黒絢のアヴァンドナーシナリオ『荒野に咲く花』
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黒絢のアヴァンドナーシナリオ『荒野に咲く花』

2017-12-10 13:49
    シナリオ『荒野に咲く花』テストプレイ済

    ■シナリオスペック
    PL人数:2~4
    依頼報酬:2000ルアド(3000ルアド
    /前金:1000ルアド(新規継続問わず、キャラシ作成の段階で自由に使ってよい)
    /達成:1000ルアド(シナリオ達成で取得)
    アニマの気持ち:1000ルアド(エンディングまでヒミツ)

    舞台:「ランガナタン」アンダーグラウンド(設定は下記)

    ■設定
    ▼舞台
    図書館の街「ランガナタン」
    一種のアンダーグラウンド。ただし、ダグザを持たずどの企業にも属していない。
    街は「図書館」と呼ばれる施設を中心として円上に形成されており、ほどほどに大きい。
    街は高壁に囲まれており、6つの“ゲート”と呼ばれる入り口を通らなければ入れない。
    ゲートの通過に特別な手続き等は必要ないが、
    門番が居り人間が不用意に汚染された外界へ出ないように日夜警備している。
    ゲート以外を通過して街に入るには、高壁を超えなければならない。
    街にはゲートから真直に伸びる治安の良い大通りと、
    通り同士を繋ぎ蜘蛛の糸の様に張り巡らされた治安の良くない小路がある。
    住人達は前者を“表通り”、後者を“裏通り”と呼んでいる。
    表通りはまっとうな人々の生活空間であり、
    住宅は勿論、生活必需品や娯楽品を扱う店舗、飲食店といった施設にも面している。
    裏通りは下層階級の人々や、表社会に顔を出すことを避ける人々などの生活圏内であり、
    また正規の商品ではないモノを扱う店舗等も存在しカオスが形成されている。
    街の中心に位置する図書館”には、企業戦争以前の地上のありとあらゆる情報が集積されており、
    それは「司書」と呼ばれる一人のアヴァンドナーによって管理されている。
    図書館の情報は多岐に渡り、
    娯楽、生活、学問等の情報や企業戦争以前の機密文書などの情報等、膨大な量を所蔵している。
    この情報の上で『図書館の街「ランガナタン」』は今も生きながらえているのである。
    街では多くの人々が生活をしており、自給自足の体制もある程度は整えている。
    しかし、それだけで賄えないのも事実であり、
    不足物資などは他のアンダーグラウンドや、時には企業が必要とする情報と交換条件に補われている。
    この取引に対して司書は気乗りしない様子ではあるが、
    街の人々の生活を守る為には仕方ないと割りきっているようである。
    企業との関係は図書館の役割上、表面的には良好である。
    荒野の中立都市、そう形容するのが相応しい。
    ▼登場NPC
    アニマ=エレオノーラ「依頼主」「ロリ」「面影を追って」
    ■パーソナルデータ
    性別:女 外見年齢:14 髪の色:金 瞳の色:青 肌の色:白 一人称/二人称:わたし/(名前)さん
    ▼解説
    ランガナタン旧市街に住む。
    性格は優しく温厚で奔放な面を持つ、つまりは少女だ。

