それから 読み終えました
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それから 読み終えました

2016-05-23 22:49
    こんにちは

    昨日競馬にいく電車でようやく、それから を
    最後まで読みました。

    この最後に至ってようやく話しの説明がされてました。
    主人公の代助は三千代と三千代の兄と仲が良く、
    三千代の兄は妹の控えめなところを直そうと代助と交友を
    持たせようともしていた過去があり。
    そのため三人は、三人の交友を深めていたけれど
    あるとき、突然に三千代の兄が死んでしまって、
    三人の深めていた交友が二人になってしまった。

    このとき三千代に惹かれていながらも、自分の立ち位置を崩したくなかった
    代助は、自分と三千代の関係ではなく、友人平岡をいれた
    三人の関係を作ろうとしてしまった。
    つまり、平岡に三千代を紹介して結婚させてしまったんですね。

    これが代助のいう、若さの過ちだったというものです。

    けれど自然に任せることを無責任に感じた若さは、取り返しのつかないほど
    三十路になった代助を苦しめだした。
    それは、仕事に追われ家庭への関心が薄い平岡、
    もっと言ってしまえば、妻三千代と言葉を交わす時間もろくにない
    平岡に、お前では三千代さんがかわいそうだと思わせるようにもなった。

    そこで、我慢しきれず三千代へ代助は自分の募る気持ちを伝え、
    さらには、平岡を呼び出して、自分の気持ちを伝えることになります。

    平岡は、妻と代助が現実に好きあっていることを受け止め、
    代助が要求するように三千代を渡すことを約束しました。

    ただ、三千代がそのとき体を悪くして命の危険はないにしても
    それに準ずる虞れがあったため、元気になるまでは夫としての
    責任を果たし、看病をするからそれまでは渡せないこと。
    そして、その間の夫は平岡であるのだから、けっしで
    平岡の家に代助は訪ねてくることを禁じること。
    そして、金輪際代助との付き合いは絶交にすること。

    これらの条件を出しました。
    なるほど、もっともだと代助はこれを聞き入れました。
    ただ、容態が悪くなったら一度だけ会わせてほしいと付け加えました。
    容態が悪くなり三千代が亡くなった後の亡骸を見るまで会えないのは
    許せないと平岡に迫ったのです。
    これに対して平岡は、はっきりと答えることはできない。
    なぜなら自分は二度と代助に会いたくはないから。
    だから、その時になったとき考えるとだけ平岡は答えました。

    この時の平岡は感情に流されることなく、理性的、論理的に考えて
    いるように思われます。

    しかし、こののちにやはり割り切れないのでしょう。
    この顛末を手紙に記して代助の父親に送ってしまいます。

    代助本人に手紙を書きつけるのではなく、父親にあてるところは
    平岡の復讐と考えてもいいのではないでしょうか。

    その結果として代助は父子の縁を切られます。
    また、兄からもお前という人間はわからん奴だった。
    しかしいつかはわかる人間になるだろうと期待をしていたが
    とうとうこんなわからないことをしでかすようになった。
    世の中わからない人間ほど怖いものはない。
    こうしたことが、父の立場や兄たる自分の立場にどんな影響を
    与えるか、それが家族の人間にしていいことか、そんなことも
    わからないようなやつとはもう付き合えない。
    自分も金輪際お前との付き合いはやめる。
    と言われてしまいました。

    これは今まで生活の援助を受けていたが、今後一切はどこからも
    援助を受けられなくなることになります。
    その事態に直面してようやく代助は仕事を探しに外へと
    出ていきます。

    それが、それからの終わり方でした。
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