• Pain Killer(R@ndom_Scout_vol.4に投げた動画)の話。

    2020-05-26 22:38


     こんばんは。寺崎 九十九です。
     もう2020年も半分くらい過ぎたみたいですね。時間の流れって本当に速いなあと思う今日この頃です。

     阿羅他さん主催のR@ndam ScoutVol.4に参加した動画の解説を書こうと思います。
     僕のところに来たのはなぎにゃんさん(https://www.nicovideo.jp/mylist/45710209) の大崎甘奈ちゃんでした。
     僕は甘奈ちゃんの事を殆ど何も知らないので、どういう子なのか調べたり、なぎにゃんさんに色々聞いたりして、まずどういうアイドルなのか自分の中で認識するところから始めました。(なぎにゃんさんから頂いたテキストのタイトルが”秘密のメモ帳”だったので、具体的にどういう事を聞いたのか、とかはここでは書きません)
     その結果僕の中に生まれた認識は「大崎甘奈はトップアイドルを目指している」、「変化する事への葛藤や迷いを抱えている」とか、そんな感じでした。いや勿論他にも色々浮かんだりはしたんですけど、動画に落とし込むにあたってライトを当てたのがその二つ。

     さて、じゃあそんな甘奈ちゃんにどんな動画を、どんな仕事を宛がおうか……と考えた結果生まれたのが今回の動画”Pain Killer”です。意味は鎮痛剤。痛み止めって言うと解りやすいでしょうか? 
     
     動画の流れは……まあ、見ればなんとなくわかるかとは思いますが。「大崎甘奈がアイドルとして大成していく過程で、アルストロメリアというユニットが無くなっていく」みたいな感じ。これ作るためにわざわざなぎにゃんさんに「アルストロメリアのプロデューサーでもありますか?」って質問したくらいです。

     ユニットを経験したアイドルをプロデュースしていく上で、いつも考える事があります。「このユニットは、いつまでアイドルたちにとってプラスに働くんだろう? もし、ユニットであることがアイドルにとってマイナスに働いてしまったら、そのユニットをどう扱うべきなんだろう……」と。
     2/29に開催されたイベント、”薄桃色にこんがらがって”を読んで特にそれを思いました。
     こんな、思い悩まないといけないほどに、アルストロメリアに価値はあるのか?とか。
     もっと意地悪に考えるなら、アルストロメリアってユニットが無かったら、甘奈はこんなに苦しまなくて済んだんじゃないのか、とか。
     勿論大前提として、公式がそういう決定的な別離を描くことはあり得ないと思います。メタな話ですけど、うまみがないですからね。
     でもこれはあくまで二次創作です。公式がやらない事だろうとやっていいものです。


     「大崎甘奈が強く高く成長するために、アルストロメリアを捨てなければいけない日が、いつか来るかもしれない」
    「勿論大前提として、そんな日は来てほしくないし、大崎甘奈自身がそれを望むとは思えないけれど」
    「でも、その確率がほんの少しでもある以上、目を逸らすのは不実じゃないかと思う」
    「少なくとも、プロデューサーはそれについての備えを、シミュレーションを欠かすべきではないように思う」
    「でも、そんな暗い考えを、アルストロメリアの担当Pでもあるなぎにゃんさんがするとは思えないな」
    「(今だけではあるが)大崎甘奈のPであり、アルストロメリアのPじゃない僕にしかそれは出来ないのでは……?」

     みたいな、そんな感じの事を思って作ったのがこの動画です。
     

     ちなみにこれは余談というか蛇足ですが、タイトルが”Pain Killer”なのは、「アルストロメリアを切り捨てた時の痛みを凌ぐための薬になってほしい」……とか、そういう感じですね。ちなみに他のタイトル候補は"コラテラルダメージ(やむを得ない犠牲)"とか、”転ばぬ先の杖”とかでした。我ながら暗いな。幸福論を唄う子たちの動画だというのに……。