    普段は純白のドレスを身に纏っている。
    旧市街の自身の屋敷で使用人「秋桜」と共に暮らしている。
    街の外から来て居着いた人間の子孫。

    このシナリオではPC達が受けることになる「荒野に咲く花を探す依頼」の依頼人となる。
    ▽追記
    シナリオ序盤、つまりはアニマがPC達に依頼する場面で、
    御伽噺の事情等について話さないのは少し違和感を感じるとの意見を頂いた。
    これには少し設定があり、セッションにそこまで深く関わるものではないと判断し記述しなかったものだ。
    ただ、ご指摘を頂き考え直した結果、必要であろうと思い、記述したいと思う。
    但し、これから記述する設定はあくまでも一例であり、GMの判断で変えてもらって構わない。
    以下、設定。
    図書館の街にも当然ながら傭兵はいる。
    では、なぜ街の傭兵ではなくPC達に依頼が回ってきたのか。
    その答えは単純で、既に街の傭兵達には依頼を断られた後だからである。
    アニマも初めは正直に事情について語っていたが、
    それがあまりにも少女じみていたために傭兵達は逆にアニマに対する信用を失った。
    また、アニマが話す内容から考えるに、
    花だけではなく廃棄されたとはいえ元企業の兵器との戦闘になるかもしれない。
    そうなれば花を探す変わった依頼は命がけのものとなるのだ。
    つまるところ、街の中でアニマの依頼を受けるような酔狂モノはいなかったのである。
    その為に街の傭兵達ではなく、あまり事情を知らないPC達に依頼が回ってきた。
    アニマがPC達に事情を不透明なままに伝えていたのは、そのような事情があるためだ。
    また、PC達に対する報酬が高額な理由の一つに、同様の依頼を既に何度も断られていることがある。
    ▼補足
    このシナリオで使用する予定はないが、下記自作データ集内のワールドセクションやNPC等を参照することでより円滑なセッション進行が可能になるかもしれない。
    黒絢のアヴァンドナー自作ミニサプリメント ver.1.12

    ■セッショントレーラー
    ある日、君達の元に届いた風変わりな依頼
    集められたアヴァンドナー/傭兵達
    依頼主は君達にこう言った。
    「荒野に咲く花を持ち帰って欲しい。」
    眉唾な話ではあるが、荒野に咲く花というのは多少なりとも興味を誘う。
    それに、報酬の額もそれなりに出るようだ。
    ――まあ、花を持ってくる依頼というのも、偶には悪くない。

    ハイマニューバ傭兵少女TRPG『黒絢のアヴァンドナー』

    「荒野に咲く花」

    一瞬を、その次の一瞬を
    咲きて朽ちゆく花々を忘れない為に

    【シナリオハンドアウト】
    《PC共通:依頼の為に集められた傭兵。企業所属、独立傭兵等制限はない》
    シナリオチャリス「任意」感情:任意(推奨:協力の為、好感情)
    ある日、あなたに対してフィクサー等を通して風変わりな依頼が届く。
    内容は何か変わったモノの調達だというが、詳細は依頼主が直接話すとのこと。
    報酬は高額であり、特に断る理由もなかったために引き受けた。
    そうして、あなたは依頼主の元へと向かったのであった。
    ※依頼を受けることが前提なので、受けられるPCで来ること。

    【オープニングフェイズ】
    【シーン1:集合】シーンプレイヤー:不定、全員登場
    ■解説
    依頼の詳細を聞く為に、依頼主の屋敷へ集まり、PC達の顔合わせを描くシーン。
    PC達は依頼主に指定された時刻に、図書館の街「ランガナタン」の依頼主の屋敷へ訪れる。
    全員が揃い、屋敷から使用人が出てきて中へ招き入れたところでシーンを終了する。
    ▼描写
    屋敷はランガナタン旧市街の端に位置する場所にあった。
    外観は西洋風の屋敷で、大きくはないが手入れの届いた庭園を見ることができる。
    屋敷の様子からはここに住まう者がそれなりに裕福であることが推測できるだろう。
    PCは現在屋敷の門の前にいる。
    目の前にある鉄製門扉は冷たく閉ざされており、外界と隔絶された印象を受ける。
    そこには他の傭兵の姿もあり、これは複数に出された依頼だと知る。
    他の傭兵――つまりはアヴァンドナー。知り合いか初対面かは好きにするとよい。
    GMは自己紹介の場面は「シーン2」に用意されていることをPL達に伝えるとよい。
    PC同士軽い名乗りくらいはするだろうが、ここではその程度で流しておこう。
    PC達が集まった頃、屋敷の使用人が出てきた。
    「……ええと、今回の依頼をお受けくださる傭兵様方でしょうか?」
    「失礼ながら主人の準備がまだ整っておりません。案内する部屋でお待ちくださいませ」
    と、使用人はキミ達を屋敷の中へと招き入れた。
    ■結末
    PC達が屋敷の中へと入ったところで次のシーンへと移る。
    GMは登場したPC達にチャリスの取得を示唆すること。

