それから
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それから

2016-05-12 09:21
    こんにちは

    昨日から、それからを読んでいます。
    昨年、知り合いの人から面白いから読んでごらんなさいと
    それからを渡されました。
    しかし、このわたされたそれからというものは
    その人がとっている新聞に連載をされているもので、
    毎日切り抜いたものを、専用のノートに張り付けて
    作られた、いわばスクラップされたそれからのノートです。

    一度読みかけたことがありましたが、新聞紙への印刷ですから
    わたしには読みづらいものでした。
    そのまま読まずにいたのですが、かれこれ長く借りていることになります。
    ちゃんと読まなければと思いましたが、やはり新聞のスクラップからなる
    それからは読みにくそうです。

    そこで、文庫本になっているそれからを買いました。
    そして、昨日から読みだしたのです。
    しかし、読んでいるといっても電車での移動時間の間だけしか
    読んでいませんので、まだまだ読み終えられそうにありません。

    今朝、電車で帰宅するときに読んでおよそ200ページ。
    全部で400ページはなさそうですが、まだ半分くらいしか読めていません。

    さて、それからとは。
    夏目漱石の作品です。何をするでもなく職に就かず、細君をとらず、
    何かを目標に生きるでもなく、かといって、悪い遊びをするのでもない、
    そんな三十路の男が主人公です。

    そういえば、夏目漱石の坊ちゃんでも、特に将来に夢を持つわけでもない
    青年が主人公になっていました。
    坊ちゃんのほうも、何かを目標に生きるわけでもない青年ですが、
    兄から財産を分けてもらって、その金で学校へ行き、その後は
    四国にわたって教師をするという話です。しかしそれはすべて流れの
    結果にいたるもので、坊ちゃん自身もそれが大事と考えておらず
    いつでもやめて構わないくらいに思っていた感じがします。

    それからでは、坊ちゃん以上に何をするでもない男性が主人公です。
    なにせ、そうなるよう流れがあっても、その流れに乗ろうとはしないのですから。
    かといって主人公には教養もあります。
    ですがなにもしません。

    長く何も言わなかった家族もそろそろ嫁をとれだのと言ってくるようになりました。
    また、大の親友は一度仕事にしくじり、走り回った挙句に
    再就職を決めるなど、主人公にはない働く生きがいや、働かざるを得ない
    現実を目の当たりに見せられます。

    けれど、そうしたシバリが主人公の男性には不得手のようです。

    半ばまで読んでみて、主人公だけに感じた印象は今のところ
    こんな感じです。
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