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記事 4件
  • 神保町映画祭リターンズ/ 「心中奇譚」平田健監督インタビュー

    2016-09-22 00:00  

    神保町映画祭リターンズWEB配信に伴い、監督の平田健さんへ「心中奇譚」についてのお話や監督自身のことをインタビューさせていただきましたので、配信とあわせてお楽しみください。

    タイトルの由来は?キャストとの打ち合わせ中に決まったタイトルですが心中を扱ったテーマなので、それに加えて怪談話風に「奇譚」を足して「心中奇譚」となりました。


    制作の経緯をお聞かせくださいますか?

    平澤瑤君を主演にするとしてどのようなお話が描けるか考えて企画がスタートしました。

    同時に、和風な作品なので海外の方が新鮮味があって受けが良いのではないかと思い、セリフなし・世界観勝負のコンセプトで制作されました。

    コンテは書いていますか?

    セリフもないので具体的な脚本も絵コンテもありませんでした。ただ、クライマックスのシーンでは崩壊していく女の顔を人形でを制作する上で必要になったのでそのシーンの絵コンテは作成し

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  • 神保町映画祭リターンズ/「心中奇譚」レビュー

    2016-09-21 00:00  

    奇譚=きたん、とは、珍しい・不思議な話のことをいう。心中奇譚は、赤紙がきた男の気の迷いを、不思議な女との心中を絡めて描いた作品だ。台詞は一切なし。赤と青、緑と水を巧みに操り、妖艶かつおどろおどろしい映像で、男の感情を表現している。どこか江戸川乱歩の「屋根裏の散歩者」や「人間椅子」に通じる世界観がある。人間が隠し持っている隠微さを10分の映像で引き出す、アーティスティックな作品だ。

    文/ユーリ・ニシロフスキー
    プロフィール文筆家。キャサリン・ヘップバーン好きの母と、小津安二郎好きの父の影響で、幼い頃から映画好きに。酒と映画があれば幸せ。と思っていたが、最近は健康と映画というヘルシー志向へ移行中。
  • 神保町映画祭リターンズ/ 「名無しの幽子」齊藤雄基監督インタビュー

    2016-09-15 00:00  

    神保町映画祭リターンズWEB配信に伴い、監督の齊藤雄基さんへ「名無しの幽子」についてのお話や監督自身のことをインタビューさせていただきましたので、配信とあわせてお楽しみください。  
    制作の経緯をお聞かせくださいますか?

    群馬県の桐生市で行われている“きりゅう映画祭”というイベントで行われたシナリオ公募の応募作です。実行委員の方たちが数本に絞ったものの中から僕が自分で撮ってみたいものグランプリとして選び、実際に撮る、というものでした。数年前のきりゅう映画祭の短編映画コンペで、僕の制作した「フルスイング」という作品がグランプリをいただいた縁で今回のお話をいただきました。


    コンテは書いていますか?書いていません。
    キャスティングはどのように決められたのでしょうか?

    桐生市にゆかりのあるお話なので、新聞等で地元の人に募集をかけそこからのオーディションで選びました。主人公の男性は地元のお

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  • 神保町映画祭リターンズ/「名無しの幽子」レビュー

    2016-09-14 00:00  

    幽霊が見える男、弘幸。実家に帰省すると女の子の幽霊がいた。彼女は弘幸のことを知っているようで、探し物をして欲しいと彼に頼む。弘幸は名無しの幽霊を幽子と名付け、一緒に探し物を探す。幽霊と夏祭りという、日本の夏の風物詩を題材に、監督が描いているのは「許し」である。誰もが心の奥底に後ろめたいものを隠しているものだ。それを死ぬまで隠し続けるか、隠し通そうとしても、浮き輪のように浮いてくる後悔の念。そこをどう払拭するか、意外と奥深いテーマをわかりやすく伝えているのは、監督の手腕であろう。

    文/ユーリ・ニシロフスキー
    プロフィール文筆家。キャサリン・ヘップバーン好きの母と、小津安二郎好きの父の影響で、幼い頃から映画好きに。酒と映画があれば幸せ。と思っていたが、最近は健康と映画というヘルシー志向へ移行中。