    【シーン2:君の名は?】シーンプレイヤー:不定、全員登場
    ■解説
    部屋に集まり、PC達の自己紹介する場面を描くシーン。
    部屋へ案内されると使用人は、しばらく待つように言う。
    部屋の中に残されたPCが達はこのタイミングできちんとした自己紹介をする。
    全員の自己紹介が終わったところに部屋に1人の少女が姿を現す。
    少女が姿を表したところでシーンは終了する。
    ▼描写1
    案内された部屋はどうやら応接室らしい。
    部屋に来るまでに屋敷の中を少し歩いたが、他に人の姿は見なかった。
    このことについて尋ねるとこの屋敷で暮らしているのは自分と主人だけだと答える。
    使用人はキミ達を部屋へ案内し、御茶を出すと主人を呼んでくると一言残して去っていった。
    ……さて、少し手持ち無沙汰だ。
    ここらで、今回集まった傭兵/アヴァンドナー同士のことを多少なりとも知るべきだろう。
    誰から始めたか。そうして、PC達の自己紹介が始まった。――
    ▼描写2
    お互いの自己紹介を終えたとき、廊下側からこちらへ向かう足音が聞こえてくる。
    足音は軽く、そして小走り気味にトントンと近づいてくる。
    そして、応接室の扉の前で止まり、少しして扉がゆっくりと開いた。
    扉の先に立っていたのは10代半ばくらいの少女だ。
    金色の髪に青色の瞳をした白い肌の少女、純白のドレスに身を包んでいる。
    彼女は優雅な動作で一礼した。
    ■結末
    少女が一礼をしたところで次のシーンへ移る。

    【ミドルフェイズ】
    【ブリーフィングシーン】マスターシーン、全員登場
    ■解説
    ブリーフィングフェイズを描くシーン。
    部屋に現れた少女は今回の依頼に集まってもらったことに礼を言う。
    そして、少女は今回の依頼の詳細について話し出す。
    ▼描写1
    部屋に現れた少女は優雅な動作で君達に一礼した。
    「初めまして、わたしはアニマ=エレオノーラと申します。以後、お見知りおきを」
    「皆様には本日はわたしの出した依頼の為にお集まりいただき感謝致します」
    その後、簡単なPC達の名乗り等をして、アニマは依頼の詳細を話す。
    ▼描写2
    「では、依頼の詳細をお話させていただきますね」
    「今回の依頼は、皆様に街の外、荒野からとあるモノを持ち帰って頂きたいのです」
    「わたしが欲しいモノ――それは『荒野に咲く花』です」
    「眉唾だとお思いでしょう。わたしもそう思います」
    「しかし、確かにその花は荒野の何処かにあるはずなのです。」
    前金1000ルアド、依頼完遂でさらに1000ルアド、合わせて2000ルアドが報酬です」
    「……受けて、いただけますか?」
    アニマは、不安そうに青い瞳を揺らして、キミ達に問う。
    キミ達が依頼を引き受けることを決めると、少女はにこりと微笑む。
    「……! 交渉成立、ですねっ」
    ――彼女の話では、花は荒野の何処かにあるのだという。
    しかし、彼女が知っているのはそこまでで、肝心の花に対する情報は知らないらしい。
    「でも、この街は情報の、図書館の街です。調べればきっと何か益のある情報があるはず」
    「図書館には多くの書物がありますし、わたしは行かせてもらえませんが、裏通りには情報を扱うことを生業とする方もいらっしゃると聞きます」
    「皆様、どうかお願い致します。わたしは、その花を見てみたいのです……」
    ■結末
    PC達が依頼を受けたらシーンを終了する。調査判定開始

