うんち!のツイートは心のデトックス
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うんち!のツイートは心のデトックス

2020-08-06 07:46
  • 2

Twitterをやっていて、
こんな文字を見た事は無いだろうか。

「うんち」

という孤独な三文字を。

私も昔、
twitterに流れてきた突然の『うんち』に動揺した。
しかもその発信主が敬愛していた『先生』であったため、

「いやぁ、そっかぁ……」

と語彙力が急低下し、
尊敬の度合いを少し見直す程には心が揺らいだ。

だが時が経ち、
そう蔑む事は間違いだったと気付くに至る。

この記事は、
twitterで「うんち」と呟く人間の心情を、
極めて真面目に考察した結果をまとめたものである。


■人間とうんち■

うんちとは言わずもがな排泄物の事だが、
この言葉との付き合い方はその年齢による。

例えばのはなし。
年端もいかない子供がうんち!と言えば、
それは当然うんちをしたいという意であり、
中学生もしくは高校生がうんち!と大声で言うならば、
それは示威行為か注目欲求の昇華のどちらかだろう。
うんち!という言葉は変わらずとも、
それを言う人間側が色々と変化するのだ。

ところで、
この二つの場合はいずれも他の誰かに聞こえる必要があり、
自分以外の誰かに聞こえて初めて意味を持つ行為となるが、
Twitterという場ではどうだろうか。

twitterの日本語サービス版では当初、
ツイートは「つぶやき」と表現されていた。
つぶやきというのは『会話』とは異なり、
『独り言』の分野に仕分けするのが正しいだろう。
それはつぶやきを『拾う』という表現や、
つぶやきを『漏らす』という表現からも支持できる。

ツイートとは、
まるで窓の外を見ながらポツリと漏らす独り言で、
そもそも誰が見てなくてもどうでもいいものだった。
今でこそ「つぶやき」は「ツイート」と呼称を変えたが、
ツイートがつぶやきだと認識している人はかなり多いだろう。

となると「うんち!」とツイートしている人達は、
0と1で作られる電子の細波に言葉を投げている事になる。
もしかしたら誰かが見るかも知れないけど、
もしかしたら誰も見ないかも知れない。
そんな世界に産み落とされる「うんち!」には、
一体どんな意思が宿っているのだろうか。


■人間がうんちと呟くに至るまで■

私事で恐縮ですが、
最近心のぬかるみに足を取られ、
なかなか思うようにやりたい事が出来ず、
作りたいものが作れない。
世間ではコロナ第二波がうんたらかんたら、
はぁ、この先どうなってしまうのだろうか。

と静かに悶えているところ、ふと

「あ、うんち!ってツイートしたい」

という思考が頭をよぎった。本当に突然の事だった。
当然自分の事ながら動揺を覚えたのは言うまでもない。
うんち!とツイートしたい自分と、
冷静な自分が頭の中でせめぎ合っているのが判った。
その冷静な部分が『私』自身に問いかけてくる。
私の頭は大丈夫だろうか、病院の予約が必要だろうか。
しかし徐々に大きくなるうんちツイートの衝動、
このままいけば数分後には「うんち!」とツイートしてしまう。

いや、待て。
そう言えば昔に見たあのツイート、
あれも確か「うんち!」だった。
今でもきっとtwitterでは誰かが、
「うんち!」と元気にツイートしてるだろうか。
してるとしたらそれは一体どんな人で、
どんな気持ちでうんち!してるのだろうか。

私は一旦冷静になり、
twitterで“うんち!”と検索をかけた。
すると出るわ出るわ、
皆さん元気に「うんち!」と呟いているではないか。
電子の草原に芽吹くうんちの数々よ。

私はうんち!の前後の文脈を読み解くべく、
手当たり次第にアカウントを覗いたが、
その幾つかでこんな意図のツイートを見つけた。

「うんちと呟くのは疲れてるからです」

幾人かが言うには疲れがトリガーとなり、
うんち!という言葉の弾丸が放たれたと言う事らしい。
疲れたらうんち!とツイートするなんて、
単純に考えたら下らなくも恐ろしい呪いの様だ。
漫画にして持ち込みしたら即突き返される事だろう。

しかし、その原理が今の私には理解できる。
なぜなら私も精神的にとても疲れているからだ。

昔に『先生』のうんち!を見て蔑んだのは、
あくまで私自身の精神に余裕があったからで、
そのうんち!の呟きに心が寄り添おうとしなかっただけだ。

だが今なら判る。
人は心が疲れると「うんち!」とツイートするのだと。


■うんち!と一緒に出て行くモノ■

元来うんちとは、
生物にとって要らなくなった物の塊で、
それを排出しない事には体に害を及ぼす。
糞詰まりで過去に死者が出た例もある。

日本には言霊という言葉があるが、
ツイートにおけるうんち!は、
まさしくこれではなかろうか。

恐らく人類みなうんちは出すべき物という認識だろう。
その出すべきうんち!を実際にツイートする事で、
自分の中に溜まった有害なストレスを、
もしかして一緒に放出しているのではなかろうか。

糞詰まりが死をもたらすように、
ストレスの溜め過ぎも何らかの形で死をもたらす。

うんち!とツイートする事で、
自分のストレスを一緒に出しているのではなかろうか。

これがせっけん!やわんこそば!では恐らく駄目だろう。
公道で叫ぶには気が引ける言葉であるのも重要で、
発言に若干の背徳感を感じるのも、
きっとストレス発散の一助となっているのだろう。

ああ、でもどうしよう、
うんち!なんてツイートした事も無いし、
いきなりしたらフォロワーさん達も引くんじゃないかな、
こんなツイートする人なの?サイテー!とか思われて、
明日にはごっそりフォロワーが減って、
入れ替わりでうんちが大好きな人達が来たらどうしよう。
でもそれはそれでいいか、そういう縁だったという事だし、
それはそれで知らない世界に触れられそうだし、
人生は度胸、ゴートゥーザ・フューチャ!
うんち!うんちうんち!

という感じではないでしょうか、
初めてうんち!とツイートする際の葛藤の一部始終は。

けれどもうんち!のツイートの数を見る限り、
このうんち!ツイート療法を行ってる方は結構いるようです。
別にどこかの公道で野グソを垂れる訳でなし、
ただネットに四文字を残すだけなので衛生的にも安全です。
逆に精神衛生的には良いので推奨されてもいいでしょう。

以上の事から皆様にもお判り頂けたでしょうか。
うんち!とツイートする事はまさに心のデトックス。
百聞は一見に如かず、ストレスが限界に達した時には、
一度お試し頂いてその効果を実感してみては如何でしょうか。

実際初めてツイートしたら

「いやぁ、やっちゃったな~」

と思うと同時に少し爽快な気分になる事請け合い。
それがtwitter特有の魔力でもあると思います。

最大で140文字が打てる範囲に、
たった四文字うんち!と打ったあと、
残り136文字分の残された空白が、
きっとアナタの心を離さない。


(以下注意書き)
twitterを見ると色んな意図でうんち!とツイートされています。
きっと心のデトックス以外にも様々な目的があり、
一概に今回の記事の考察が適用される訳ではありません。

またうんち!とは別種のちんぽ!というのも散見されましたが、
そちらは見る限りかなりツイート用途が違ったので、
今回は取り上げておりません。


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な、なんてまじめな考察なんdうんち!!

・・・ふぅ。(すっきり)
1ヶ月前
×
Tyrol様

うんち!うんちうんち!
結構真面目に考えたんです。
本文書いてる途中急に冷静になりましたけど無事書き終えました。
1ヶ月前
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