ミネラルショー⓸
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ミネラルショー⓸

2019-10-20 20:43
    こんにちは

     ミネラルショーでは12日土曜日と13日日曜日に
    講演会が予定されていました。
     ところが12日の土曜日は台風が近づいていたということもあって
    開始早々に講演会は中止が発表されました。
     13日日曜日に、土曜日中止になった講演会のひとつが
    合わせて催されました。


     まず一つ目は、
    『アンモナイトは死んだあと、沈むのか?浮くのか?』
    という話でした。

     アンモナイトが死んだあと浮いてしまうものならば、
    海面を漂い、潮に流されてそののちに沈んだところで化石が
    発見されることになります。
     すると化石が見つかった場所とアンモナイトが生きていた場所は
    一致しなくなります。
     しかし、死んだあとにその場に沈むのであれば、化石の見つかるその場所が
    アンモナイトの生きていた環境だということになります。


     ところで、オウムガイの行動パターンというグラフですが
    昼の時間は垂心300m以上の深い場所に移動して、夜になると
    垂心150mほどの深さの場所まで上がってきています。
     水深は10m深くなると1気圧上がるそうですからオウムガイは
    昼と夜とで150mほど上がったり沈んだりしているわけですから
    15気圧程も1日の間で変化させているわけです。
     
     その浮いたり沈んだりを調整しているのは貝の中心の方の渦の中にある
    気室のガスを調整しているらしいです。
     オウムガイもアンモナイトも貝の渦の中全部に体が入っているのではなくて
    体じたいは貝の渦の外側だけに入っていて貝の渦の内の方は空っぽで
    ガスが入っている状態です。
     アンモナイトの化石を調査するとほとんどがこの貝の内側の気室に
    破損がなかったそうです。
     破損があればそこからガスが漏れ出て海水が入って沈むわけですが
    アンモナイトの化石にはそれがないのだそうです。
     すると、アンモナイトは気室に海水が入らなくても沈んでいた
    ということになるわけです。
     この講演会ではもっとアンモナイトが死んだあとすぐに沈んだという
    理由を説明されてたんですが、いまはもう忘れてしまいました。



     もう一つの講演はスピノサウルスの化石を発見した人の話でした。
     パナソニックの社員さんだそうです。
     普通に会社員なので、休日に車で1時間程度で行けるところまでしか
    化石を探しに行かないのだそうです。
     その代わりに転勤があるので、転勤先で化石を探しに行くことができると
    楽しんでいらっしゃいました。
     九州にいる時にも恐竜の化石を見つけたことがあるそうです。
     
     さて今回は和歌山県にみかんを買いに行った時のことです。
     みかんを買いに行っただけなので、化石を探す道具も準備も
    してませんでしたが、みかんを買った帰りに見下ろした海岸に
    化石を探すのによさげな石が見えたんだそうです。
     すると、道具も何にもないけれど、そこに行かずに帰る気になれない。
     分かりますよねえ。お金がなくても好きなもの売ってる店があったら
    見ないで帰ることができない、あの気持ちですよねえ。

     海岸に落ちていて気になっていた石というのは泥岩です。
     粘土が堆積してできた石ですね。
     これは柔らかいので、はいていた革靴でゴンと蹴ってやるだけで
    割れるんです。
     すると割れた断面に、「亀」の甲羅の化石が見つかったそうです。

     亀が出たということは、テンションが上がってくるわけです。
     亀の化石が出たということはもっとすごいものがでてくる
    可能性を感じたわけです。

     すると、歯の跡を見つけたんです。

     歯の跡があるということは、歯があるはずなんです。
     蹴ってバラバラになった破片を集めて一所懸命に探していると
    それがあったんです。


     歯の形が釣鐘型をしていることや縦に筋が入っていることから
    すでに海外で発見されているスピノザウルスと同じものと
    分かったそうです。


     おそらくは水辺に生息していだろうと思われる。
     今のワニに似たような岸辺や水辺で生活していただろうと
    考えられる。




     さて、この講演にはゲストがいました。
     このスピノザウルスの立体造形をした人です。



     あの海洋堂の古田悟郎さんです。




     見ている客席の方でもテンションが上がりました。
     海洋堂の人だ。


     そしてこれが海洋堂の古田さんが造形したスピノザウルスです。










     化石についての質問がある中、造形についても質問も上がってきます。
     好きですねえ。


     本当は、化石から言うと、スピノザウルスは前脚の方が
    長いそうです。


     しっぽはわにを意識したそうです。


     色は、化石からはわかりませんから、自分の理屈でできた色ですよね。










     この立体造形と海洋堂の人に会えたことがとっても嬉しかったです。
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