    【調査開始】
    ■解説
    これ以降、調査判定を行うことができる。プレイヤー達が調査を望まずすぐにクライマックスフェイズに行くつもりであればクライマックスフェイズへ移行する。
    そうでない場合は、調査をできるシーンをPL側に提案してもらいその描写を行っていく。
    (例:図書館で花に対する情報を調べる、裏通りの情報屋をあたる、同業に尋ねる、...etc)
    ▼情報項目
    花の研究-A Study of Flower-(目標値7)
    緩和条件:周辺地域情報、オールドネットワーク
    過去、イーフェの研究機関がとある研究を行っていた。
    それは「ジアド粒子で汚染された大地に咲く花」についての研究である。
    ジアド生命体とでも言うべき、ジアド植物を作りだすというものだった。
    しかし、現在では凍結された実験であり詳細は不明である。
    ただ、何らかの事故によって実験の継続が困難になったという噂がある。
    廃棄された実験場は現在のイーフェアンダーグラウンドから東に位置する地点にある。
    ※ 【ジアドコスモス】【感情兵器】開放

    ジアドコスモス-Emotional Flower-(目標値5)
    緩和条件:企業コネクション
    ジアド汚染された地上においても咲く花の実験は成功していた。
    花はコスモスの様な花形をしており、花弁は紫色で仄かに発光するものであった。
    研究員の間では、誰が名付けたか「ホシノナミダ」などと呼称されていた。
    その花にはある特徴があった。それは周囲にある機械を狂わせるというものだ。
    この特徴が発覚したのはとある事故が起こった為である。

    感情兵器-Emotion Fortress-(目標値5)
    緩和条件:アドヴァンスドネットワーク
    事故、それは花の研究と並行して行われていた巨大兵器の暴走である。
    兵器の名称は「ファウスト」――黎明期の施設型要塞兵器である。
    一見すると研究施設のようであるが、有事の際には兵器としての破壊を振り撒く。
    この兵器の研究は広範囲の破壊と、自己回復機構に主眼が置かれていたようだ。
    ・・・
    それの暴走は突然だった。
    暴走したそれは花畑を抱いたまま、周囲へ破壊を撒き散らし始めた。
    実験は中止となり、結果として「ホシノナミダ」はそれと共に在り続けている。
    常時それは施設としての役割を演じて沈黙を守っている。
    が、脅威があれば無差別に攻撃を行う感情要塞へと成る――脅威とは、全てである。
    イーフェはそれの放棄を決定し、現在では忘れ去られてしまっている。
    ・・・
    ある研究者はいった。
    『ファウスト、花に対して情を持つか』

    真実-Truth-(目標値4)※全情報項目開示で調査可能となる
     緩和条件:なし
    兵器は感情を持ちえない。
    ファウストの暴走はジアドコスモスの種子繁殖期における生物間相互作用によるものである。
    繁殖期になるとジアドコスモスは種子を散布する。この種子は限定的な条件で電子機械類を狂わせるのである。
    ファウストの暴走原因はこれであり、当然ながら鋼鉄の兵器であるファウストは感情を持ちえることはない。
    実験後、ジアドコスモス及び「ファウスト」の研究機関は解体され、研究者達のその後は知れない。彼らは各地へと流れたようだが、落伍者達の末路を気にする者など、どこにいようか。

    ※調査をする場合は、調査をどのようにするかを聞いた後にそれに合うようにシーンを作成すると良いだろう。

    【シーン:追加】シーンプレイヤー:任意
    ■解説
    情報項目について、PCは調査を行う。
    ▼描写1
    任意
    ▼描写2
    任意
    ♠結末
    演出が終わり次第シーンを移行する。

