれるか?」

     ジャムは呆れ果てたかのような口調でカレーパンマンに告げる。同時に震えあがる”パン頭”を侮蔑するかのような視線で見下ろす。そこには愛情や慈愛などと言った感情は一切存在しない。ただ、ひたすらに深まる憎悪。凍り付くような視線が”パン頭”に対し全員から突きつけられる。

     「なんで・・なんで・・・そんな目で見るの?勝手に作り出して勝手に正義のヒーローに仕立て上げられたボクには何の権利も無いの?ボクはただ戦う為だけに生み出された人形なの?ねえ、答えてよ!」

     ”パン頭”の問いに答える事は無くジャムとバタコはパン作りの作業を始め、カレーパンマンは侮蔑の目線をぶつけながら工場から出て行った。1人取り残された”パン頭”は頭を抱え涙を延々と流す。

     ここはとある世界に存在するパン工場。ここには自分自身の存在に懐疑的になっている”生物”が居る。
     生きたパンとして生まれ、強制的に正義の味方として悪の首魁バイキンマンとの戦闘とその討伐を強要された哀れな人工生命体。
     みんなの為、町の為、世界の為に只管わが身を犠牲にしろと運命を決められた
     「ロンリーヒーロー”パン頭”」

    その名を「アンパンマン」と言う・・・。



    ※一部、誤字・脱字・文章ミスがありましたので修正しました(12月25日付)

    おことわり
    (1)作中ではジャムおじさんやバタコさんは便宜上「人」となっていますが公式設定は「妖精のような存在」です。
    (2)「アンパンマンの胸ぐらって掴めるの?」と思われた方も居るとは思いますが原作やアニメと同様に「そういう事も出来る・・」事にしておいて下さい。
    (3)バタコさんの殊更の口の悪さや暴力的な表現は当作品上の演出です。ご了承ください。
    (4)誤字・脱字は見つけ次第修正します。寛大に見て下さい。


                ちょこっとあとがき(興味がある方だけどうぞ)