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  • マインドレンデル(真壁瑞希誕2020に投げた動画)の話。

    2020-01-28 22:45
    こんばんは。流石にもう「あけましておめでとうございます」って挨拶するには日にちが経ち過ぎましたね。今年もぼちぼち動画作っていこうと思うのでよろしくお願いします。


     今回はsm36279483の解説と言いますか。「なんでこんな動画作ったの」とか、「これつまり何が言いたかったの」みたいな話をしようと思います。……あ、書いている内容の関係で、選挙とか始まったらこの記事は非表示にします。ご了承ください。





     そもそも発端は去年の10月、ミリシタにSilent Jokerが実装された時にまで遡ります。
     ざっくりと言うと、Twitterで凄く賛否両論だったんですよ。Silent Jokerという曲の実装って。それも、瑞希Pであろう人たちの間で。
     勿論、あくまでも僕の観測している範囲の話です。実際に統計を取ったわけではありませんし、ちょっと検索したくらいですが……大体6:4くらいで否の方が多かったんですよね。
     凄く困惑しました。僕は賛の側だったからです。
    「今まで可愛い曲ばかり歌ってきた瑞希が、RtFやアイルやブレハモを経て、自分の中にある熱量を十全では無いにしろ初めてはっきりと口に出した、謂わば『真壁瑞希の成長』が見える曲の実装だし、同担諸兄もめっちゃ喜ぶと思ったけど案外そうじゃねえんだな……意外だ……」とか思っていました。
     まあ別にそれはどうでもいい。いや良くはないんですけれども、Pの数だけアイドルはいるものですから。気にしてもしょうがないです。
     同じ『真壁瑞希』をプロデュースしていたとしても、違う物に注目して、違うアプローチをしていけばそれはその人だけの『真壁瑞希』になっていくハズ。
     Silent Jokerの実装を、「成長だ、進歩だ」と喜ぶ僕みたいな人がいてもいいし、「いやこれはないだろ」と批判する人がいてもいい。そういうことです。

     そんな風に適当に納得して、しばらくたって。ふと思い立ちました。

    「もしかしたら、現実のPたちの間で賛否両論が巻き起こったように、ゲームの中の瑞希のファンたちの間でも、Silent Jokerという曲に対して賛否両論が巻き起こっていてもおかしくないのでは?」と。

     この思考にぶつかったとき、またもや凄く困惑しました。まさか真壁瑞希の成長を喜ばないファンがいるかもしれないなんて考えもしなかった。でも、十分にあり得る話です。
     現実でもよくある事だし、これを読んでいる方にも一度くらい経験があるのではないでしょうか?「あーあ、昔の方が良かったな」とか、「前までは好きだったのに最近は好きじゃないな」とか。そういう風に思った事、ありませんか?僕はあります。それも一度や二度の話ではありません。
     現状は6:4です。でも、もしこのまま、今の路線を……Silent Jokerから続いていくであろう、瑞希の成長を進めて行ったら、これが7:3になるかもしれない。最終的に10:0で否定されるかもしれません。そうなったらもう、それはアイドルとしての死と言って差し支えないのかも……勿論、5:5に好転する確率だってあります。同じように10:0で肯定されるようになる確率だって0ではありません。でもやっぱり、リスクの多い路線である事には変わりがない。

     つまり、

    「僕が『成長だ』と喜んで、瑞希と共に進んでいるこの道は、輝かしいトップアイドルの座になんか繋がっていなくて、それどころか断頭台に繋がっているのかもしれない」

     という事です。

     故にこの動画のタイトルは『マインドレンデル』になりました。これは僕の好きな小説に出てくる殺人鬼の持っている鋏に由来します。
     『自殺志願』と書いて、『マインドレンデル』と読ませる鋏。
     元々は普通に『自殺志願』というタイトルにしたかったのですが、流石にショッキングすぎるなと思ってぼかしました。