    プレイヤーがすぐにクライマックスフェイズへ移行することを望むか。
    全ての情報項目の調査が終わった時点でクライマックスフェイズへ移行する。


    【クライマックスフェイズ】
    【クライマックスシーン】
    ■解説
    EFとの戦闘を描くシーン。PC達は戦闘領域となる施設がある場所へ向かう。
    描写を行った後、戦闘に突入する。
    ▼描写
    イーフェは東――情報の場所に存在する実験施設へ到着した。
    目の前には巨大な施設、あるいは「ファウスト」が存在している。
    どうやら施設側面の一部が透明な建材になっており、内部を確認できるようだ。
    内部を確認すると、仄かに紫色に輝く何かを見ることができる。
    ※【映像精密解析】を持つPCがいれば、それが依頼の花であると確認できる。
    側面は硬度な素材を使っているようで、ここからの侵入は難しい。
    ――その時、施設が震えだした。
    突如、施設から浮遊体が4つ発射され、君達の後方、施設を囲むように設置される。
    そして浮遊体が高出力のジアド粒子を放つ、施設周辺――戦場に丸い円が描かれた。
    施設を、いや、既に感情要塞と化したそれを囲む高出力の熱線は、まるで開花の様。
    この花を手折らずに、目的のモノを手に入れることは不可能だ。
    目の前のこれを止めるしかない。さあ、戦いの時間だ。
    ==========================================
    戦闘に関する特記
    PC達は戦闘開始時に、[中央]あるいは[In]のどこかに自身を配置すること。
    浮遊体/花弁ユニットはPC達の後方=[Out]セルへ配置されるため、
    PC達は自身を[Out]セルへ配置することは許可されない。

    ★戦闘終了条件
    以下の二つの条件のうち、どちらかを満たした場合、戦闘は終了する。
    ・EFの耐久値が0になる
    ・PC達が全滅する

    【敵編成】
    EF「ファウスト」×1【耐久値】PC×500(※)
    ※PC数が2以下かつ初期作成であった場合は【耐久力】×250程度にするとよい
    詳細:下記「■EFルーチン」にて。
    花弁ユニット×4【ZS】50 ZS出力10所持
    戦闘開始時に、3out、6out、9out、12outのセルに設置する。
    「機関停止」状態で《▼ジアド循環機構》の機能が停止する
    「破壊」状態で地上へ落下し、ユニットそのものが一時停止状態に陥る。
    「破壊」されたユニットは次ラウンドのセットアッププロセス開始時に完全な状態で復活。
    花弁ユニットは、ユニット個々に関係なく、計8回「破壊」されると以後は復活しなくなる。
    ▼ジアド循環機構
    設置セルからOutセルの射程3内にあるユニット間でジアド粒子の移動が行われ、それに伴い高出力の熱線が発生する。
    ジアド粒子の移動上にあるセルは侵入したユニットを焼き壊す熱壊領域になる。
    「機関停止」あるいは「破壊」状態でない時に、熱線及び花弁ユニットに触れたものは30ダメージを即座に受ける。

    ■EFルーチン
    エネミー名:ファウスト
    ラウンド制限:なし
    装甲(ダメージ軽減):0

    特殊
    ●指向性範囲地雷(地雷)
    ▼起動条件
    ラウンド毎のセットアッププロセス開始時に、3in、6in、9in、12inのどこかにランダムで地雷を1つ設置する

    詳細
    [感知地雷]耐久値1/指定セル上に設置

    攻撃詳細
    このセル上にユニットが侵入した場合、そのユニットと、中央セルを除く隣接セルにいるユニット全員に20のダメージ。EFの座標攻撃と他の地雷の効果範囲にこのユニットが存在した場合は、判定なしで爆発する。

    攻撃 □=【座標攻撃】 ☆=【拡散対象】 ▽=【対象攻撃】
    カウント12
    【起動条件】1ラウンド/☆
    【ルーチン詳細】[in]12
    【攻撃詳細】連射:10/威力:10/目標値:6/対象数:1
    【その他の条件】該当セルに最も近いユニットに対し【誘導】攻撃
    【演出】EFの頂部から大量の小型ミサイルが発射され、誘導に従いアヴァンドナーに殺到する