    本作は言うまでもなくアンパンマンの2次創作ですが1つだけ大きなテーマをもって書きました。それは「こんな駄目ダメ過ぎなアンパンマン」をテレビや映画館で流せますか?という
    作品製作者へのメッセージです。
    「これはこれで興味深い」と好意的に思って頂いた方も居られるかと思いますが、私の狙いは「庵〇監督風味に書くとこうなるんですよ?でも、〇ヴァはどんなに主人公たちがヘタレでも平気で(映画とか)放送してるんだからアンパンマンがこうなっても流せますよね?」というちょっとした挑戦的な2次創作でもあります。
    「エ〇ァはああ言う作風だから良いけど、アンパンマンは設定や対象が違うから・・」では言い分が弱いと思います。エヴ〇だって小さなお子さんが見るかも知れないでしょ?また、一方的に周りからヒーローにさせられて葛藤が全く無いのは流石に不自然じゃ無いですか?と言うのが私の言い分です。
    もし、「悩み苦しんでいるアンパンマンの姿なんてアニメで見たくないでしょ?」とPやD辺りが言うなら「だったら〇ヴァンゲリオンも一緒ですよ。主人公などが異常なまでに悩み苦しんだ挙句に誰もフォローしようとしない”救いようのない作品”なんてテレビ(地上波に限らず)でやられてもただ単に胸糞悪いだけですよ?」と言って差し上げたい。また、「ルパン」や「ルフィー」がテレビサイズで言うなら30分間悩み苦しみ自問自答するだけの回を作れますか?とも問いたいですね。カッコよさが売りのルパンや熱血漢が特徴のルフィーが延々と1人ボッチで悩み苦しむ姿など製作者や放送責任者としてはNGだと思うんです。
    ルパンやルフィーはキャラ設定的に駄目だけど、エヴァはああいう作風だから良いんです・・などと仰るなら「何が駄目なんですか?ルパンやルフィーだって人間なんだからトコトン悩む可能性はあるでしょ?ただのキャラクターへの偏見じゃないですか?」と言いたい。だったら、エヴァに対しても「この表現はやりすぎです!修正できないならうちでは流せません!」って強めの事を言うのがPやDの仕事じゃ無いんですか?何でも監督の好き勝手にやらせるのが偉い人の役目じゃないでしょ。
    ようはエヴァンゲリオンの表現、もっと言うと庵野氏の作品に対してだけ表現の規制が異様に緩いと思うんです。映画館も然りで何でプリキュアシリーズと旧エヴァが同じ「全年齢向け」なのかが理解できません。PG12所かR15がついてもオカシク無い。これは庵野氏に対する依怙贔屓があると見られても仕方なく無いですか?
    今回はアンパンマンを引き合いに出させて貰いました。「流石にこんなアンパンマンは子供にみせられないな」と思う方も居たでしょう。中には「こんなのアンパンマンじゃねえよ」と思われた方も居たかも知れません。
    だから、放送や映画配給しても流す際は倫理上・道徳上・精神衛生上問題が無いレベルまで修正(または年齢制限)していると思うんです。監督や脚本家のやりたい放題をさせたいなら「商業じゃなく”同人作品”でどうぞご自由に配布して下さい」と言ってあげるべきでは無いでしょうか。
    「何でもかんでも金儲けになるからって好き放題やって言い訳じゃないでしょ?」と主張したかったのです。
    取り分け、テレビは「何の年齢制限規定」もありません。映画は一応、4段階(全年齢・PG12・R15・R18)の規制があるしネットも18禁サイトには「あなたは18歳以上ですか?」という年齢確認が入ります。任意ですが一定のサイトしか見れないペアレンタルロックもかけれます。ゲームでも全年齢~18歳以上の4段階の規制があります。が、テレビは「まさかこの時間帯はティーンやキッズは見ないだろう、親が見せないだろう」という視聴者側の自主規制を「期待しているだけ」に過ぎません。そんな甘々の緩々の媒体でグロ、精神上よくない作品を流されたら堪ったものでは有りません。
    だからこそ局や製作者側が先立って規制というか「修正」をかけないと行けないと思うのです。
    それでも「大丈夫、十分に対策してる」と自信満々に仰るならこの「しん・アンパンマン」を是非、ご製作いただき堂々と夜7時ないし夜9時に流して欲しいですね。私が書いたという認可さえしてくれれば対価は要求しないので。
    あと、庵野作品だけ規制緩々でグロでも自慰シーンでも暴力シーンでも何でもOKとかやめて欲しいですね。他の制作者・監督に対しても不公平。
    どうしても流したければビジネスホテルにあるような有料カードを挿入しないと映らない様な特殊チャンネルでどうぞおやりになって下さい。
    何十年来と積年溜まっていた「作品を管理・管轄する側への疑問・提言」を今回は思い切って書かせて頂きました。
    なんか「ちょこっと」のつもりが長くなってしまいました。その点、お詫びします。
    最後に、書きませんでしたがこの話のオチはアンパンマンの「夢の中で見た悪夢の一場面」でした(夢落ちかよ)・・・アンパンマンって寝るっけ?まあ、いいか。