     とはいえ、暗いだけの動画ではありません。これは声を大にして言いたい事です。
     この動画で使っている曲は夏川椎菜さんの『ワルモノウィル』という曲です。僕が夏川椎菜さんの大ファンだからこの曲を使った、とかそういう事は全くありません。この曲の歌詞が、僕が瑞希に伝えたかった事と合致したからたまたま選ばれたにすぎません。

     歌詞はこちらからご覧ください。 https://www.uta-net.com/song/274673/

     この曲もまた、色々な解釈が出来て面白い曲ですが、今回僕は「変わってしまったことを後悔している心情を歌った曲」だよ、と瑞希にこの曲を渡しました。
     変わってしまうこと……成長してしまう事、と言い換えてもいいかもしれません。
     Silent Jokerが、真壁瑞希の成長の見える曲だという話は上でもしました。ではその、成長の見え始めた瑞希に、敢えてこの曲を渡して歌わせる事にどんな意味があるのか?
     きっと瑞希も考えると思います。「どうしてPは私に今、この曲を与えたんだろう?」と。瑞希は抜けていたりすることがある少女ではありますが、決して愚かではありません。きっと僕の考えに行き当たると思います。

    「ああ、変化すること、成長することは必ずしもプラスの結果をもたらすとは限らないんだな」

    「そしてそれはきっと、今の私の状況にも当てはまる」

    「ではどうしたらいいんだろう。このまま進むのか、それとも違う道を探すべきなのかーーー」

     そうして考えて、導き出した答えを、きっと瑞希は僕に言ってくれると思います。
     それがどんな答えであれど、僕はきっと受け入れて、彼女をプロデュースしていくことでしょう。アイドルとプロデューサーは二人三脚ですからね。死なば諸共という奴です。
     ……まあ、Pはアイドルに似る、なんて言葉があるように、アイドルもPに似るでしょうから。瑞希がどんな答えを出すのかは、なんとなくわかるんですけどもね。彼女は傷やリスクを恐れずに前に進める子ですから。結構負けん気強いんですよ、真壁瑞希という女は。

     まとめます。この動画は、

    「瑞希自身が今の自分の進んでいる道の先にリスクがあることを理解する」

    「そして瑞希自身がそのリスクを前に、どういうアプローチを取るのか自分で考える」

     という事が出来るようになってほしい、という目的で作られました。


     以上、『マインドレンデル』の解説でした。



     ……これは余談ですが、来年の瑞希誕くらいまでには、この動画のアンサー動画……つまり瑞希が出した答えを動画にした物を投稿出来たらいいなあ……と思っています。予定は未定なので、実際に出来るかはわかりませんが……。
     もし、何か大きな供給とか事件とかが起きなければ、この曲を使います。つまりそういう内容になるということです。 
    http://j-lyric.net/artist/a058915/l034706.html



  • 手を繋ぎどこまでも(R@ndom Scout Vol.3に投げた動画)の話

    2019-01-08 13:00
    あけましておめでとうございます。寺崎です。

    今回は阿羅他さん主催/直井さん副主催の企画、R@ndom Scout Vol.3に投稿した動画の解説を書こうと思います。

    そもそも、R@ndom Scout(以下ランスカ)とはなんぞや?という方はこちらの大百科を読んでくださいね。

    https://dic.nicovideo.jp/a/r%40ndom%20scout


    今回、僕の事務所にはやってきたのはironaさんの「菊地真」と「東雲荘一郎」です。そして僕は「菊地真」で動画を作りました。

    https://www.nicovideo.jp/watch/sm34396868



    この動画ですね。自分で作っておいてなんですが、パッと見ではよくわからないような感じになってしまったので、このような解説の記事を書こうとなった訳です。


    『動画を作るうえでの課題』


    R@ndom Scoutという企画はあくまでも、「自分の事務所に他事務所のアイドルがやってきた」という企画なので、あくまでも動画のスタンスというか、ノリみたいなモノは僕らしさ(かなり曖昧な表現ですが)を重視しようと思っていました。