    カウント11
    【起動条件】2ラウンド毎/演出
    【演出】EFに膨大な量のジアド粒子が集束していく――蓄積

    カウント10
    【起動条件】1ラウンド/□
    【ルーチン詳細】 [in]全セル、中央セル
    【攻撃詳細】連射:8/威力:7/目標値:8/対象数:該当セル上全てのPCユニット数
    【その他の条件】該当セル上にいるPCユニット
    【演出】EF上部からの機銃掃射

    カウント9
    【起動条件】1ラウンド/□
    【ルーチン詳細】 [in]1d12セル×2
    【攻撃詳細】該当セル上に地雷を2つ設置する。設置するセルの1d12の出目が同値の場合は再判定を行う
    【その他の条件】なし
    【演出】EFから地雷が撒かれる

    カウント8
    【起動条件】1ラウンド/☆
    【ルーチン詳細】[in]8
    【攻撃詳細】連射:10/威力:10/目標値:6/対象数:1
    【その他の条件】該当セルに最も近いユニットに対し【誘導】攻撃
    【演出】EFの頂部から大量の小型ミサイルが発射され、誘導に従いアヴァンドナーに殺到する

    カウント7
    【起動条件】1ラウンド/□
    【ルーチン詳細】 [all]全セル
    【攻撃詳細】効果:該当セルPCは即座に1つ前/後ろのセルに移動する
          対象数:全てのPCユニット【無効化:ジグスラスト】

    【その他の条件】該当セル上にいるPCユニット
    【演出】激しい頭痛、幻覚を伴う強力なハッキング電波をPC達に向けて発する
    【効果詳細】効果を受けたPCは1つ前/後ろのセルへと移動しなければならない。
          外周セルにいるPCはそのセルの内周に、内周セルにいるPCはそのセルの外周に、
          中央セルにいるPCは1d12を振り、出た目の内周に移動しなければならない。

    カウント6
    【起動条件】1ラウンド/▽
    【ルーチン詳細】 [in]全セル
    【攻撃詳細】連射:1/威力:0/目標値:8
          効果:命中したPCは次に行う命中判定1回にマイナス1のペナルティが発生する
          対象数:該当セル上の全てのPCユニット

    【その他の条件】該当セル上にいるPCユニット
    【演出】激しい目眩を伴う強力なジャミング電波をPC達に向けて発する
    【効果詳細】効果を受けたPCは次に行う命中判定1回の目標値にマイナス1のペナルティが発生する。

    【起動条件】2ラウンド毎/▽
    【ルーチン詳細】 [in]全セル、中央セル
    【攻撃詳細】連射:6/威力:10/目標値:8/対象数:該当セル上全てのユニット数
    【その他の条件】該当セル上にいる全てのユニット
    【演出】ジアドスフィアの小規模爆発――萌芽
    【特殊な効果】該当セル上の地雷は全て爆発する

    カウント5
    【起動条件】1ラウンド/□
    【ルーチン詳細】 [in]全セル、中央セル
    【攻撃詳細】連射:8/威力:7/目標値:8/対象数:該当セル上全てのPCユニット数
    【その他の条件】該当セル上にいるPCユニット
    【演出】EF上部からの機銃掃射

    カウント4
    【起動条件】1ラウンド/☆
    【ルーチン詳細】[in]4
    【攻撃詳細】連射:10/威力:10/目標値:6/対象数:1
    【その他の条件】該当セルに最も近いユニットに対し【誘導】攻撃
    【演出】EFの頂部から大量の小型ミサイルが発射され、誘導に従いアヴァンドナーに殺到する

