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【F1】シンガポールGP雑記
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【F1】シンガポールGP雑記

2016-09-19 00:57

     欧州戦が終わり、最終戦に向けてのフライアウェイ戦が始まる。
     最初の舞台はシンガポール。マーライオンが見守る中、カレンダーでは唯一の公道ナイトレース。今ではすっかりお馴染みとなってきたレースだが、これまでの勝者はたった3人(ベッテル、アロンソ、ハミルトン)しかいない。コース全長に対して平均速度はかなり遅く、たびたび2時間打ち切りが起きてしまうのが玉に瑕。PUよりもシャシーの出来に左右され、またブレーキにも厳しい。
     暗闇の中、光に浮かび上がるサーキットとビル群の夜景から、個人的には最も美しい情景のレースだと思っている。レース自体は退屈だが。

     さて、今回は趣向を変えてチームごとに筆者の独断と偏見で☆1~☆5の点数をつけた感想を書いていくことにします。しました。



    【フェラーリ】☆
     俺たちのフェラーリ。予選ではベッテル、決勝ではライコネンが犠牲になった。特に酒が飲めなかったライコは怒り心頭だろうが、おそらく今回のレースで一番怒っているのはロズベルグかもしれない。今年は不可解というか肝心なところで戦略をポカする場面が多すぎる。今年に限ったことではないが。
     それでも予選22番手から5位までマシンを持ってきたベッテルはさすがはシンガポールキングといったところか。ライコネンもそうだが、今回のフェラーリは決勝のペースがとても良かっただけに、戦略の不備が悔やまれる。
    (追記:ドライバーオブザデイは22位→5位という健闘を見せたベッテルに決定。おめでとう)

    【ザウバー】☆
     特に感想も浮かばない程度には何もなかった。ザウバーファンには申し訳ない。しいて言えばナッセが13位となかなかいい成績だった。一つ前が同郷のまっさんというのも感慨深い。
     
    【マノー】☆
     これほどマシン特性がはっきりしているチームも最近では珍しい。モンツァからシンガポールでここまで遅くなってしまうのは、マシンにダウンフォースが決定的に足りていないことに他ならない。さらには決勝のピットでのgdgdタイヤ交換もプロのチームとは思えない有り様だった。

    【ウィリアムズ】☆☆
     昨年マシンの弱点を補おうとした結果、逆にピーキーなマシンになってしまったというのが今年のウィリアムズの印 象。低速サーキットは以前よりも苦手となってしまった。一戦一戦がラストランのまっさん、今回は残念。この後はウィリアムズの得意そうなサーキットも多い ため、今後のインドとのポイント対決も目が離せない。

    【ハース】☆☆
     グロージャンが出走を辞退するほどマシンに信頼のないハース。ただ、グティエレスは順調に週末を過ごしているだけに、グ ロージャンのトラブル集中は気の毒。そのグティエレスは今年になって5度目の11位。予選ではたびたびグロージャンを上回って見せるも、ポイントまでのあ と一歩が遠い。

    【ルノー】☆☆☆
     2年落ちのメルセデス型シャシーに最新ルノーPUというアンバランスなマシンながらもマグヌッセンが10位入賞。序盤の混乱をうまくものにした。たが、同じルノーPUのレッドブルになすすべなく抜かれていく姿は、シャシーの重要性を改めて認識させられた。

    【マクラーレン】☆☆☆
     宣言通り上3チームの後ろ7位でチェッカーを受けたアロンソ。マシンの性能的にはフォースインディア、トロロッソよりもレースペースで不利と思われたが、スタート直後に5番手まで浮上できたのが幸いした。打倒トロロッソも達成し、ポイントランキングでも差をあけた。
      バトンは予選Q2のパンクチャー以降、完全にツキに見放されてしまった。なかなか両者が五体満足でダブル入賞できないマクラーレン。FPではグリップ不足 とトラクション不足が露呈(前から分かっていた弱点ではあるが)。バンプに弱いガチガチのサスペンションとさらにはガラスのギアボックスも抱え、来年に向 けての先行きに不安が付きまとう。

    【フォースインディア】☆☆☆
     かつての直線番長のイメージが強く残っているが、もはや今のイ ンドはオールラウンダーといって差し支えないマシンを手にしている。スタート直後にヒュルケンベルグがクラッシュというアクシデントはあったのものの、8 グリッド降格だったペレスがお得意のソフト→ソフトのロングスティントを駆使し8位入賞は見事。

    【トロロッソ】☆☆☆☆
     スタート直後、危うく全滅というヒヤリとするシーンもあったが、週末を通してシャシーの良さが改めて確認できたレースと なった。特に、これまでスランプに陥っていたクビアトが復活の兆しを見せてくれたのは個人的に喜ばしい。レースではフェルスタッペンと数周に渡ってバトル を繰り広げ、"元"レッドブルレーサーとしての意地を見せた。そのバトルを眺めていたヘルムート・マルコ氏、はたして何を思う。

    スタート直後、クビアトの目の前をかすめるヒュルケンベルグ。危うく多重クラッシュになるところだった。

    【メルセデス】☆☆☆☆
     昨年は謎の失速を見せたが、今年はどこ吹く風。特にロズベルグが圧巻のタイムでPPをかっさらい、そのままポールトゥウィン。終盤はリカルドに対して危なげなシーンも見せたが、余裕の走りでハミルトンをランキングで逆転。再び流れを引き戻しつつあるようだ。
     一方ハミルトンはどこかしまらないレース展開となった。予選ではリカルドに先行され、レース中盤ではライコネンにコース上で抜かれ、ブレーキの問題に悩まされ――終盤フェラーリのミスで3位に復帰できたものの、レースウィークを通して完全にロズベルグに敗北を喫した。

    【レッドブル】☆☆☆☆☆
     週末を通して一貫した速さを見せてくれた。特にレースを最後まで楽しませてくれたリカルドに感謝。最後はロズベルグが完全に流し走行に入っていたのもあったが、1秒を切るところまで接近。恒例のシャンパンシューイー(靴飲み)にはわずかに及ばず。

    本人には悪いが、正直あまり見ていて気持ちのいいものでは……。
     ミサイルボーイのフェルスタッペンは今回やや大人しい走り。相手をコース外に押し出せないサーキットだからだろうか。それでもクビアトとのバトルは正々堂々と、互いに譲れないものを感じさせてくれた。ノーズ突撃せずにこういうバトルを毎回してくれれば……。

    【珍入者?】

    ゴジラ襲来?&セーフティカー(生身)?


    【おわりに】
     さて、通常なら次回は日本GPとなるが、今年はカレンダーの移動がありマレーシアGPとなる。セパンは空力とPUのトータルパッケージが試されるサーキットなので、またしても勢力図が変わってくることだろう。引き続きチャンピオンシップ争いは熾烈なものとなっていくので、久々に最終戦まで目が離せない展開になってくれるかな……?あとスコールくんもそろそろ頑張ってくれていいのよ?

                                          ――Metz
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