心理学の研究のために自分で自分にEMDRを行ってみた
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心理学の研究のために自分で自分にEMDRを行ってみた

2014-09-14 07:46
    おはこんばんちは。桜花はるこです。

    今回はタイトルにあるように自分で自分にEMDRを行いました。
    EMDRによるPTSDの治療を考えている方、EMDRに興味をお持ちの方は軽くでもいいので
    一通り目を通してから今後の治療の参考にしていただければと思います。
    「長い文章は苦手!結論だけ読みたい!」という方はまとめまで飛ばしちゃってくださいね。


    さて、先にEMDRが何の略称かを説明いたしますと、
    「Eye Movement Desensitization and Reprocessing」の略称です
    これを訳しますと、「眼球運動による脱感作(だっかんさ)と再処理法」となります。

    ※事前に言っておきますが、EMDRは催眠感受性の高い方には不向きな治療法です。
     催眠感受性の高い方は、EMDR以外の治療法をお勧めします。


    この方法は主にPTSDに効果があると言われています。
    PTSDとは「Post Traumatic Stress Disorder」の略称で、
    訳しますと「心的外傷後ストレス障害」となります。 ※心的外傷=トラウマ


    はてさて、PTSDとは何ぞや?初めて聞いたぞ!と思う方がいらっしゃると思います。
    まずはどういったものなのか簡単に文章で説明いたしますと、

    強い精神的障害を受けることが原因で、
    普段の生活や心身に影響を及ぼす精神的な後遺症の事です。
    トラウマに関わる症状が4週間以内に収まればASD(急性ストレス障害)なのですが、
    4週間経過した後も精神的な障害が継続されるのがPTSDと呼ばれます。

    次はどのような症状が起こるのか説明いたします。

    日常生活を普通に送っていますと、何故か急にトラウマになった場面が
    鮮明に思い浮かぶ(フラッシュバックが起こる)のです。

    そしてフラッシュバックした際、
    反射的に「わっ」とか「やめてやめてやめて!」などと大声で言ってしまったり、
    物に八つ当たりなどをしてしまったりします。

    そしてこれがエスカレートしますと、
    フラッシュバックの際に反射的に自傷行為を行ってしまう事もあります。

    もう一つの特徴的な点は、
    その記憶を自分で頑張って思い出そうとしてもその場面を鮮明に思い出すことは出来ません。
    切れ切れにしかその場面を思い出せないのです。

    ここまでがPTSDについてでの説明です。
    自分で出来るだけ噛み砕いて説明してみましたが、分かり難かったらすみません。


    さて、何故自分で自分にEMDRを行ったのか…と説明いたしますと、

    自分は度々小学生の頃のトラウマや、友達を傷つけたかもしれないと思った一言。
    職場で起こった些細な事が良くフラッシュバックします。
    しかし、最近になって症状が顕著になっている事に気づきました。

    少し前は嫌な事を思い出すたびに叫んだり布団にパンチしたりしてたんですが、
    最近になって自分をボカスカ殴りつけたり頬に強くビンタをするようになりました。
    自分でも引くぐらいに。

    でも、ある日急にふっと思い出したのです。

    「あ、そういえばこんな症状前に勉強したわ…」 と

    自分は臨床心理学を学んでいるのですが、その事をすっかり忘れていました。(大馬鹿者です)

    教科書を読んで探した結果、
    自分に起こっている症状がPTSDで間違いないだろうと確信を持ちました。

    更に続けてその項目を読み進めていきますと、EMDRの事が記述されていました。
    EMDRがどのような方法か簡単に説明いたしますと、

    目を左右にリズミカルに動かしながらトラウマの原因となった出来事を思い出し、
    安全の確保された環境の中でトラウマの記憶に伴う苦痛を和らげようとする試みです。

    このEMDRに興味を持った私はネットで色々調べ、自分で試してみようと思いました。
    身をもってEMDRのメリットとデメリットを体験できると思ったからです。
    ※注意※
    自分はあくまでも研究のために行っていますので、PTSDの疑いがある方は
    病院に相談」して「自分に合った先生の元」で「正しい治療」を行ってくださいね。

    十分にリラックスしてから5円玉に紐を括りつけてリズミカルに動かし、
    トラウマの原因になった出来事を出来る限り思い出した後、
    日記に思い出した出来事の詳細と、今はどのような気持ちなのかを書き記しました。

    すると、すうっと気持ちが軽くなりました。
    トラウマの原因になった出来事を思い出す際、強い罪悪感や後悔が凄く感じられましたが、
    今はふっと思い出せます。
    「あーそういえばあんな事あったなー」って感じですね。

    凄い効果だ!と初めは思い、就寝したのですが、次の日にデメリットが…


    翌日

    だるい。凄い倦怠感。とにかくフワフワした感じ…。何にもやる気が起きない…
    …上記の文章だけで分かる方は分かると思いますが、そうです。
    EMDRを経験すると鬱状態になります。
    実はこれを書いている今も鬱状態は継続中です。(少し回復しましたが…)

    自分は以前にも鬱になったことがありますが、薬を用いての治療はしていません。
    以前は食事で改善することが出来たので、今回も食事で改善を目指します。

    ※簡単に食事の内容を説明いたしますと、毎食、バナナ・豆乳・納豆を食べました。
    (バナナと豆乳はミキサーにかけてバナナ豆乳にしてました)

    ただ、それ以来フラッシュバックはかなり減ったと思います。
    他のトラウマを思い出しても、激しく暴れる事もなくなりました。
    (思い出しても 「うっ…」 ってなる程度になりました)

     まとめ

    ・EMDRはPTSDに有効だが、催眠感受性の高い方には不向き。

    ・EMDRのメリット
     …気持ちが軽くなり、記憶が整理される。ふっと思い出せるし、思い出しても罪悪感や後悔  
      が消えている。

    ・EMDRのデメリット
     …治療を受けると鬱状態になる。不向きな方は治療を受けて始めて一週間程苦労する。

    ・どの心理療法にも言えること
     …虐待PTSDは治しにくい。先生との相性や信頼関係が重要ですが、先生の力量も重要。
      治療を始めると具合が悪くなる。

    ・要らない情報かもしれないけど 鬱な時はバナナ×大豆製品がオススメ。


    最初から最後まで読んでくれた方、最後のまとめだけでも読んでくれた方、
    本当にありがとうございました。

    EMDRのメリット・デメリットそれぞれありますが、
    この記事が皆さんのPTSDを治す手助けになればと思います。





                                      桜花はるこ

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