    カウント3
    【起動条件】1ラウンド/□
    【ルーチン詳細】 [in、out]1、3、5、7、9、11(奇数)セル
    【攻撃詳細】連射:10/威力:20/目標値:9/対象数:該当セル上全てのPCユニット数
    【その他の条件】該当セル上にいるPCユニット
    【演出】EF本体からの超出力の非実体ジアドブレードの展開
    ○追加
    【起動条件】2ラウンド毎/演出
    【演出】EFに膨大な量のジアド粒子が集束し、球状の多段層ジアドスフィアが発生する――花が咲こうとしている

    カウント2
    【起動条件】1ラウンド/□
    【ルーチン詳細】 [out]1d12セル×2
    【攻撃詳細】該当セル上に地雷を2つ設置する
    【その他の条件】なし
    【演出】EFから地雷が撒かれる

    【起動条件】2ラウンド毎/▽
    【ルーチン詳細】全セル
    【攻撃詳細】連射:8/威力:10/目標値:8/対象数:該当セル上全てのPCユニット数
    【その他の条件】該当セル上にいるPCユニット
    【演出】ジアドスフィアの超規模爆発――そうして、花は咲いた
    【特殊な効果】該当セル上の地雷は全て爆発する

    カウント1
    【起動条件】1ラウンド/▽
    【ルーチン詳細】[中央]中央セル
    【攻撃詳細】非「破壊」状態の花弁ユニット1つにつき、50のZS/耐久値回復/対象:EF
    【その他の条件】未破壊の花弁ユニット1つにつき、中央セルにいるEFは50のZS/耐久値を回復する。
    【演出】花弁ユニットから中央セルに向けてジアド粒子が供給される。EF内部、ホシノナミダが輝きを増す。

    ==========================================
    【エンディングフェイズ】
    エンディング『花にまつわる顛末』
    共通 → 花を持ち帰るか否かで分岐

    「ファウスト」は動きを止め、PC達は動いている。勝利だ。
    しかし、未だ「ファウスト」は破壊されてはいない。
    内部のジアド機関は死に体ながらも稼働を続けている。
    限界寸前の「ファウスト」に残された最低限の機能は花畑の守護に使われていた。
    外壁を剥がされ、感情を露出した要塞――その内にあるのは小さな花畑。
    そこには、PC達が求めていた「ホシノナミダ」の淡い紫の花が咲いていた。
    それは「ファウスト」によって、薄いジアドスフィアに包まれている。
    破ることなど、PC達には容易い。触れるだけでも、この防護は霧散するだろう。

    ただし、この防護を破るからには花の種としての生命はここで終わる。
    例え持ち帰ったとしても、花はジアド粒子がない場所では生きられない。
    持ち帰るには、事前に渡されていた容器を使用することになるだろう。

    破らなければ、放棄されたこの場所で、これからも花は咲き続けるのだろう。
    どのような選択をしたとしても、そのとき、その場所で。
    ―――ホシノナミダは穢れた荒野の風に触れ、仄かに美しく輝いていた。
    [分岐後]
    [持ち帰った]
    PC達は街へと帰ってきた。
    色々と大変だったが、報告を済ますまでが任務だ。
    屋敷では、アニマがPC達を出迎えてくれる。
    「皆様、お疲れ様でした」
    「これも依頼ですから。報告はちゃんとした形で行わせていただきますね」
    「まずは、依頼の品――荒野に咲く花を拝見します」
    彼女は保存容器に入った――既に生命として死を迎えた――花を手にする。
    「そうですか、これが……」
    彼女は愛おしいもののように花をしばらく見つめていた。
    「ええ、美しいですね。確かに、依頼は完遂です。本当にありがとうございました」
    PC達に、深々と礼を述べた。そして、報酬を渡す。
    「報酬はこちらに」
    そうして、PC達は2000ルアドを手渡される。
    「前金と合わせて3000ルアド、約束通り、確かにお支払しました」
    にっこりと、彼女は微笑んだ。
    [持ち帰らなかった]
    PC達は街へと帰ってきた。
    色々と大変だったが、報告を済ますまでが任務だ。
    屋敷では、アニマがPC達を出迎えてくれる。
    「皆様、お疲れ様でした」
    「これも依頼ですから。報告はちゃんとした形で行わせていただきますね」
    「まずは、依頼の品――荒野に咲く花を拝見します」
    彼女は花は存在したが、PC達が持ち帰らない決断をしたことを聞いた。
    「そうですか……。残念ですけれど、わたしはそれを非難することはしたくありません」
    彼女は愛おしいもののようにPC達を見る。
    「花は見れませんでしたけれど、うつくしいものは見ることができました」
    「依頼は完了ですね。…ありがとうございました」
    PC達に、礼を述べた。そして、報酬を渡す。
    「報酬はこちらに」
    そうして、PC達は2000ルアドを手渡される。
    「前金と合わせて3000ルアド、約束通り、確かにお支払しました」
    にっこりと、彼女は微笑んだ。