    「ウチの事務所に来たんだからウチのやり方に合わせてもらうよ、郷に入っては郷に従えって言うだろう?」という。

    ……でも、それだけだとただ「寺崎 九十九が菊地真の動画を作っただけ」になってしまいます。これではR@ndom Scoutに提出する動画としては不適切です。

    なので今回、この動画を作るにあたって、ironaさんに色々質問させて頂きました。それらの回答を自分なりに咀嚼して、二つ課題というか、そういうものを立てました。 その課題と言いますと、


    ・アニマスの素材を使うこと

    ・かっこよさとかわいさを両立させること

    です。色々と考えたり悩んだりしましたが、最終的にはその二つを動画に反映させました。

    ・アニマスの素材を使うこと
     に関しては、ironaさんの真にとってアニマスの比重がとても大きいというお話を聞いていたためです。特に17話の『真、まことの王子様』が核になっている……という事だったので。動画に使ったのも17話の一部分でした。

    ・かっこよさとかわいさを両立させること
     に関しては、「『クールもかわいいも叶えてゆける』アイドルで居続けてほしい」というお話を聞いたからです。 そもそもアニマスの流れもわりとそんな感じだったような気がします。

    クールなお仕事が多いけど、でも、本人としては可愛さに対してのあこがれとか、そういう物があるという。 かっこよさとかわいらしさ。そのどちらも真ちゃんにとって大切な要素であると。


    ……実はもう一つ、動画を作るうえでironaさんから聞いたお話の中で、「菊地真は理想と期待の間で葛藤している女の子である(意訳)」という言葉が凄く印象に残っていて、最後までその「葛藤」を動画に落とし込もうかと悩んでいたのですが、やめました。

    今回の僕の動画は『寺崎Pが撮影した菊地真のPV』、というイメージで作っています。つまり、「アイドルとして仕事している動画」なわけです。 僕は、仕事の場にそういう内面のあれこれを持ち込む事をあまりよしとしません。 真ちゃんがそういうことをするタイプだとも思いません。寧ろ、カメラが回ったらきっちりとやりきってくれるタイプの娘だと僕は思っています。なので「葛藤」は全く表現しない方向性で行くことになったわけです。





    『じゃあ、その課題は動画にどう活かされたのか、という話』

    ・アニマスの素材を使うこと
     ……まあ、これに関しては見たまんまですね。 動画の流れとして、「テレビで菊地真を見た人が、菊地真のライブを見て元気をもらう」みたいな物をイメージしていました。なので、その「テレビに映る真」として、アニマスの素材を使いました。


    ・かっこよさとかわいさを両立させること
    はどこに生かされているのか、と言われると主に選曲です。 かっこよくてかわいい曲をバックに菊地真ちゃんが踊る、という。

    今回の動画では「marshmallow justice」という曲を使いました。 曲調がすごく陽気だし「どこまでも行こう」とか「清く、正しくそして、かっこよくなくちゃね」とか。勇ましい歌詞もあったりして、かなりかっこいい歌だと僕は思っています。 でもよくよく聞いてみると、「『手を繋ぎ』どこまでも行こう」とか。「『君となら』どこまでも行ける」とか。 あくまでも「支えてくれる誰かがいるからかっこよくいられる」みたいな歌詞なわけです。逆に言えば「一人だとかっこよくいられない」わけで。……それって凄く可愛いよなぁと僕は思います。



    大体、気にしていたのはそれくらいです。動画の色調とかエフェクトとか、実写素材の感じとか。そういうものに関しては完璧に僕の手癖なので、深い意味はありません。寺崎がああいう色合いが好きなだけです。

    以上が動画の解説となります。ここまで読んでくださってありがとうございました。