  • あの国民的アニメの話とあの国と絡んで「新学期で悩む学生、ちょっとこい」

    2019-09-02 08:0618
    今月(2019年9月6日のドラえもんSPと13日のクレしんSP)を持ってドラえもん(とクレヨンしんちゃん)が金曜19時台から土曜16時30分-17時に「お引越し(と言う名の左遷)」と言う記事を見て「あーついにかー」と思った。
    今の若い子たちには全くピンとこないかも知れないが、私の子供時代は俗にいうゴールデンタイム(19時ー22時)にアニメーションが放送されるのが「当たり前」の時代であり俗にいう深夜アニメなど存在しなかった。(厳密に言うと不定期で年に1,2本は存在したが田舎地方局での放送は無かった)
    アニメと言えば「午後7時」であり、それ以外だと18時台や一部17時台も多かった。現在に置いて主流キッズタイムである早朝放送(日曜だけだが)も当時から多く朝から高視聴率(15~20%)を連発していた。因みに最近における常勝1位「サザエさん」の視聴率がよくて11~12、悪い時は1桁と言う位置に居るので昔のアニメ放映が如何に視聴率勝負で重要な位置づけだったか見て取れる。
    金曜7時台も常時5~8%と低迷してる中でよく残しているなと思って居たが、ついに枠移動が決まってしまった。これにより先にGW帯からアニメを無くしたテレ東系に続いてテレビ朝日系列からもゴールデンタイムアニメ枠が消滅し、これによりテレビアニメ文化が登場して以来、初めて民放主要5系列全てで毎週放送の「夜アニメ」が消える事になる。(ジブリ作品などは数字が良いので残りそうだが放送媒体の金曜ロードSHOWは不定期放送。視聴率争いが関係ないE-テレだけはGW帯作品が1,2本作品が残る)
    TBS系列に関しては今年7月から一部深夜アニメを除き朝から夜までの全アニメ枠を廃止した。全部って凄くない?
    今後もアニメ枠縮小化の傾向は続きそうで「アニメはネットか映画館(又はBS・CSの専門チャンネル)で見るもの!」と言う時代もそう遠くなく思う。
    私的には結構大きなインパクトがあった話題なんだけど世間は冷静だなぁと思ったよ。
    まあ、私自身テレビでアニメなど見ないんだけどね。(つーか、テレビ自体滅多に見ないです)
    余談だけど深夜アニメって視聴率の計測器で計測しても0.1%以下(計測不可)の作品が多いらしいね。もはや一部「アニスキー」の為にボランティア放送しているレベル。
    でも、テレ東で久々に午後7時からやっていたポケモン映画SPの視聴率が1.5%だったので大して深夜と変わらんなぁと思った。キッズは塾や習い事とか行ってるんやろなぁ。

    閑話休題。

    学生さんは新学期ですねー。元気出して・・・行けないよね。
    私には子供が居ないので分からんのですが最近の学校も荒れている所はあるんでしょうねー。何せ、私のガキの頃は学校が大荒れでして酷い目にあいました。ど田舎だから皆やることないでしょ?でも、無駄に体力だけは余ってるじゃん?加えて当時は「ヤンキー超カッコイイ」とか言う厄介な風潮が重なってテレビや漫画でもヤンキー作品が大人気ですよ。結果、当時は無かった言葉ですが今風の言葉で言うなら完全に「学級崩壊」レベルでしたね。ケンカ?校内暴力?虐め?喫煙?万引き?チャリドロ?ああ、当然でしたね。朝来たら校舎の窓ガラスが全部割れてた・・なんて言う「尾崎豊の曲の歌詞かよ!」と突っ込みを入れたくなる事も何度もありました。やる事ないからボンタン気取って金髪バリバリでど田舎を闊歩する(当時の)中2病者が溢れていた素敵なマイ故郷です。

    地域密着系ど田舎作品の「のんのんびより」位の極限田舎(限界集落)になれば地域仲良しコミュニティを形成出来そうですが、中途半端な田舎は都市部より性質が悪いです。田舎に憧れて移住を考えているご家族はよくよくご検討ください。「本当にそこは笑顔溢れて暮らせる場所ですか?」


    そういや近頃、壮大な規模で「学級崩壊」起こしちゃってる所があるらしいですね。なにせ隣のクラスだから困っちゃいますね。

    何でも担任の教師は変な思想に取りつかれて生徒の事よりも大好きな同僚(同性愛)の事ばかり気にかけているらしいですね。異様に隣のクラスに対抗意識を燃やして何か大昔の話を蒸し返しては「謝罪しろー」とか「責任とれー」とか意味不明な事を言っちゃってるらしいですね。因みに、話を蒸し返される毎に謝罪をしているのに執拗に何回も言ってくる始末です。