    エピローグ『メフィストフェレスは何であったか?』
    落花
    PC達が報酬を受け取った後、アニマは語りだした。
    「……昔、ジアド粒子の汚染が拡大している頃のことです」
    「星を、穢れから護ろうとした人々がいました」
    「彼らはジアド粒子を吸収し穢れないものとして大地に還元する装置を研究していました」
    「そんなときに、ある研究者がふと思いついたのですよ」
    「大地を穢すジアド粒子を栄養とし咲く、美しい花があれば素敵じゃないか、と」
    「―――これは昔話、御伽噺のようなものです」
    と、彼女はその青い瞳を閉じる。
    「研究はとある事故で中止になったそうです。花も、装置も、その研究者すらも、その後は」
    「まったくもって、夢のあるようで夢のない話ですね」
    「でも、わたしはこの話が、御祖父様が語ったこの話が、とても好きなのです」
    彼女は目を開き、その青い瞳を花/PC達に向ける。
    その表情は、様々な感情が入り混じった微笑みを浮かべていた。
    「わたしには、それはとても綺麗なものに思えるのですもの」
    「それがどのようなものであれ、どのような結末を辿ったのであれ」
    「それは、とても純粋で、とても綺麗な――そういうものだと思うのです」
    こうして、今回の依頼は終わった。PC達も、別々の帰路へと着くだろう。
    ふとした拍子で道が交わったキミ達はまた別々の道を歩み出してゆく。
    何か得た者もいれば何も得なかった者もいるだろう。
    どちらにせよ、キミ達はこの世界でこれからも生き続ける。
    一瞬を積み重ねて、いつか壊れるその時まで。

    一瞬を、その次の一瞬を
    咲きて朽ちゆく花々を忘れない為に

    前金の1000ルアドに加えて、任務達成報酬の2000ルアドが支払われる。
    ジアドカートリッジ等を使用していた場合には、その分のコストを支払うこと。
    これでシナリオ終了です。お疲れ様でした!

    【シナリオノート】
    このシナリオはあるときTwitterで「ジアド植物とかありそう」とかなんとかいう与太話をフォロワーの方としていたら思いついたものです。そのときはアヴァンドナーちゃんに寄生する植物とか、冬虫夏草じみた話をしていました。そのときにオリジナルアンダーグラウンドの設定を作っていたこともあり、それを舞台に作成しているので、分かりづらいところも多々あるかもしれません。
    黒絢のアヴァンドナー自作ミニサプリメント ver.1.12
    こちらの自作ミニサプリのワールドセクションやNPC等でそれらの設定を多少知ることができます。実のところ、依頼主のアニマや、使用人の秋桜にももう少し設定があるのですが、単発シナリオとしてオミットしています。ミニサプリの方にも書いてないので時間があれば出したいです……。

    公開した内容に何か質問や不明な点がありましたら気軽に御連絡ください。
    ブロマガのコメントでも構いませんが、TwitterのリプライやDMですると早めに反応できるかと思います。また、生放送配信中等でも問題ありません。

    こんなところまで読んでくださり恐悦至極です。有り難う御座いました!

    クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
    この 作品 は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 - 継承 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。









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