    生徒も生徒で何故か教師と同じように隣クラスへの対抗意識が高まってしまっているようで事あるごとに「内のクラスメイトがレイプされたー」、「強制的にパシリやらされたー」など根拠の無い事で大騒ぎしてクラス内の同調圧力が高まってるらしいですね。

    一部の生徒が「いや、隣のクラスは悪くない。内のクラスの考えがオカシイ!」と言うと皆からシカとされたり酷い場合は物を投げつけられる様ですね。

    隣のクラスの生徒が廊下を通ると「〇×▲ー!」。よき聞き取れないけど侮蔑らしき言葉が飛んでくるらしいですね。中には髪を引っ張られた女生徒も居ました。

    余りにも酷いので「遺憾の意」をつたえると「お前らのクラスが悪いー」と更に感情的になり余計に関係が拗れるようです。中には隣クラスから分けて貰った備品を破壊する事までやり始めました。

    ある日、唐突に「お前のクラスとの(運動会の)合同練習は中止だー!」と言ってきて、もうどうにも成らない状況に陥ってしまっています。しかも何故か常に上から目線です。

    他のクラスより生活困窮者が多く、不良が増えてしまいクラス内の治安が悪くなり教師を擁護する側と教師糾弾派が対立し争いが広がり、益々、混沌する状況が広まって居ます。

    終にはクラス内の学級崩壊ぶりにほとほと嫌気がさした生徒が次々と「遠くの学校」に転校して行くようになりました。
    考えてみれば生徒はクラスを統制できない(しようとしない)無能な教師のせいで被害にあってるような物なので可哀想です。

    生徒は相対的に弱い存在なので教師が力を合わせて助けてあげなくては行けないのに「この教師は隣クラスとの衝突ばかり起こし、同性愛ばかりにご執心で自分のクラスを顧みず「オレハワルクナイー、ワルイノハトナリダー」を繰り返すばかり。多少なりとも居るだろう真面目で冷静な生徒が本当に不憫で仕方ありません。

    これでは転校したり不登校になったりする生徒が増えるのは当然ですね。真面目な生徒ほど被害にあうのは何処も同じです。

    しかし何より悲しいのはこんなクラスが隣にある事です。
    そしてこれは対岸の火事ではありません。この哀れな教師が自分の担任だったらと思うと背筋が寒くなります。外見、中身は違ってもこんな生徒を大事にしない思想が偏った教師が自分の担任になる可能性は十分にあるのです。

    上記の「どこか」の様に
    新学期になりまた予期せぬトラブルが起きるかも知れません。
    自分で解決できない事を教師に相談しても無意味に徒労に終わるかも知れません。
    「そこから避難する事」は決して恥ずかしい事ではありません。
    心が気持ちが壊れてしまったら未来への道も崩れてしまいます。
    根性や意地で問題は解決しません。
    時間は問題や悩みを解決してくれません。

    問題には過程があり、過程の先に原因があります。原因には解決へのアプローチを取らなければ行けません。時に解決には相談者が必要な事があります。

    馬鹿で無知で愚かな大人も居ますが、そうではない人間も居ます。

    貴方の声をしっかりと聴いてくれる人は居ます。

    問題を解決するために相談する事を諦めないで下さい。

    諦めからは何も生まれません。

    ・・・何か真面目な話になっちゃいましたね。でも、まあ大事な事なのでたまにはこんな話も良いでしょう。ちょうど9月にはいったばかりですから。

    家の親も尊敬できるところは沢山あるんですが、やっぱ昔の人間だから「根性論」や「時間が解決する」とか言う非科学的、非合理的な思想があり、その点は個人的に納得は行かないです。

    つまらない学校に行くよりウィキペディア見るほうが(まだ)ためになる。
    その間にYOU TUBEも良いけどニコニコも見よう(媚)
    気が向いたらフリースクール言って遊んでこよう!

    心が少し元気になったらちょっとだけ将来の事を考えてみよう。

    まずは笑顔がちょっとずつ増えればそれでええんやで。

    と、おじさんは思います。

    おわり~。